四国の空と海へ

1997.5/3から 四国八十八ヶ所霊場 を巡拝させて頂いた事が
第二の人生のスタ-トに成った。

第八十八番 大窪寺 と 民宿 八十窪にて

2006-06-06 13:01:52 | 宗教
PM11.50
目が覚めた!!! 未だ酔っている・・・トイレに・・。
今日の最終コースの事が、蘇える・・・あの遍路道は忘れられない、
右に左に・・上に下に・・これでもか・・これでもかと、繰り返す。

四国の遍路道を、ズ~と巡拝して来て、最後の所で、最高の盛り上げ
方をして呉れた。
指揮者である、大師がタクトを大きく振っていた・・ベートーベンの
運命・・・ダダダダン~から・・・タ~タ~タ~タッタタ~の、メロディー
歓喜の歌が・・・軽やかに流れ・・口ずさんだ。
女体山を、登り切った時の感動は、忘れられない。

そして、境内の老杉に抱きつき・・・本堂での、お礼参り・・・大師の
ブロンズ像前での・・・忘れられない、思い出と成った・・・合掌。

両足を見た・・・良くぞ、歩き続けてくれた・・右足よ・左足よ・・・
何と、お礼をしたら良いだろうか・・ありがとう。
両手で揉む・撫でる・擦る・・・ありがとう。
右足が痛い時には、左足が頑張り・・・左足が痛い時には、右足が頑張り
・・・両足がこんなに、いとおしく感じた事は無い・・・ありがとう。

そして、膝を痛めての歩行・・・痛みに悲鳴を上げながら、頑張ってくれた
膝に、ありがとう。

金剛杖・菅笠は、納めて帰れない・・・菅笠を、所定のダンボールの中に
一旦は入れて・・・嗚咽が走り・・・引き返した・・・。
置いては帰れない・・・47日間・晴れの日・曇りの日・雨の日・風の日
カンカン照りの日・暴風雨の日・・・頭を守って呉れた菅笠・・・
家に持って帰ろう・・・良かった・・・合掌。

明日の朝、本堂へ、もう一度行き、心経を唱えよう。

又、眠る・・・。