vagabond moon

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駆け込みセーフ。

2010-04-30 06:37:35 | 映画
公開最終日の前日、
やっとアバターを観る。


3Dメガネをかけ、
吉川晃司に変身。



しかし、
吉川メガネは慣れるまで疲れる。
画面が暗いのも難点。
3D、
まだまだ改良の余地がありそうだ。



映画は、
「もののけ姫」「天空の城ラピュタ」「風の谷のナウシカ」
プラス、
「エイリアン」「マトリックス」
プラス、
「七人の侍」
という感じ。



あ、これ、
あの映画のあのシーンだ、
と、
発見するのも楽しいし、
映画自体も良く出来ていて、
興奮の館内であった。




ここで告白。


じつは3D映画は初体験ではない。



高校生の頃、
学校をサボって、
3Dポルノを、
盛岡東映に観に行った。



外人のオネーさんのオッパイが、
あちこちに飛び跳ねて,
スターウォーズなみのスペクタクル。


エロどころではなかったのを覚えている。




あの頃のメガネは、
ペラペラの安物で、
館内は、さながら、
スケベな月光仮面の集会。



正義の味方は、みんな、
北欧ポルノに、
めっきり弱いのだった。



頑固者。

2010-04-29 07:39:29 | 
ラーメンという美味いものがあるのに、
なぜそれをバラしてまで、
つけ麺にしてしまうのか、
理解できなかった。



その昔、
大王つけめんが流行った時代、
一度は食べて見たが、
その疑問は消えることなく、
頭の中のメニューから、
つけ麺は削除されたまま。



ところが昨今のつけ麺ブーム。



昨日入ったラーメン屋も、
店長一押し!のコメントが添えられた、
つけ麺のポスターが、
壁にデカデカと貼ってある。



決意した。
何年かぶりのトライである。


ラーメンを食いたがる体を押さえて、
「つけ麺ひとつ下さい」




美味かった。
中華麺の風味を味わいたいなら、
ラーメンより、つけ麺。


時にはこちらを選んでもよかろう。
頭の中のメニューに、
つけ麺が加わった。




頑固すぎると良いものに出会えない、
という、
イソップ童話のようなお話でした。













そうですか~?

