vagabond moon

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フィリップ・シーモア・ホフマン。

2008-05-29 07:14:16 | 人間は考える葦である
短パンサンダルで近所のシネコンへ。

気楽に映画が見られるのっていいですな。
でもあんまり安心してるとオッサン化が進行するかも。
危険。

「チャーリー・ウィルソンズ・ウォー」。
巨匠マイク(卒業)ニコルズの作品なので期待していたのですが、
こんなもんかという感じ。

ただしフィリップ・シーモア・ホフマンは相変わらずすごい。
完璧にトム・ハンクスを食っている。
彼が登場した瞬間から、かったるいフィルムがカラカラと回りはじめた。
名優である。

こんな役者が観られるからハリウッド映画も悪くない。

あらためて思う。

2008-05-26 05:54:47 | ライブ
加藤いづみ、ファンクラブイベントでライブ。
渋谷@future。

久しぶりの指弾きアコギにビビる。
初めて披露する曲ばかりでなおさらなのだが、なんとかセーフ。

小雨交じりだったけれど空気が爽やかで気持ちのいい時間だった。
加藤いづみのファンが創る空間はほんとうに優しい。

その後渋谷CINEMA RISEへ。
「I'M NOT THERE」。
ボブディランのアチコチ人生を六人の役者が演じ分けた映画。

ボブディランほどひとところに留まらないアーティストはいない。
過去のイメージをぶち壊すことで旅してきた人だ。
魅力の一端にそれがあったことを忘れていた。

再確認の一日。






初鶴見。

2008-05-24 00:05:19 | ライブ
色糸ステラのライブを観に鶴見のTOP’Sへお邪魔。
早めに着いたので駅前をウロウロする。

昭和の京浜工業地帯の面影が残っている。
エンジニアーな町だ。
鉄橋を渡る貨物列車のガタンゴトンが泣き声みたいにけたたましい。
久々だよ、夜の貨物列車。
なんだかブルースになる。

駅前で立ち食いソバをすする。
ダシが甘くて旨い。
「どう、うちのソバおいしいでしょ」
「これが食いたかった味です」
「まあ。そう言ってもらえると嬉しいわぁ」
オバサンと五秒だけ夫婦になった。

色糸ステラ、ずいぶんバンドになってきた。
微熱のようなエネルギーだが、ひたひた心にやってくる。

成長するって素敵なことだ。

プレミア対決。

2008-05-22 06:01:43 | 人間は考える葦である
早起きしてUEFAチャンピオンズリーグを観ている。チェルシー対マンUの決勝である。

イングランド勢対決となったこの試合、明日っつうか今日は仕事なのに、延長までもつれこんでしまった。いま朝の六時。

当然飲みながらの観戦なので、ギャーとかアーとか思わず声が出る。あぁっと惜しい、ランパードのシュートがバーを叩いた。

ジョンテリー、みごとなクリアー、えっ、ルーニー下げるのか。

ブログ書いてる場合じゃなくなってきた。

イタリアリーグが強かった時代、スペインリーグが強かった時代。ヨーロッパサッカーはすごいスピードで移ろってゆくが、やはりイングランドが面白い。

さぁ、延長後半だ。

すぐれもの。

2008-05-21 02:07:01 | スタジオ
PETERSONの STROBO STOMP2、ニューヨークの金髪楽器店で手に入れたブツである。

たかだかチューニングメーターのくせに199ドルもする。日本だと倍以上の値段。生意気な奴だが、こいつがなかなか素晴らしい。

ダイレクトボックスにもなる、キャノンアウトが付いている、トゥルーバイパスである、(マニアックでごめんね)などと機能的にもベンツ並み。だが、そんなことより気に入ったのはオリジナルのチューニングモード。

今までのチューニングメーターは基本的に1弦から6弦まで同じヘルツに合わすことしかできず、とっても数学的。(マニアックでごめんね)だがこいつは音楽的に調律することができる。

低域はフラットで高域はノーマルのモード、12弦ギターのオクターブの復弦が若干シャープになるモードなど、耳に心地よい設定の中から演奏者の好みで選ぶことができる。

俺はGTRというモードが気に入った。アコギをジャラーンと鳴らすと、平均律に合わせた時よりも空気が震える味がする。

ニールヤングやピートタウンゼントが使っているらしい。二人とも空気を震わすロッカーだものな。


寝ちゃった。

2008-05-18 23:07:41 | 人間は考える葦である
読売の記者の方からチケットをいただいたので、東京ドーム巨人広島戦。
ドームは何度も行っているが、すべてコンサートか格闘技。
野球観戦は初めてだ。

うーむ。なんかしっくりこない。岩手県営球場や神宮球場や西武球場のほうが楽しいや。

野球ってやっぱり屋外でやるスポーツじゃないの?。芝生の匂い嗅ぎながらビール飲んでさ、フラッグのはためきで風向きをよんだりしてさ。

サッカーやラグビー観戦のほうが100倍盛り上がる。インドアだったらアイスホッケーが熱くなれる。

もともとアンチジャイアンツというだけで贔屓のチームが無いし、ボディコンタクトがないスポーツはちょっとね、な俺なのでなおさらなんだろうな。

というわけでビールとウイスキーをしこたま飲んで、寝て起きたらラミレスがヒーローインタビューやってました。



ダルビッシュのピッチングは生で観てみたいな。

アメリカ旅行記、その四。

2008-05-17 02:35:22 | 人間は考える葦である
最終日は美術館めぐり。道すがらピザをかじって遅いブランチ。まずは近代美術館。建物が新しくなってから初めての入館。まずは最上階のゴッホを見て周回し、一階まで下りるルートを選ぶ。

