桜の下で

実は３、４日前に書いていた記事です。

今現在、桜は散り始めています。

それもまた、きれい。


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桜が満開です～。

先週の土日は、近くにある桜の名所の公園に入る道路が大渋滞。

街中からわが家に帰ってくるのに迂回したぐらいでした。

思えば去年は桜どころじゃなかった。

避難先の大阪で見た桜は全然目に入らず。

ちょうど戻ってきたころがこちらの開花の時期で、

でもどこか痛々しい感じでしか、花を見ることができなかった。

もっとも前出の公園は地震で立ち入り禁止でしたけど。

とにかく、あのころを思い出しても、色の無い世界しか浮かんでこない。


今年は、提灯も下がりお花見の雰囲気満載だったので、

昨日、つくりん達と行ってみました。

花曇りって感じでぼや～っとした天気だったけれど、

満開の桜につくりんも大喜び。

ウキウキする感じは子どもも一緒なんですね。

月曜の午後だけど、お弁当を広げる家族やグループがいて、

屋台もいくつか営業していました。

でも、もしかしたら動いてるかな～と思った、電車などの乗り物はいまだストップ。


整備されると同時に、除染して土を入れたのかな、なんて感じのところもありました。

そして、公園内にはモニタリングポストが設置されています。

数値は、０．１５９でした。





こんな程度ならなんとな～く大丈夫なのかな、と思うでしょ。

ところが、ちょっと奥の方へ行ってみたら、そこはどうも手つかずのようで、

持参していた線量計がぐんぐん上がる！

つくりんもちょっとだけ遊んだ遊具のすぐ近く、地面がむき出しで落ち葉もたまっていたようなところ。

なんと１マイクロシーベルト越えました。

これにはビックリ。即、その場を撤収。


ちょっと離れると下がることは下がるんですが、本当にショックを受けました。

こんな線量の高いところが身近にあるなんて。

市だってたぶん承知しているはず。

お花見で人の出る時期、正しい情報を提示してほしいと思いました。

あのモニタリングポストを見ただけでは、

全体があんなもんだと思ってしまうことでしょう。



短い時間だったとはいえ、無用な被曝をさせてしまったのかな、と反省。

油断できない春の一日でした。

「狭山」の今

ようやく当地の桜も満開になりました。

去年の桜はほとんど記憶にないぐらいなので、

今年は少し楽しみたいもの。


さて、去る１４日、桜にはまだ間がありそうな盛岡に行ってきました。

共学研修会「狭山事件に学ぶ」です。

教区の協議会が狭山に関わり始めてもう１０年。

毎年場所を変えて石川さんのお話を伺ってきたわけです。

さらには狭山へ現地調査にも２度出向きました。

「狭山」については、何度お話を聞いても、そして知れば知るほど、

首をかしげることばかりなのですが、

来年は事件から５０年というのに、いまだ再審への道は開かれていません。

助けてくれる人がいて、一緒に歩んでくれる人がいて、

そういう多くの人に支えられての４９年。

とはいえ、あまりに長い年月です。

がんばって下さい、としか言えない自分が歯がゆいです。


事件にかかわるたくさんの証拠物件は、検察だけのものではない。

もちろん被疑者だけのものでもない。

真実を明らかにするために全ての証拠を開示してほしい。

それはまた、不幸にして被害にあわれた方のためでもあります。


冤罪はだれにでも起こりうる悲劇です。

足利事件の菅谷さん、布川事件の桜井さんや杉山さんはその被害者でした。

そして、袴田事件も再審に向かって動きそうな状況です。

一日も早く「狭山」にも本当の春が来てほしいなあ、

石川さんご夫妻の優しい笑みをたたえたお顔に接して、

そんなことをあらためて思った一日でした。


狭山事件のサイトです。

狭山事件の事実調べ、再審を求める１００万人署名

公正な証拠開示の法制化への署名をお願い致します。

共学研修会「狭山事件に学ぶ」

ご案内するのが遅くなってしまいました。

仙台教区の研修会です。

どなたでもご参加できます。

私も朝６時のバスに乗って行きます！

一緒に考えましょう、そして石川さんを応援して下さい。


＊『狭山事件に学ぶ』


日時　：　４月１４日（土）　１３時３０分（１３時より受付）

　　　　　　　　　　　　　　１６時３０分終了　　

会場　：　盛岡市民文化ホール（マリオス内５Ｆ）


内容　：　講演　石川一雄さん

　　　　　ビデオ学習　狭山事件の報道ビデオ
　　　　　　「ザ・スクープスペシャル　
　　　　　　　　見えない手錠をはずして　～狭山事件４２年目の真相～」