震災１カ月目の出来ごと

私たちのその後の人生を大きく変えたあの日から１カ月。
その間、あまりにも多くのことがありすぎて、なかなか地に足がついた生活が
取り戻せていません。

今日は朝から、２か所の避難所で炊き出しをするべく準備に取り掛かりました。
住職たっての希望でメニューは「たこ焼き！」
門徒さん有志が手伝ってくれて、何とか実行に移すことができました。
震災以来、避難していたり、外出を控えていたりで、久々に顔を合わせた面々。
まずはお互いの無事と近況を語り合いました。

練習無しで作ったたこ焼きでしたが、けっこう美味しく出来て、皆さんに喜んで頂きました。
エプロン姿でがんばる住職。


そして、午後２時４６分。
合掌し、黙とう。
様々な思いが交錯します。

４時半ごろ、炊き出しを終了し、寺へ戻り皆さんご帰宅。
雨が降り出し、雷まで。
なんだかイヤな流れです。
本堂裏の台所で、一人後かたずけをしていると、いきなり激しい揺れがやってきました。
１か月前の恐怖が蘇りました。
直後に停電。
慌ててつけたラジオからは、震度６弱という声が。
いわきでは、停電、断水、火災、土砂崩れと、被害が出ました。
毎日必ずご機嫌伺いに来る余震にびびっていますが、
今日はその後分刻みで揺れまくっています。
雷、稲妻も激しくて、いったい何なんだあこれは！って感じ。

ひとまずわが家は電気が戻りました。
で、このブログを打っています。

土砂崩れで民家が埋まってしまったそうです。
人的被害の無いことを祈ります。
せっかく開通していた常磐道も土砂崩れで塞がってしまいました。
また、物流が止まってしまうのか、早く復旧してほしい。

そんなこんなの心身ともに疲れた一日。