四国の空と海へ

1997.5/3から 四国八十八ヶ所霊場 を巡拝させて頂いた事が
第二の人生のスタ-トに成った。

三十六日目の宿は、今治国際ホテル でした。

2006-04-20 17:00:13 | 
今日は、大分歩いた様な気がした。
ホテルまでの道は、凄く長く感じた・・・見えて居るだけに、着かない
もどかしさ・・・だった。  未だ建てたばかりか? 新しい・・・
大きなビルだ・・玄関を入りフロントへ・・予約はしていませんが、
今晩 一泊させて頂きたい・・・ツィンルームで二万円の部屋でしたら
空いています。 即 OKした。 代金を、お支払いをする。

熊ちゃんと二人で、エレベーターで十六階へ・・・部屋に入る。
ウ~っと、唸るほどの美しい部屋だ。
16階からの「眺望」は、ハッと息を飲んだ。
建築中の「今治大橋」?が、瀬戸内海に浮いて居る様だった。
潮の流れも見える・・・船達も、泳いでいる。

夫々のベットも、ゆったりとしていて、気持ちが良い。
バスルームは、ガラス張りで、中が部屋から丸見え!!!!! 
男二人で、泊まる所では無いが、このアンマッチが面白い。
風呂の雰囲気は、格別のものであった。

夕食は、外で取ろうと街に出て探すと、色んな店が在った。中華の店が在り
店構えからして、多分向こうの人がやっているんだろう。
熊ちゃん・・どう? OK
料理人は、思った通り中国の人だった。
美味かった・・・味が素晴らしい・・・久し振りに「食べたぞ~~」と、
言う気持ちに成った。
そして安かった!!!。(料金 記録無し)

帰りに果物屋で、スイカ四分の一・ハタンキョ・蜜柑を買う。
二人で全部食べた・・・満腹感・・・二人共・・大満足!!!。食べ過ぎ!。
    
それにしても、熊ちゃんの買いぷり、食べぷり・・・凄い。

熊ちゃん曰く、小さな時父親に千円を渡されて、タバコを買いに行った。
自分の好きな物を、買って良いと言われたので、買って釣り銭を持って帰ると、
父親から「男は使う時は全部使え」と、教えられた。
お父さんの「真意」は?

洗濯物は、バスルームに干した。

 PM9.00 就寝 
何時もと違う環境で、二人共中々寝付かない・・・・。

 * 宿泊代 10.000円

 * 歩いた距離 28.2KM 累計 922.7KM 遂に900KMを、越えた。





















第五十八番 仙遊寺の仁王さん

2006-04-20 14:01:12 | 
熊ちゃんと、仙遊寺さんを巡拝した時の事は、昨日の事の様に
思い出す事が出来る。
二十キロ余のリュックを背負って、あの急な坂道を登る事は、
普通の人だと、音を上げると思う・・・上げない人でも、それを
背負って、毎日歩く事は半端では無い。上下左右に振られる遍路道・・

栄福寺さんえの、歩きの中で、胸の中に溜まって居た物を、全部吐き出し
たんだと思う。
人間自分の弱さを、人に曝け出す事は・・・中々難しいものだが。

投稿に当たり、プライバシーの事もあり躊躇したが、約十年も前の話なので
投稿させて頂いた。お許しを・・合掌。

私は、膝の事ぐらいで、そこに戻って来ると分かって居ると、荷物をそこに
置いて登る人間だ・・・。

熊ちゃんは、何故その荷物を降ろさなかったか・・・「贖罪」の、気持ちが
強かったと思う。
特に、やりたい事を、やり放題・・・母親に心労を与え・・・不治の病に・・・
追い込んだ・・・快復を願っての巡拝・・・そして自分自身を痛め付け無くては
居られ無く成った・・・ん、だと思う。
(十年経った今、熊ちゃんは、どうして居るだろうか?
 彼の事を思って 南無大師遍照金剛 合掌)