Vita Mandoloncellistica

マンドロンチェロ弾きcockatooの生活
マンドリン関係のこと・・・は少ないかも(笑)

2005年09月09日 | Free Talk
今現在我が家の冷蔵庫の中に合計14個の梨たちが・・・ 
その一部を写真に撮ってみました。



いやもうどうしましょ(嬉しい悲鳴) さすがの私にも食べきれないかも。 いや食べますけどね。 意地でも。

左手前が「秀玉」
右手前が最近珍しい「長十郎」
そして、キッチンスケールの上とその周りにあるのが「稲城」

一番大きい「稲城」は860gありました。 でかっ!

やっぱり「稲城」が一番んまいんですけど、早く食べないとすぐに味が落ちちゃうんですよね。 急がなきゃ。



■【CD Rack】に5枚追加しました。

「失われた都」

2005年09月09日 | Mandolin Life
昨夜こっそり・・・たいした盛り上がりもなく(苦笑)バレーボールやってましたね。 アジア選手権の3位決定戦。 韓国に快勝!!はいいんだけど、高橋選手はなんでいないの?? でも荒木選手がまともにプレーしてるのを始めて見れたので結構満足(笑) 試合終盤木村選手をセッターとして起用されてましたね・・・でもほとんど機能してませんでしたね。 木村選手セッター計画はうまくいくと夢が広がるんだけど。 今後に期待!!

で、3位になったのはいいけど、その前の準決勝でカザフスタンに負けたのが納得いかん。 勝てた試合に見えましたけど。 後半しか見てないけど。 しかも中継では第4セットカットされてたし。

それからもひとつ。 あのガキどもは誰?? なにも不治テレビの真似してあんなの使うことないのに。 「スーパーテレビ」風にとことん密着してみるとかさぁ。 独自の方法を考えればいいのに。
あんなガラの悪いガキども・・・ なんか○ャ○ー○のタレントさんたちってどんどんガラ悪くなってきてませんか? 最近はああいうのがイケてるの? 昔はもっとみんなかわいい顔しる子が多かったのに。



前置きが長くなりました・・・

「cockatoo的曲紹介」いよいよ最後の曲・・・「失われた都」です。
言わずと知れた「せーいち」・・・もとい、鈴木静一先生の名曲です。

以前にも書きましたが、この曲を演奏するのは私自身7回目。

 ①高校3年生=中央大学附属高校マンドリン倶楽部第24回定期演奏会(1988年)
 ②大学2年生=中央大学マンドリン倶楽部第59回定期演奏会(1990年)
 ③アンサンブル・アメデオ第15回定期演奏会(1999年)
 ④新所沢マンドリンクラブ第18回定期演奏会(1999年)
 ⑤中央大学マンドリン倶楽部創部60周年記念演奏会[第77回定期演奏会](1999年)
 ⑥鈴木静一生誕100周年記念演奏会(2001年)

これだけの回数演奏してきましたが、初めての発見が今回たくさんあります。

 「おっ! ここはこんな響きがするのか」とか
 「ここはこういう風に各パートが絡むのか」とか・・・

今まで確かにパワーと勢いだけで押し切ったような演奏をしていたような気がします。 そういう演奏をすると弾いている方は実はとっても気持ちいいんですけど・・・ お客さまには不快だったかもしれませんね。
大好きな曲なんですけど、他の演奏会で聴いてあんまりいいと思ったことがないのはここらへんが原因かもしれません。

丁寧に細かい部分を作って、もしかしたら鈴木先生自身も期待してなかった・・・マンドリンオーケストラではここまで表現するのは無理だろうな・・・でも一応音符は書いておくか・・・みたいなものが少しは表現できているんじゃないでしょうか。

もしかしたら直接鈴木先生の指導を受けた方とかにとっては「こんなの“都”じゃない」って思われちゃうかもしれません。 でも今回の演奏でこの曲の新しい一面を感じていただけたらたら嬉しいです。

 
「失われた都」と言えばこの曲想ナレーション・・・

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 青い夏草の中に、いくつもの礎石が散らばっていた。 その配置からは、壮麗な建物が堂々軒をそばだてていたことが読みとられる。 赤い太い円柱―白い壁―そして青の屋根― この遺跡<都府楼>の名称からの印象では、此処を中心とし繰り広げられていた<都>のたたずまいである。
 すぐ近くから拡がる玄海を隔て相対する朝鮮、そしてその頃、既に近京―西欧と交流を持っていた唐―宋を通じ流れこんでいた外来文化が、この<都府楼>を色どっていたという― では? そこではどんな生活が営まれていたであろう。
 此処は1300年以前から大陸に向けて開いた日本の玄関であった。 かつては多くの遣唐使や留学生を唐に送り出し、優れた先進文化を迎え入れ、ある時は、新羅―高麗に向け、度々軍船を送り出したという。
 この太宰府の西で筑紫平野をよぎる<水城>(みずき)と呼ばれる防塁の遺構は、此処が、けっして平和のみではなかったことを物語る。 此処は幾度となく外敵に襲われたが、中でも、鎌倉時代に起った<元寇の乱>は、最大の国難であったようだ。 もしその時、博多の海を埋めつくした蒙古の群船が、一夜の大暴風で全滅させられなかったなら、日本の歴史は大きく塗りかえられていたかも知れない。
 回想は、菅原道真の悲劇を織りまぜ果てしなく拡がる― しかし、礎石は何も語らない。たゞ夏草に埋もれ、とりつくしまもない沈黙に沈んでいる―。

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今回多分ナレーションは入らないと思います。
演奏前にマイクによるナレーションを入れることは賛否両論ありますし、私も実は司会を含めて無闇に入れるべきではないと思うのですが・・・
この曲のナレーションは聴きたいんですよね。 「とりつくしまもない沈黙に沈んでいる・・・」に続いて冒頭のチェロのメロディを弾きたいんですよね(笑)



そんな「失われた都」を聴いてみたいな、と思っていただけた方は9月11日(日)第一生命ホールへお越しください。

メンバー一同、あなたのご来場を心よりお待ちしております。


 ◆ポルタ ビアンカ マンドリーノ 第4回演奏会◆

  【日時】2005年9月11日(日) 13:30開場/14:00開演
  【場所】第一生命ホール
      (都営地下鉄大江戸線「勝どき駅」A2a出口から徒歩8分)
  【入場料】前売:1000円/当日1500円(当日券は13時から販売いたします)
  【曲目】
    滅びし国(フィリッパ)
    マンドリンオーケストラの為の「星の庭」(小林由直)
    ソロ・ヴァイオリンとマンドリンオーケストラのための「協奏詩曲」(帰山栄治)
    Jazz Pop Rock組曲(マンドニコ)
    交響詩「失われた都」(鈴木静一)



さて、明日は最後の練習日・・・