すっかりご無沙汰

いよいよ今年も残すところあと１日。
なんやかやと諸事情ありまして、日記を書く元気も余裕もなく、体調もかなり下降気味です。

それでも新年を迎える準備はそれなりにしなくてはなりません。
片付け、掃除はやっつけ仕事で何とか済ませ、今日は買い物。
お供えのお餅をつき、お華も立てました。やれやれ。
明日は除夜の鐘もあるし、朝から晩までほぼ一日台所に籠もる予定。
冷え込む深夜、お参りに来られた方に、温かいお蕎麦をお出ししています。
たいした味じゃありませんけど、けっこう楽しみにしておられる方もいるので、もうやめたいなあと思っても、なかなかやめる決心がつきません。
というわけで、毎年、私は本堂裏の台所で年越しをしています。
しかも、バタバタして気が付かないうちに年があらたまっていた、というなんか悲しいパターン。
ちょっとそれも何だかなあと思ってはいるのですが。

今年２００７年は「偽」の年だったとか。
確かに世の中いろいろありましたね。
まあ中にはそんなに騒ぐほどの事かと思うものもありましたけど。
おそらく来るべき新しい年も、今年に負けず劣らず、これでもかとばかりとんでもないことがたくさん起こるんでしょうね。
日本は、世界は、地球は、そして私はどんな方向に向かってるんでしょう。
あらゆることにおいて、当事者の目線でものごとを見、感じていきたいなあと思います。

いずれにしても、皆さまよいお年を。

落ち葉掃き

美しい紅葉も、時が経てば少しずつ茶色に変色し、あたりは落ち葉の山。
今日は暖かで風もなかったので、できるところからお掃除をしました。
掃いてもすぐに落ちてきて埋め尽くされてしまうんですけどね。
落ち葉があまりにカラカラに乾いているので、我慢出来ず、掃き集めたひとつの山だけ燃やしてみました。
パチパチとはぜて燃え上がる枯れ葉。
煙い。
でも懐かしい、いい匂い。
お芋を入れたい。

ほんとはあっちこっちで燃やしてしまいたいぐらいだけど、そうもいかないので、あとはせっせと袋に詰めました。
年末までこの仕事が続きます。


ところで、今日、宮古島の友人がローゼルを送ってくれました。
きれいな赤い実です。初めて見ました。
ハイビスカスの種類なのだそうです。
いわゆるハイビスカスティーとは、これのことだったんですね。
さっそく、ハーブティにしてみました。
数個をティーポットに入れて熱いお湯をさし数分たったら、きれいなピンクのお茶になりました。
ほのかな酸味がさわやかです。
ちょっとローズヒップに似ています。
ジャムも作ってみました。
お砂糖を入れて煮詰めたら、真紅のルビーのような色になりました。
ビタミンたっぷりで風邪にも美容にも良さそうです。
送って頂いた友人の話によると、このローゼルが店先に並ぶと
「冬が来たなあ」と思うのだそうです。

青空と紅葉

今日はあいにくの雨。
でも、このところ暖かくて気持ちのよい青空が続いていました。
そして雲がとてもきれいでした。
思わずカメラを空に向けて、パシャパシャ。

境内の紅葉、例年に較べて遅かったのですが、とてもきれいです。
ご法事や、墓参に訪れた人も、カメラを向けていきます。
毎年、ライトアップしようかなどと話しています。
でもなかなか実現しないんですけどね。
１２月に入りましたが、もうしばらく楽しめそうです。

朝、あるいは夕暮れの誰もいないとき、向拝の階段に腰掛けて眺めています。
老犬、老猫がおつきあいしてくれます。

紅葉の写真は、　こちら　にアップしています。
見て下さいね。