vagabond moon

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56歳初仕事。

2012-02-28 22:07:41 | スタジオ
スタジオのレイアウトを変えました。
ほとんど鉄の塊である機材やキーボードをエイヤっと持ち上げ、
裏側を覗きこんで配線のやり直し。
五十肩、老眼、腰痛の三重苦男にはキツイ作業です。



一日がかりで完成。
お疲れさん、オレ、と自分をねぎらい、音を出してみる、
あれ?、うんともすんとも言わない。
再び裏側に回って接続を確認。
問題ない。
どうやらオーディオインターフェイスがおかしい模様。
ドライバーをインストールし直すがダメ。
5回やってもダメ。



すがる思いで、メーカーのユーザーサポートに電話。
あちらの指示に従っていろいろ試す。
電話口の若者はこちらの肉体事情など知るよしもないので、
優しい口調でキビシイことをおっしゃる。



「そのケーブルをバックパネルのスロットに差し込んでいただき、
他の機材と繋がっているケーブルをすべて外して、
ソフトをアンインストールした後で、
フロントパネルの二つのボタンを押しながらスイッチを入れて見て頂けますか?」



あやつり人形になって、
ああでもないこうでもないと3時間。
色々試して結論が出た。


胡椒。
もとい、
故障。
サービスステーション行き。


汗だくになって組み込んだラックを涙ながらにバラし、
イカレたインターフェイスを梱包。
イカれた俺の身体は誰が直してくれるのだ、と悪態焼酎。


56歳、
一日目にして前途多難な寒い早春です。

山本五十六。

2012-02-27 17:06:10 | 人間は考える葦である
めでたく56歳を迎えました。
お祝いのお花がいくつか届き、
まだまだ頑張らねば、と、思いを新たにしています。


山本五十六は父親が56歳の時の子供らしい。
たいしたものです。
いや、五十六ではなく親爺のほう。
自分の年齢を子供の名前にするなど、
まさしく家父長時代の命名だな、と思い、  
きっと56歳にして子供を授かったことに感激したのだろう、とさらに深読み。


でも、
直木三十五と言う名前もあるしな、と思い直し、
江頭2:50っつうのは凄い芸名だ、と、
大川興業大川総裁の命名力に感心しています。


そういえばプロレスラー天龍源一郎には「53歳」という技がありました。
「56歳」というギター奏法があったら、どんな技だろうと考えつつ、
56歳の夕暮れは過ぎてゆくのです。

断食終了。

2012-02-26 14:42:26 | 
木曜日から断食。
写真の大高酵素と野菜ジュース、お茶だけで3日間過ごした。


毎日のウオーキングだけでは暴飲暴食の身体を制御できなかったようで、
久々乗った体重計は見たことのない数値を指していた。
う~、イカンイカン。
で、断食。


結果は…素晴らしい。
汚い話だが、大腸にこびりついていた宿便がなくなったせいで、
身も心も軽やか。


色彩が鮮やかになる。
味がよくわかる。
肩こりが解消する。


五感を伝えることを阻害する物質が体内に蓄積していたことを実感。
リセットされた内臓が喜んでいる。
体重は減ったのかどうか、まだ調べていないが、
たとえば増えていたとしても、この爽やかさにはかえがたい。


おすすめしますよ~。
4日目の朝のお粥が美味いよ。


スウェーデン食わぬは男の恥。

2012-02-23 00:21:49 | CD
90年代に流行ったスウェーディッシュポップ。
個人的に再ブームなので、持っていなかったCDをいろいろ取り寄せました。
(写真には日本のバンドも映っていますが)



アメリカやイギリスのバンドよりも、親しみやすいメロディ。
チープだけれど、やりたいことがはっきりしているスタジオワーク。
なるほどABBAを産んだ国だよなぁ、と、どのバンドを聴いても思ってしまうのです。



POPSICLEというバンドが一番のお気に入りです。
あ、ATOMIC SWINGもよろしいなぁ。
あ、あ、スウェーデンじゃないけれど、おんなじ北欧ノルウェーのPOGPPOPSも素晴らしいよ。



大半が消えてしまったバンドだけれど、
俺のCD棚のメインどころに鎮座ましましていらっしゃいます。
現役の若手バンドはどうなのだろう?