2010-04-26 00:59:33 | スタジオ
つだみさこの唄入れ。
晴れた日につださんと仕事するのは楽しい。



お天気と気持がリンクする人なので、
天候がよろしいと、
スマイルマークみたいにニコニコなのだ。



あ、
雨の日はしかめっ面というわけではないよ。
雨はイヤですね~、と、
こちらに同情しているような表情をしてくれる。



つださん、
俺は雨をそんなに憂鬱に思ってないけれど、
いつもありがとう。




今日は、
「ないしょのゲーム」を歌ってもらう。


可愛い曲なので、
春めいた今日にピッタリ。




いいアルバムが出来そうな予感がする。



ゆっくりじっくり作るので、
そんなふうに、
味わってもらえたら、と思う。





ちなみに、
タイトルの、
そうですか~?は、
つださんの口ぐせです。




高円寺~野方。

2010-04-22 10:33:47 | 人間は考える葦である
朝日新聞の取材。
森田童子についてのコメント。


ベールに包まれたアーティストなので、
ペラペラ喋るのもいかがのものか、と思いつつ、
懐かしい話をいくつか披露させてもらった。



記者の方に見せられた資料の中に、
月刊カドカワに載った俺の雑文があった。


うむ、
書いたことを、
全く覚えていない。



引き潮のように、
記憶はこうして波のかなたへと、
消え去って行くのだな。


わが頭、
最近メモリー少なし。
残念。



事務所が高円寺に引っ越ししたので、
わざわざ出向いていただき、
駅前ルノアールでの取材。


中央線沿線の街で森田童子を語るのは、
彼女の作品の心象をなぞっているようだし、
春の陽気も重なって、
切なくも気持良いひと時だった。



そのあと、
新人バンドのリハーサルをチェックしに野方へ。


久々に行ったら、
今まで気づけずにいた、
可愛らしい神様を見つけた。



笑い地蔵。



なんだか、
ホッコリ、ニッコリになった。

引っ越しであ~る。

2010-04-20 04:19:37 | 人間は考える葦である
事務所の引っ越し。



あれやこれや、
ため込んだものが、
段ボールからクロゼットから、
これでもかと登場。


とくにスタジオ備品、
ケーブルの量がすごい。



一本につないだら、
箱根あたりで、
唄入れ出来そうなくらい。


厚木あたりまでを捨てて、
残りを自宅スタジオに持ち帰る。



すでに自宅にも大量のケーブルがあるので、
どうしたら良いものか。



大縄跳びに使う、
頭に巻く、
アマゾンの大ミミズを作る、
など、
いろいろ考えながら、
途方に暮れている。










遅くなりましたが。

2010-04-19 08:09:00 | 人間は考える葦である
桜の花も散り終えた先週水曜日、
花見だったのだった。


ん、
桜が咲いてないなら、
花見とは言わないかぁ。
ならば、
花を惜しむ会とでもしておこう。


がらーんとした公園で、
宴会するのはたった一組、
我々だけ。


加藤、大内、田中の、
美人三姉妹を引き連れる男性チームは、
ブリトラ伊藤、
ギター狩野、
そして俺、
の、
変態椿屋三重奏。


子供づれのお母さん、
トレーニング中の高校生、
売店のおばさん、
などの白い目を一切気にせず、
真昼間の宴会は粛々と進んだのであった。



しかし、
なぜ、
昼間の酒はああも美味く、
ああもたやすく酔っ払うのであろう。



ミュージシャンになった理由を、
「ん、昼間っから酒が飲めるから」
とお答えになった、
アルフィー桜井氏のお言葉を思い出しつつ、
スーパードライを流し込んだのだった。






四月の雪。

2010-04-17 07:52:19 | 人間は考える葦である
さみ~、さみ~、
サミーデービスジュニア、と、
おやじギャグが飛び出すほどの異常気象。



ありゃりゃりゃ、
駐車場の車も雪で真白である。




昨夜、帰り道、
首都高を走っていたら、
途中から雪になってビビりまくった。



家に辿り着いて、
ベランダの鉢植えを室内へ移動。


亜熱帯の植物の葉っぱに雪が積もっている姿は、
なんとも可哀そうで、こちらも余計に寒くなる。




雪は嫌いじゃないが、
急に冷え込むと、
腰痛がウズウズ騒ぎ出す。



おっさんかっ!?
おっさんです。




ここはひとつ、
温泉にでもつかりに行きたいところだが、
週末で、超満員だろうな。


バブでも入れて、
我が家の風呂でゆっくりするか。


みんなも風邪などひかぬよう。




ぶるるっ、
サミーデービスジュニア。








四十九日。

2010-04-12 07:05:12 | 人間は考える葦である
法要で京都、知恩院。



俗物の俺も、
本堂に入り頭をたれると、
穏やかな心になる。


仏事に触れ、
先祖を思う。


俺を生んでくれた、
命の連鎖は、
どこまで続くのだろう。


できれば、
ご先祖様ひとりひとりに会って、
ありがとうと、
握手を交わしたい。



てなことを思いながらタクシーで帰路京都駅。



人人人人人車車車車。
おお、
日本には竹下通りより、
混みこみの街がまだあるのね。
なるほど、
龍馬ブームですか。



しかし、
一分、二分、三分。
車は流れる気配なし。
このままタクシー動かんかったら、
新幹線乗り遅れるやんけ!?



おごそかな気分も、
すぐ現実に戻って、
冷や汗かきながら、
京都駅到着。
エスカレーターを、
二段飛ばしで駆け上がったのだった。



ふう。




ロックも捨てたもんじゃない。

2010-04-10 06:50:20 | 映画
新宿で「ソラニン」を観る。



前日、
美容院にあった雑誌で、
この映画のことを知ったら、
心がムズムズしたので、
翌日GO。



青春群像バンドほろ苦ムービー、
俺はこの手にめっぽう弱い。


「アイデン&ティティ」も「青春デンデケデケデケ」も、
ツボだった。



宮崎あおいが良い。
CM以外、あまり知らなかったのだが、
若手の女優にもこういう人がいるのだなぁ。
魂もスキルもあり。
俺、ほんとに勉強不足。



ギターをゼロから特訓したらしいが、
おぉ、立派なギタリスト&ヴォーカリスト。


カッティングする時の、
右手がとてもロック。
私見だが、
ギタリストの右手には、
人生が投影される。


意志の強そうな動きかただ。



勉強になります!



魂があれば、
まだまだまだまだ、
ロックも捨てたもんじゃない。