迦羅求羅虫

小さな寺の日々の出来事

連休のあれこれ

2018-05-05 09:31:25 | つれづれ
今日は『子どもの日』

つくりんたちは、お弁当を作って

小名浜の三崎公園に出かけるようです。

でも、明るかった空が急に雲で覆われてきたのは

どうなんだろう?


私はといえば、

4月の末、連休に入った頃から喉のムズムズがはじまり、

風邪症状が本格化してきた。

このところ日によって気温の上がり下がりが大きく

適応能力に欠けつつあるお年頃の私。

熱はあまり出ないのだけれど

頭が重く鼻水。

何より咳がひどくなってきて、つらい。


さらに、

就寝時、息を吐くときに喉か胸の辺りから

キュ~キュ~と子猫が鳴くような

絞り出すような音が聞こえる。


明日の午後から3日ほど仕事で出かける予定なので

病院へ行く時間がとれない。

このままおさまってくれ~という感じです。




話変わって、先日、お見えになった門徒さんのこと。

この秋の本山の報恩講に、

遠くに離れて住んでいる実家のお母さんを

つれていってあげたいというお話だった。

ご本人は昨年、お一人で報恩講奉仕団に参加されて

帰敬式を受けられ、とても感激されておられた。

そこで今度は是非お母さまもと思い立たれたらしい。


寺とのご縁は、3年ほど前に先立たれた奥さまが

結んで下さった。

実家が真宗ということで、近場でご縁になる寺を探しているとき

自坊のお粗末なサイトを見つけて訪ねてこられたのだ。

それからお会いするたびに、

奥さまとの出会いからこれまでの苦労話や、

楽しかった思い出を聞かせていただいていた。



「聞いて、聞いて。4月13日にね」

「あ、ご法事のことでしたっけ?」

「いやそうじゃなくて。

13日に女房の夢を見たの。やっと夢に出てきてくれたの。」

ホッとしたような晴れやかな顔でおっしゃる。

まるで青年のようです。


奥さまを失ってずっと、夢にも出てこないと気にしていたから、

それはほんとに嬉しかったんだなあ。

こんなふうに、お連れ合いのことを語れるなんて

ステキなご夫婦だなあと思った次第。


ではまた