迦羅求羅虫

小さな寺の日々の出来事

お彼岸

2018-09-24 10:31:48 | つれづれ
お彼岸もお中日を過ぎたら墓参の方もパラパラ。

そのお中日も、お参りが分散化の傾向があるので

昔ほどではありません。

かつてのように駐車場に入る車が門前の道路に並び

交通渋滞を起こす(寺の集まっている地区なので)ことも

あまり無いような。

ただ時間帯によっては駐車場内がちょっと混雑します。

お中日だけのことですけどね。


境内の銀杏が今年は早く実が熟して

雨や風のたびに大量に落ちました。

お彼岸のこの時期には珍しいことです。

毎朝、参道の石段を掃きますが

べちゃべちゃして掃き集めると重くて

大変なんです。

なにより臭いでしょ。

実を踏むと、すべりますので足下お気をつけて下さいね。



さてさて、昨夜は仲秋の名月でしたね。

当地のお月様予報は期待できない状況だったのですが、

雲の影から顔を出してくれました。

夕食前から子供たちがふだん以上にうるさくて

興奮状態だったのは

お月さまのせいだったのかな。

あみにーの用意していたみたらし団子と

そば茶でお月見終了。


今日もお天気は今ひとつ。

すっきり青空が恋しいなあ。



*今年は本堂に、西日本水害、北海道地震の義援金箱を

置かせて頂きました。

後日、本山を通して届けさせて頂きます。




半世紀前の思い出

2018-09-15 16:01:24 | つれづれ
まずはこの画像。



中央のオリンピックマークの周りの文字

見えますか。

引き出しの奥から出てきました。

よれよれで申し訳ないですが。



The 18th Olympiad Tokyo 1964 Oct.

そう、遡ること54年前の東京オリンピックで買った

おみやげハンカチなんです。

なかなかかわいいデザインでしょう。


私、大きい声では言いにくいですが、13歳でした。

学校で希望者を募って、オリンピックに連れて行ってくれたんです。

私が見たのは水泳(予選)でした。

競技の内容とか、あまり細かいことは覚えていないのですが、

代々木の大会会場は、地方の子どもの目には近未来的な感じがして、

それだけで圧倒されてましたね。

その水泳会場の記念品売り場で買ったのが

このハンカチ。

子どもにはとても高かったと思います。

でもステキなデザインだったので、

どうしても欲しくてこれだけ買いました。



先日とあるところで、オリンピックの話題が出たので、

「わたし東京オリンピック行ったことあるよ。

 前のだけどね。」

と言ったら、

縄文人発見!ぐらいの不思議さで見つめられ、

微妙な空気感になってしまいました。

常々感じていた世代間の差に、

言うんじゃ無かったとちょっぴり後悔。



あのオリンピックの頃は

社会が大きく前に進もうとしていた時代で

いろんな意味で過渡期だったな。

当時の私は、ラジオから流れる「抱きしめたい」を聞いて以来

ビートルズの虜になり、

親に内緒で「ハード・デイズ・ナイト」を3回も見に行った

中1でした。



あら、思い出話はだんだん話しがずれてくる。

年、ですねえ。



2020

今のこの国に本当に必要なものなのかどうなんだろうな。

えまちん、どう思いますか?



「なんだかんだ言ってどうせテレビにくぎ付けになるんだにゃ」

ほんとほんと。

せめて元気でいたいものですな~。












浜組門徒研修「新ちゃんのお笑い人権高座」

2018-09-12 14:50:32 | 
寝るときも、朝方もうす寒い感じです。

タオルケットの私もいつのまにか首まで引っ張り上げて

くるまっていました。

猫もそばに寄り添ってきていましたよ。

秋がきたんですねえ。


さて今日は9月27日に開かれる

浜組門徒研修のお知らせです。

午後2時より、臨寺の光景寺さんで開催です。




落語家の 露の新治さんの人権高座です。

露のさんには、もうずいぶん昔(20年ぐらいになるかな)

仙台教区の教化委員会に関わっているときに

公開講座でおいで頂いたことがあります。

そのご縁で、浜組の門徒研修会(同朋大会?)での講師もお願いしました。

そのときの会場が浪江の正西寺さん。

今まだご住職家族をはじめ門徒さんのほとんどが

帰還されていないのですが・・・。


数年前に那覇の沖縄別院で偶然お会いした新治さんに

そのことをお話ししたのですが、

当然ながら

ぜんぜん覚えていませんでした(笑)

原点は「狭山」とおっしゃっていた新治さん。

久々のお話、楽しみです。



震災以降、組内3か寺が避難継続中ということもあり

かつてのような、組(そ)を中心とした活動ができませんでした。

ようやくこの数年、原町別院などを会場に

浜組(はまそ)の門徒さんたちが、顔を合わせる集まりが

持たれるようになってきたところです。


といっても、高速道路が出来、時間短縮になったとはいえ、

北から南、南から北へ足を運ぶのは容易なことではありません。

公共交通機関がありませんのでね。

相馬や南相馬からいわきまでの距離の長さを

震災前以上に感じてしまいます。


さて、研修参加は無料です。

どうぞお集まり下さい。






一刻も早い救出と復旧を

2018-09-06 10:59:52 | つれづれ
凶暴に吹き荒れた台風のあとに

待ったなしの大地震。

被害の詳細が伝わるにつれ、

驚きのあまりただ言葉を飲んでしまいます。

どうか北海道の皆さんご無事でありますように。


消息不明の方の一刻も早い救出を願います。

速やかなライフラインの復旧を願います。

札幌にいる小さな赤ちゃんを抱える甥の家族、がんばれ。


いろいろな方の顔が浮かびます。

どうか余震にもお気をつけて。