迦羅求羅虫

小さな寺の日々の出来事

秋の彩

2014-11-30 11:08:30 | つれづれ
このところの雨で、見頃だった境内の紅葉も、ちょっと色褪せた感がある。

それだけではなくて、ペッタリと地面に張りついた大量の落ち葉は掃きにくいったらない。

でもこの色合いはたまらない。
冬直前の雨上がりの朝、写真を撮りに来ている方がいた。
しばし待って、姿が見えなくなってから箒を手に庭に出る。

雪虫が飛んでいる。
上を見上げても、足下を見下ろしても秋色のグラデーション。

贅沢な彩りに包まれている。









夜汽車

2014-11-26 20:36:50 | つれづれ
夜汽車。

昔はそう呼んだけど、今は汽車でもないし、
もはや特別な呼び方なんてないのだろうな。
在来線の「特急ひたち」に乗ってます。
京都の帰り。

昨日今日の往復所要時間12時間と、
たいした仕事はできなかったけど、
一日半の「カフェあいあう」の疲れが
重石のように体にのし掛かってます。

新幹線では、座ると同時に
名古屋近くまで眠ってしまいました。

ボストンバッグには、何か電車の中で仕事が出来るかも、
と思って持ってきたタブレット(やや大きめ)。
読む必要に迫られて入れてきた本2冊。
帰りにはさらに2冊厚めの本が増えるという始末で、
これを担いでの移動は大変だった。

腕肩足腰が悲鳴をあげてます。
東京を乗り越えるのは、
いつもながらしんどい。
東京は苦手だ。

京都は遠いなあ。

でも、名古屋から東京まで開いた
読む必要に迫られた本が面白い。
読みながら、
この前、境内でたいちゃんが拾ってきたドングリのことを思い出していた。

そこから記憶の糸がどんどんほどけていって
この後、ひたちの中ではそれを思いながらまた寝ようと思います。
今は乗客でいっぱいのこの車輛も、
いわきにつく頃には、
一人か二人。

夜汽車。

ああ、蒲団で泥のように眠りたい。


報恩講

2014-11-26 08:12:24 | 行事
昨日の「カフェあいあう」が終わってから

御伝鈔の拝読にお会いしてきました。

本山の報恩講にはなかなかお参りする機会がありません。




そして今日はちょっと抜け出して、東日本大震災の「語り部小屋」へ。
同じ組内の西願寺さんの息子さんが、しっかりと自坊の状況、ご自分の思いを話されていました。






秋色

2014-11-24 22:51:38 | つれづれ
皆さま、お元気ですか。

このところの暖かさにすっかり体が緩んでいました。

そこへ長野での大きな地震。

内陸部の地震の怖さをまたも思い知らされました。

それにしても、あれほどの建物の被害がありながら、

命を失う人のいなかったことは本当によかったです。

自宅が壊れてしまった方々にとっては、これからの時期大変だと思いますが

お体、お大事にして頂きたいです。


自坊の境内がきれいに色づいてきました。

寺を訪れる方々にも楽しんで頂けることと思います。

今日は、つくりんのお友達ご家族が紅葉を見に来てくれました。









明日朝早く京都へ向かいます。

本山の報恩講期間中、総会所に開かれている「あいあうカフェ」に

明日の午後、明後日と行ってます。

コーヒー無料です。

まったりしに来て下さいね。

総会所では、フォトジャーナリスト福島菊次郎さんの写真展も開催中です。

ぜひ、ご覧下さい。







絶不調の日々でしたの

2014-11-05 21:57:37 | つれづれ
口に出して「疲れたなあ~」と言ってしまうときは

本当に体も限界なんでしょうね。

最近の疲れ方がはんぱじゃなく、

それはほんとに忙しいせいなのか、

ただ単に年のせいなのか、定かではありませんが、

自坊の報恩講が終わったあと、

ついに倒れましたの、私。


詳しくは省きますが、なんだかえらいことになってしまい

某所にて1週間ほど療養してまいりました。

1週間で済んでよかったです。

あれ以上いたら、ストレスで別な病気を背負い込みそう。

結果として経過観察という名の療養でしたが、

入ってからなぜかずっと熱を出してしまい、

それはそれはつらかった・・・。


でも大丈夫、

無事、こうして復帰しておりますよ。


家族にずいぶん迷惑かけました。

予定していた次男の寺の報恩講にも行けず、

京都の会議も連続欠席してしまい、残念だった。

猛省して、これからは、せかせか動かず、

万事のんびりゆるゆるでいくからね