迦羅求羅虫

小さな寺の日々の出来事

報恩講参拝

2011-11-27 22:13:40 | 行事
報恩講のお参りをしまして、昨夜無事に帰ってまいりました。

14名という少ない数ながら、あれこれつきないエピソードが・・。

まあ、言わぬがハナというところであります。(^_^;)

総じて楽しい旅でありました。

同行の皆さまに感謝です。






そして、明日またまた京都へ、

行ってきま~す。

帰ってきて落ち着きましたら、もろもろご報告を。

ホールで見かけたら声掛けてね



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「福島を生きる―いまそして これから―」

日時 11月29日(火)13時から

会場:東本願寺視聴覚ホール

講演:山内知也さん(神戸大学 放射線計測学)

報告:小丸洋子さん(福島県浪江町正西寺)
   
    佐々木道範さん(福島県二本松市眞行寺・仙台仏青会長)

映像:福島の声を映像でお届けします

  *多くの方々のご参加をお待ちしております


京都へ

2011-11-23 21:39:25 | 行事
境内の楓が鮮やかになってきました。




明日から、ご正当報恩講へ行って参ります。

住職とわたくし含めて14名。

まぼろしのご遠忌団参に比べ、かなり少なめです。

が、楽しんで参ります。


久々の本山。

はからずも3月から4月にかけて大阪で暮らしたけれど、

京都まで足が向かなかった不届き者。

正直、あのときはどこにも出かけたくなかったんですけどね。

今回は、訳あってご満座におあいできなかったのが、残念と言えば残念、かな。


では、明日は早出なので、このへんで。

おやすみなさ~い。




風邪引いて寝込みました

2011-11-14 08:38:55 | つれづれ
風邪引いてました。

総代会ありーの親戚の法事ありーので何かと忙しく、

ひとまずはそこを乗り越えるため、

あせって風邪薬とビタミンCの錠剤とアリ○ミン錠剤を一気服用。

今月末には2度の京都行きが控えてることもあり、

ともかく治さねば。



住職はさらに出たり入ったりで、腰の落ち着くヒマなく、

今日も今日とて山形に出向いております。

帰ってくれば葬儀が待っており、

前後の休日は法要が続き、

そして、24日からは本山報恩講団参。

帰ってきた翌々日の28日には、「福島を生きる」で、

またまた京都へ。

まじ、血圧が心配な今日この頃。

寒くなってきましたしね。



山は、雪ですね。

といっても、いわきからとお~く離れた磐梯山とか、安達太良山とかの話ね。

そりゃ一応東北なので寒いですけど、

福島県浜通りは、雪の殆ど降らない地域。

とくにいわきは冬の気温も高め。

だから、中通りや会津地区の仮設住宅に移り住んでいる

浜通り地区の被災者の皆さんは、雪の多いところで初めて過ごすこの冬、

どんなに大変だろうと思います。

全てがそうなのかわかりませんけど、仮設では灯油ストーブが

使えないと聞きました。



「福島を生きる」断られていた案内チラシ新聞挟み込みが、

一転、OKになりました。

ナゾ・・・です。





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「福島を生きる―いまそして これから―」

日時 11月29日(火)13時から

会場:東本願寺視聴覚ホール

講演:山内知也さん(神戸大学 放射線計測学)

報告:小丸洋子さん(福島県浪江町正西寺)
   
    佐々木道範さん(福島県二本松市眞行寺・仙台仏青会長)

映像:福島の声を映像でお届けします

  *多くの方々のご参加をお待ちしております


思いもかけず

2011-11-13 11:01:10 | つれづれ
だいぶ前のことですけど、諸手続のために社会保険事務所に行ったんですね。

担当の人がコンピューターでチェックをしてたら、

「あらぁ~、二重納付になってる年がありますね」

え、なんですと?