前回来たときダリ特集をやっていたことを思い出す。なんだか以前の建物の方が雑然としていて好きだな。ドンキに慣れすぎてしまったのだろうか。いやモダンアートが近代的なビルディングの中にあるのが新しすぎてヤなんだろうな。アナクロな俺である。いまだに両国国技館より蔵前国技館のほうがカビ臭くて好きだ。こんど六本木の美術館ものぞいてみようと思う。

歩き疲れたので一旦ホテルへ。30分ほど休んでメトロポリタン美術館。まずはフェルメール。場所がわからず尋ねたら英語で「あ、ヴァーマーね」と言われる。なるほど英語読みだとそうなるのか。

時間が足りず二階フロアーのみを鑑賞。一階も行きて。エジプトもんとか見てワクワクしてえ。

閉館まで粘ってイエローキャブ。予約していたシーフードレストランへ。生ガキと脱皮したての蟹ソフトシェルクラブ、白ワイン。いまいち。

大好きだったSIDE WALKERSという蟹料理の店が閉店してしまって、それに勝る店みつからず。教えてくれたホテルマンも「うん。SIDE WALKERSはとっても良かったからねぇ。」と懐かしんでいる様子だった。

ホテルのバーでまたもや一杯。荷物は明日まとめることにして「なんか駆け足の旅行だったな。」と反省しつつ爆睡。

了。



アメリカ旅行記、その三。

2008-05-16 04:48:11 | 人間は考える葦である
ニューヨーク三日目。オムレツ食べて五番街。ブランドショップを横目にアバクロへ。
買い物飽きた。あとはブーツを買うだけ、でデパートを冷やかす。季節がらブーツの影すら無し。

それではと、地下鉄でダウンタウン。電車にストリートミュージシャンが乗って来て、突然パーカッションを叩きだす。うまい!レールの音と相まっていい感じ。ビートが溢れておりますなぁこの街、どこもかしこも。

どうにかこうにかブーツをゲット。やっぱりアメリカは革モノが安い。日本の三分の一くらいの値段に感じる。

得した気分でセントマークスプレイス。CBGBショップでお土産を買って、早めの夕食チャイニーズ。青島ビールと空心菜炒めと餃子と焼き飯。あまりいただけない。

歩いてブルーマングループを観にAstor Place Theatreへ。やはり大切なのはビートである。さんざ盛り上がる。

興奮冷めやらぬままバーで一杯。MAKERS MARKのオンザロック。寝る前のウイスキーは、いいね。

おやすみ。

アメリカ旅行記、その二。

2008-05-15 02:11:49 | 人間は考える葦である
結婚式の翌日、再びダラス経由でニューヨークへ。

国内なのに、ほぼ一日がかりの移動。ラガーディア空港到着は夜。疲労困憊。食事に出かける気にもなれず、ホテルの近所のデリを買って淋しい夕食、部屋食。



早寝のおかげで翌朝七時にパキッと起床。春のニューヨーク。イェーな青空の下セントラルパークをひと回り。帰り道に目玉焼きふたつとライ麦パンのトーストをいただく。イェー。ウメー。

ホテルに戻って、歩いて二分の楽器屋へ。欲しかったストロボチューナーを購入。金髪の兄ちゃんが「店頭展示品が最後の一個でそれしか残っていない」と言うので、しょうがなくそいつをゲット。外箱がボロボロだが、ま、どうせ捨てるんだし、と自分に言い聞かせる。

サプリメント、DVD、文房具、予定のものをスーパーで手に入れて再びホテルへ。さっきのストロボチューナーをチェック。あれ?取説が入っていないぞ。なんだよ~。楽器屋にこれから取りに行くと電話。

店へ戻ると、あぁ~ん、どうゆこと?!。最後の一個だったはずのストロボチューナーの新品がウィンドゥに並んでいるではないか!

金髪ヤローは消えていたので、別の店員におまえらなぁと真珠湾攻撃。新品と交換させる。ほかにも欲しい楽器まわりの品があったのだが、やーめた。今回はやーめた。気分わりー。


午後はソーホーへ。着るもの買って、お茶飲んで、ユニクロ見学していたらすぐに夜。リトルイタリーでカキとビール、カルボナーラと白ワイン。気分いー。


アメリカ旅行記、その一。

2008-05-14 06:35:23 | 人間は考える葦である
ダラスに到着。空港のそばのホテルで一晩眠りして、翌朝オースティンに移動。

オースティンのホテル、これが素晴らしい。森に囲まれたリゾートホテルで、広大な敷地の中をコロラド川が流れている。カーディナルやセキレイなんかが部屋のベランダでさえずって、時差ボケを笑顔にしてくれた。

夕方からは結婚式のプレパーティ。バーベキューとワインを楽しみながら、新郎新婦と列席者にご挨拶。上手く英語が出てこなくて何度も冷や汗をかく。夜の芝生に寝転んで吸うタバコが美味い。北斗七星を久々に見る。

翌日いよいよ結婚式。新婦のサンドラ、俺より○歳も年上なのに少女のようだ。イギリスにいた頃は地味だったのに今ではすっかりアメリカンウーマン。インターネットで新郎のアメリカ人と知り合って、なぜだかシェイプアップ。おそらく大塚娘。女とアメリカの凄味、感じたね。


ホテルのバルコニーで披露宴。ディナーをいただきつつ、情報収集。オースティンはやはり音楽の街のようだ。夏のフェスティバルは有名らしい。今回は市内にすら行けなかった。楽しみは今後にとっておくことにしよう。