迦羅求羅虫

小さな寺の日々の出来事

不用品(思い出)を捨てにいく

2013-12-10 13:19:46 | つれづれ
とうに亡くなった両親の居住していた離れを取り壊すことになった。

chihirockが2階に住んでいるものの

空いた部屋は物置状態。

それがどんどんたまる。

ざくっと整理しただけだった母の荷物。

母が処分できなかった父のものも含めてけっこう大量に残っていた。

私自身、気持ち的にも整理がつかずそのままになっていたけれど、

覚悟を決めて処分することに。

もっとも今までやらなかったほうがおかしいんだけどね。


きのうは、ひとまず空にした箪笥4棹を

業者さんに来てもらって処分した。

ひとつは私の嫁入り(嫁に入ってはいないけど)道具の洋服箪笥。

そしてきょうは、市の処分場にいくつか持ち込み。

晩年、二人の趣味だった油絵をひとまとめにして持っていった。

搬入ゴミを収容する巨大なホール(?)に、それらを投げ入れるとき

胸がキューンとなった。

こういう作業って、なかなかしんどいね。


まだまだたくさん不用品の処分をしなければならないので

リサイクルも含めてその分別が大変。

生きるって、かくもたくさんのゴミ(というには切ないもの多し)を

生み出していく行為なのね。




最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (koala)
2013-12-16 09:47:40
私の両親の遺品も、ざくっと整理したままになっています。


>生きるって、かくもたくさんのゴミ(というには切ないもの多し)を
生み出していく行為なのね。

本当にその通りです。
搬入ゴミを収容する巨大なホールに投げ入れる。
ゴミとして。
これはやはり切ない作業なのですよね。
せめて、今までありがとうと、感謝の言葉を添えて送り出したいです。
なかなか思いきって出来ません。
karakuraさんを見習って、そのうちやらなくては。
そのうち、っていう言葉が出てるところが私の駄目なところだわ。(苦笑)
koalaさん (karakura)
2013-12-16 11:21:23
先延ばしにしていて、ぎりぎりまでごまかしていました。
片づけながら思い出にふけるので、時間かかりすぎ(*´Д`)
自分も子どもたちに迷惑かけちゃいけないなと
思いつつ、
増えすぎたものに囲まれて動きがとれないでいます。

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。