その当時は、住職は駐在教導として単身赴任中。

私の年金は、まだ現役だった親たちが納めてくれていた・・・よな、確か。

親は、昔から、ご近所さんばかりの納税組合というものに入っていて、

組合長さんが集金に来て納めていた。

それとは別に違う納付書がきていたので私が自分で納めていたんだろうか・・・。

その辺、ごちゃごちゃでさっぱり?の私。



いずれにしても払い過ぎた分が還付されるというわけで、

なんか思いもかけないお年玉をもらった気分。

しかし考えてみれば、得した訳でもなんでもなく、

返してもらって当たり前のお金です。

むしろ、今頃なぜ判明するの?って話だよね。

二重に納められたその時点でおかしいと気がついて下さい。



とはいえ、思いがけないお金を手にして、わ~いと喜んだ私は

小額年金で不安な老後のことも忘れ、

さっそくお買い物をしてしまいました。

ミニーマウス大好きつくりんの喜ぶ顔見たさに、

ディズニーのメロディー時計。

ネットを調べに調べて、最安値 っていうところで

買いましたよ。

狭い茶の間には不釣り合いなデカ時計。






Someday My Prince Will Come

つくりんと一緒に見上げて癒されておりまする~








距離

2011-11-12 09:29:22 | 3.11
朝からヘリが何機か北へ向かって飛んでいく。

今日は、メディアにフクイチが公開されるんだった。

それでかあ、納得。



さて、昨日、3.11から8カ月、と思っていたら、

100年に一度という1並びの日だったんですね。

ニュースで知りました。

このどうでもいい一瞬を大事にする人もいる、

いやどうでもよくはないね、

どの一瞬も、今この時の一瞬も、貴重な大切ないのちの一瞬・・・

なんて、朝だというのにだら~んとPCに向かってるアンタが言うな?

はいはい、ごもっとも 








この8カ月。

世の中がグルンとひっくりかえったようで

その新しい世界に馴染めないまま(当たり前)過ごしてきました。

震災後東京で暮らす親戚と話したら、

まわりでは、震災や原発事故などもう終わった話のように、遠くなっている。

首都圏でのホットスポット発見の騒ぎすら、あんまり問題にならない。

そんな空気。

こっちでの生活が長くなり当たり前になって、

自分の中でも、忘れたいという思いがあり、ときどきあの記憶が

遠ざかってしまうことがある、と。



無理もないです。

それはしごく当然のこと。

現場から距離が遠くなればなるほど、意識が薄れ

関心もなくなるのは、

きっと私もおんなじだから。






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「福島を生きる―いまそして これから―」

日時 11月29日(火)13時から

会場:東本願寺視聴覚ホール

講演:山内知也さん(神戸大学 放射線計測学)

報告:小丸洋子さん(福島県浪江町正西寺)
   
    佐々木道範さん(福島県二本松市眞行寺・仙台仏青会長)

映像:福島の声を映像でお届けします

  *多くの方々のご参加をお待ちしております


アレクセイと泉

2011-11-11 15:21:37 | つれづれ
県議選が始まり、ときおり選挙カーがやってくる。

わが県の場合、やっぱり争点は原発問題ですね。

先の県議会では、全会一致で(退席者もあり)

県内全ての原発の廃炉を求める請願が採択され、注目されたけど、

それらが選挙戦にどう影響を及ぼすのか。

今まで強力に原発を推し進めていた議員さんで

再出馬している人もいるはず。

自分もだまされてました、なんて、口が裂けても

言ってくれるなよ。


町や村ごと避難しているところは、事務処理だけでも

大変な苦労をしていると思います。

実際のとこ、避難所に住まざるを得ない有権者に、

どこまで迫ることができるのだろう。

投票日は20日。

コースの放射線量について懸念する声も出ている福島駅伝の日です。




さて、来年1月になりますが、映画上映のお知らせ。

すでにどこかでご覧になった方もいらっしゃるでしょうが。



『 アレクセイと泉 』 「ナージャの村」から5年 本橋成一監督作品 


  百年の水の物語・・・・・・・

   いのちの大地、被曝した村に残った≪泉≫。
   水は汚染されることなく。
   ただ美しく 湧き出していた。 
  
   人間はこの百年、
   何の豊かさを求めてきたのか。

  チェルノブイリ ベラルーシ、
 
  いのちの物語・・・・・・・    
(作品上映ちらしより)


  ◎映画「アレクセイと泉」上映と本橋監督のトーク会

   日時 : 2012年1月14日(土) 1:30PM~4:15PM(12:30開館)

   会場 : いわき芸術文化交流館 アリオス 中劇場
         いわき市平字三崎1-6/Tel.0246-22-8111

   入場料 : 1000円
   

           *当寺でもチケットを扱っています。

    

