
何となく物凄くタイトルだなと思い、読んでみる事に。いじめに堪え兼ねて自殺を図ってしまった所から始まるお話しになっているのだけれど、自殺を図った結果、天国でも地獄でもない煉獄に辿り着いてしまい、其処から、自分に関わる6人の人達を救わなければならない事態になって行くのである。登場人物にも特徴があり、スピーディーな展開で非常に面白いのだった。詳細はこちらにて。死んでも尚、新たな苦しみが生まれるなど、私には耐えられないだろう。今生きていると言う事は、いつか必ず死んでしまう訳なのだけれど、いつか死んでしまった時、自分の行き先は何処なのだろうかとふと考えた次第である。天国か、地獄か、それとも煉獄か。