vagabond の 徒然なるままに in ネリヤカナヤ

エメラルドグリーンの海,溢れる太陽の光,緑の森に包まれた奄美大島から,乾いた心を瘉す写真をお届けします。

季節外れの雪が降ったような... 『アマシバ』

2006-04-01 22:51:48 | ネリヤカナヤの花・植物
今の季節,奄美の山中は,じっと目を懲らすと,色々な花々に満ち溢れている。
そして,それぞれの花が,それぞれに個性を持っている。
本日お届けする『アマシバ』もそんな花の一つ。
森に雪が降ったかのように,パッとその木があるところだけ,白一面に染まっている。
遠目では,まるでアセビのようだが,アセビよりも白の密集度が高く,近くで見ると,俯き加減のアセビとは違って,雄しべたちが天空向けて,強く自己主張している。
アマシバは,もうしばらくすると,クロバイと共に,森を真っ白に染め上げてくれるようなので,とても楽しみ。
アマシバの花は,直径2cm程度で,香りはそれほど強くない。
雄しべの自己主張度が梅の花にも似ているが,梅よりも華がある。
アマシバは,奄美大島以南に分布し,低地から山地の斜面下部に多い常緑低木(ハイノキ科)。
若葉を噛むと甘みがあることから,その名が付けられたそうだ。
正面からの撮影にもチャレンジ。
正面からだと,何を撮ろうとしているか,モチーフが定まりにくい。
少し角度をずらしたこの写真の方が面白い。
手持ちマクロでは,この写真が限界。
それに,春風のいたずらも激しい
若葉萌ゆる長雲峠と龍郷湾。
少しだけ黄砂が待っているのか,春らしい霞も眩しい。
短時間ではありましたが,病み上がりで,元気に撮影を出来ることの有り難みを噛みしめた一日でした
【2006.3.31 奄美大島・龍郷町 Canon EOS Kiss デジタル with Canon EOS Kiss デジタル with Canon EF-S60mm F2.8 マクロ USM & Canon EF-S10-22mm F3.5-4.5 USM】
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