迦羅求羅虫

小さな寺の日々の出来事

雪の日

2019-01-26 20:57:11 | つれづれ
今週は仙台での研修会が続いたので

合間に山形の孫に会いに行くことにしました。

向こうでは当然のごとく雪で寒かったのですが、

帰ってきたとたん

いわきでも珍しく雪が積もりました。

孫たちはもう大喜びです。

そこらじゅうの雪をかき集めて

雪だるまを作っていました。

といっても午後には融けてしまったので

雪かきをしなくて済んだ大人にとっては

やれやれでしたが。

こちらは山形の境内の雪景色。



毎日の雪かきが大変そう。

息子よ、がんばれ。



一方、わが家のネコお嬢さま。

初めての雪に見とれてます。




本堂の作業も壁塗りがそろそろ最終段階。

内陣の壁や床の張り替えなど

次の作業に移っていきます。

冷え込みの中、ご苦労様でございます。








久々の映画観賞

2019-01-13 16:42:50 | つれづれ
昨日ようやく時間が取れて、ずっと気になっていた

『ボヘミアン・ラプソディ』を観て来ました。

ゴールデングローブ賞も取って評判も上々。

周りでも観た人は良かったよ~と声をそろえる。

とくに熟年層の支持は大きいですね。

そしてやっぱり、とっても良かった。


クイーン現役の頃は、きわもの的な印象が強くて

あまり好きじゃなかったけど、

映画という媒体を通したら、

あのフレディがスーッと入ってきた。

ライブエイドのシーンは圧巻でした。

改めてフレディの歌のうまさに感動。

帰ってきてYouTubeで実際の映像を確認したのですが、

フレディだけでなく、ブライアンやロジャー、ジョンを演じた

俳優さん一人ひとりの再現力にビックリしました。


今は社会の理解を得られつつある性の多様化も、

当時はゲイ→エイズと、直結するような問題でした。

もちろんまだまだ全てを越えるには課題も多いのでしょうけれど。

一人ひとりの生き方がまわりの人に理解を以て迎えられ

愛情の中でその生を輝かせることができたら。



久々に、終わったとたんまた最初から観たいと思った映画でした。


今年もどうぞよろしくお願いいたします

2019-01-08 14:14:30 | つれづれ
七草もすぎましてやっとブログ始動です。

世間では節目節目と大騒ぎの年末年始でしたが

私的には、何ほどのこともありません。


大みそかは例年通り鐘を衝き

その音を聞きながら

本堂裏の台所でお蕎麦の用意。

いつのまにか年が越していて、これも例年通り。

そして参拝の方々と一緒にお勤め。

住職の年頭の法話。





珍しく眠気を克服したちびっこたちが

門徒さんのお兄ちゃんお姉ちゃんに遊んでもらって

大騒ぎでした。

話しもはずんで三時近くようやく解散。

皆さま、おつき合い有り難うございました。

今年もみんな元気で穏やかに過ごせたらいいですね。


さて、三が日以降はなんとなく体も動かず(毎度のことなり)

外に出るのも億劫だし、寒いし

ずっとおこもりしておりました。

しかし、昨日からは本堂内の壁修復のため

左官屋さんが来てくれています。

少しきれいになります。うれしい。


この前、妹がね、

「○○さん、実家のお寺ってどこ?

あのへんお寺がたくさんあるよね」

って聞かれたから、

「いちばん本堂が古くてきれいじゃないお寺だよ」

って教えたって。

失礼だな、妹。

でも確かに、周りのお寺はいつのまにか

どちらも新しくなってきれいです。


次に大きな地震が来たとして

当寺の本堂が再び耐えられるかどうか微妙だけど

がんばって大切にお守りしていきますよ。