若手と言えば、
サッカーオリンピック代表、あと1~2点取れた試合だったね。
勝ったのは嬉しいが、
なんか、
歯がゆい。

つけまつける。

2012-02-19 01:53:16 | 人間は考える葦である
若い娘は人前で化粧する。
はしたないなぁ、と、オジサンは思うのだが、
一部始終見ていると学ぶことも多い。


幼さが残るすっぴんの少女が、あれよあれよと言う間に、
そこそこのオンナに変身してゆく。
それはまあ見事なものだ。
パレットみたいなヤツから、本日のつけまつげをセレクトして、ひょいっと瞼にのせて行く。
楽しそう。
寿司職人に似ている。
化粧上手な娘は威勢が良くて清々しい。


みんな、どこが自分の顔の弱点で、どこが売りなのかをよ~く知ってらっしゃる。
一日に何度も鏡を覗きこむのだろうな。
歯磨きの時にしか鏡を見ないオジサンにとっては、別世界の生き物だ。


男も眉毛を揃えたり、エステに行ったり、
ややこしい世の中だ。
「いいのよ、男の人はそんなこと気にしなくて」と、言ってくれることを期待してはいるが、
K-POPのシンガーなんぞを見ていると、ふむ、お手入れも男の美学なのだな。


だって男だもん、が許されない時代なのかもね。
そろそろ座って小便してみようかと思いつつ、焼酎を煽る。

放屁と親子会。

2012-02-13 12:22:16 | 人間は考える葦である
柳屋さん喬と喬太郎の親子会。
師匠と弟子が同じ高座にあがるのは、
やりにくそうだが、それがなおさら面白い。
新作落語の喬太郎、人情噺のさん喬、
持ち味を存分に生かした2時間半。



落語ブームで、どこのホールも若者の姿が目立つが、
やはり、まだまだ中年~老年が多い。
真打の噺が始まるまでの間、あちこちから遠慮のないイビキが聞こえてくる。



俺の真後ろの席の爺さんは、最初からず~っと眠ったまま。
トリの噺のいい所では、ブリブリブ~っと大音量の屁までなさった。



前座の噺より、
爺さんの屁の方が面白かったので、
許す。



考える男。

2012-02-10 19:56:33 | ライブ
伊豆大島に来ています。
田中ミリがお世話になっている、東海汽船のお招きでミニライヴの付き添いです。
出番を待つ間、控室でギターの西島ライトマンと将棋。
彼と指して、まだ一度も負けたことがありません。



クリック練習、将棋の特訓。
課題だらけの若者です。



昼間は東海汽船のスタッフの方に、島内観光に連れて行ってもらいました。
三原山、波浮港、そしてミリが通っていた高校と寮。
どれも興味深く、またゆっくり訪れてみたい所でした。



さあ、ライヴが始まります。
行ってきま~す。
ま、
俺は観てるだけだけど。

とっても上手になりました。

2012-02-10 02:39:57 | ライブ
つだみさこワンマン、渋谷7th floor。


気持ちの良いライブでした。
やっぱり、つださんの曲好きです。
MCも楽しいです。
サポートの若者2人も、どっしりとした演奏を聴かせてくれました。


積み重ねて来たものが、
少しだけ花開きました。
できるだけ多くの人に、
つだみさこの世界に触れてほしいです。


忘れていたものを、
思い出すかもしれません。

時代は変わる。

2012-02-08 22:58:20 | スタジオ
河口湖スタジオに続いて、
一口坂スタジオも営業終了。



俺がデビューの頃オープン、山ほど世話になったレコーディングスタジオが次々閉鎖。
音楽業界冬の時代とは言え、やはり寂しい。
バンドでレコーディング出来る、大型の老舗スタジオが消えて行く。
無駄は芸術に必要な要素だと思うのだが、時代が良しとしてくれない。
せちがない世の中だ。



とはいえ、指をくわえて見ているわけにもいかない。
自前でレコーディング出来るシステムを充実させなさい、と言うことなのだろう。



しょうがねぇなぁ。
俺なりに頑張ってみます。

あ、あ~、今日は不細工ですから写真撮らないでください。

2012-02-07 07:17:56 | リハーサル
つだみさこ、2/9渋谷7th floorワンマンライブに向けリハーサル開始。
初めてのサポートメンバーと、あれやこれや。


つださん、あんまり他の楽器と一緒に演奏したことがないので、とても楽しそう。
メンバーの演奏に聴き入っては、歌詞をトチり、ピアノをハショるが、それも御愛嬌。
ニコニコと春が来たかのようなリハーサル風景です。



昨日はスタジオに「つだセット」を差し入れました。
「つだセット」は柔らかで素朴なお菓子の詰め合わせ。
岩手宮古の塩ドーナツなんかをモグモグしながら、
2/9の作戦を練っていただきたいと思っています。



自分のライブじゃないのに、
あ~、
なんだかドキドキする。