どこにも届かない

2011-11-10 09:22:05 | 原発
こういう声もあることを知って下さい。

ある浪江町の人の叫び


自宅を津波で失い、さらには原発事故で

お子さんとともに東京で避難生活を余儀なくされている方です。



一方では

福島から遠く離れた被災瓦礫の受け入れ問題で右往左往する人たちがいて、

もちろん心配不安の度合いはそれぞれだから致しかたないけど

とても悲しい気持ち。



人それぞれお考えもさまざまです。

押し付けるつもりはありません。

ただこういう声にも耳を傾け、目を向けて下さればと思いました。













帰りたい帰れない

2011-11-09 09:03:33 | 3.11
帰りたいのに帰れない

帰りたいけど帰りたくない

もう帰らない

ぜったい帰る



いろんな思いが交錯して、宙ぶらりんの人

すでに決意を固めている人

さまざまいらっしゃるでしょう。

福島大が双葉地方からの避難者の方々にとったアンケート。

34歳以下では、帰らないという人が50パーセントを超えたとか。

諸条件を考えたら、無理もありません。



除染したら帰れる、と思っている人の多くは中高年者。

思いは痛いほど分かる。

でも、帰還の道は厳しい。

除染なんて絶対じゃないってことは、

これまでのさまざまな試みから想像できる。



自治体の長など関係者が参加したチェルノブイリへの視察団は

希望をもちかえりたかったかもしれないけど、

原発事故の悲惨さとともに、その後の取り組みにおいて

異なる風土・環境の違いに、あらたな問題点を抱えてきたかもしれない。

でも、帰りたいだろうな。

その気持ちを誰も否定なんてできないよ。








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「福島を生きる―いまそして これから―」

日時 11月29日(火)13時から

会場:東本願寺視聴覚ホール

講演:山内知也さん(神戸大学 放射線計測学)

報告:小丸洋子さん(福島県浪江町正西寺)
   
    佐々木道範さん(福島県二本松市眞行寺・仙台仏青会長)

映像:福島の声を映像でお届けします

  *多くの方々のご参加をお待ちしております


泣く

2011-11-07 23:37:31 | 家族
今回は、私が泣いてるんじゃありません。

この前、写真スタジオに行った時のつくりん。

いや~泣く、泣く。

お草履ぬげちゃってるし 




結局おひとり様の写真は撮れず。




がんばっぺ フラガール

2011-11-07 21:58:24 | つれづれ
11月だってのに、気温高め。

で、いまだ蚊がいるんですよ。孫たち刺されまくり。

今も、どこからともなくぷ~んと飛んできて、

マウスを動かしていた手、刺されました



住職が京都へ出かけましたので、これ幸いとばかり

chihirockと、夜間外出。

何のことはない、映画を見に行っただけですが。


がんばっぺフラガール ~フクシマに生きる。彼女たちの今~


レビューを読んだだけでウルウルの私は、しっかり泣く準備もしていきましたよ。

いわきの人間なら、見ておかなくっちゃね。

しかしながら、平日夜ということもありまして、客の入りはイマイチでした

完全ドキュメントだから、劇場映画としてはどうなんだろうと思ったけれど、

さすがに出てる人も娘や息子の知人だったり同級生だったり、

背景も見知った場所ばかりなので、映画としてどう、なんてことは、

もはやどうでもよくなっておりました。


だいいち、ジェイク・シマブクロのウクレレが流れただけで、

涙出ちゃうし 


圧巻のダンスを繰り広げる舞台のフラガールたちが、

とっても輝いていて美しくて、

出番が無くてもトレーニングと裏方に汗を流す

ファイアーダンスのメンズがカッコよくて、

支配人さん初めスタッフも一生懸命で、

地元にこんな素敵な企業があってよかったな、と

素直に思った。


それにしても、双葉出身でサブリーダーを務めるフラガールさんが、

ふくイチから2キロの実家に一時帰宅した際の様子。

人気のない道路で、大熊町で飼育されていたという駝鳥が!

人恋しいのかお腹がすいたのか、カメラに近寄ってくる。

なんかめっちゃシュールな画だ。


ハワイアンズの地震被害があれほどひどかったとは、

映像を見て初めて知りました。

10月1日に一部の施設を残してオープンしましたが、

再開にこぎつけるまでにはどれほどの苦労があったことでしょう。

でも実際はこれからのほうが、別な意味でもっともっと大変なんだよね。

復興は言葉で言うほど簡単じゃない。

頭ではそれをわかっているけど、でも、何だか希望も湧いてくる

そんな映画 



帰り、chihirockと、

こりゃあ、行かなくっちゃいけないな、ハワイアンズ

と、話しました。

正直、もう10年近く行ったことが無い。

でも、ものすごく彼女たちの舞台を見たくなった。

ついでに、与市(巨大露天風呂)に入ってこよう。



映画のラストがとても心に染みました。

機会があったら、ぜひ見てね。



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「福島を生きる―いまそして これから―」

日時 11月29日(火)13時から

会場:東本願寺視聴覚ホール

講演:山内知也さん(神戸大学 放射線計測学)

報告:小丸洋子さん(福島県浪江町正西寺)
   
    佐々木道範さん(福島県二本松市眞行寺・仙台仏青会長)

映像:福島の声を映像でお届けします

  *多くの方々のご参加をお待ちしております