vagabond の 徒然なるままに in ネリヤカナヤ

エメラルドグリーンの海,溢れる太陽の光,緑の森に包まれた奄美大島から,乾いた心を瘉す写真をお届けします。

老化を防ぐにはローカロリー

2005-01-23 22:27:43 | 日記
駄洒落のようだが,どうもこのような説が有力になりつつあるらしい。ハードディスクに録りだめしたテレビ番組を整理していて,昨年放映されたNHKの老化防止を取り上げた番組を見ていて,初めて知りました。
カロリーを摂取しすぎると,活性酸素が過剰に発生して体内の組織を破壊し,血管等をはじめ老化が進行していくのだそうです。
また,アメリカでの研究では,100歳まで生き延びているひとの多くは,動脈硬化等の疾患の発生が相当遅いとのことです。

聖路加国際病院の日野原重明さんも紹介されていました。
日野原さんは,一日1400キロカロリー程度しか摂取しないそうです。
ある日の食事は,朝食は,リンゴジュース(サラダオイルを混ぜたもの),ニンジンスープ,牛乳,コーヒー(全て液体!),昼食は,牛乳のみ,夕食は,ステーキとサラダというもの。
93歳という年齢だから,これだけで我慢できるのかもしれないけれど,それでも,講演,執筆等で多忙のため,平均睡眠時間5時間で,週に一度は徹夜するというのだから,やっぱり凄い。
日野原さん曰く,「仕事に集中していれば空腹は感じない」とのこと。
いやはや,食べることが楽しみの凡人にはなかなか真似ができそうにありませんが

他に,脳の老化を防ぐには,とにかく脳を使い,前頭前野を鍛えることが大切との紹介もされていました。
98歳の方が,95歳から中国語を学び初めて,現在日常会話程度ならば可能になったとのこと。
この方も,現在自ら開設している脳に障害のある児童のための学園を,将来的には,中国にも開きたいとの夢があるとのことでした。
素敵な生き方ですよね。
将来の夢,改めて見つめ直してみようかと思いました。

阪神大震災から10年

2005-01-17 22:42:40 | 日記
10年前の今日,朝7時のNHKニュースをつけて,愕然とした。故郷・神戸の街並みが完全に崩れ去り,所々で火の手も上がっているではないか。神戸への電話も繋がらない。テレビニュースを見ながら,父母の生命はもう絶望的だと感じた…

あれから,10年が経つ。お陰様で,父母は無事だった。被害総額はおよそ10兆円ともいわれるが,震災後の再開発も進み,神戸の町は,少しずつかつての輝きを取り戻しつつあるように思う。人口も,昨年11月にようやく震災前の人口を上回ったという。少しずつ明るいニュースも聞かれるようになってきた。
しかし,被災後に仮設住宅を経て県営住宅等に住処を見出した人たちの高齢化が進み,孤独死等の問題も起きていると聞く。また,ただでさえ不況のために減少傾向にあった貨物船の寄港量も,ポートアイランドの埠頭の崩壊により大阪港等へ寄港地を変更したことに伴い大幅に減少した後,なかなか神戸へ帰って来ないとも聞く。さらに,昨年は,神戸経済の一つの象徴であったダイエーが産業再生機構の手続に入ることが決まるなど,暗いニュースも相次いだ。

人は,時間が経つと色々なことを忘れ去ってしまう。新潟県中越地震,スマトラ沖地震等の参加のことも徐々に記憶の中で色褪せていくだろう。
他方,被災者の方々の心と体の傷には,計り知れないものがあり,時を経てもなかなか瘉されないのも事実だ。
我々にできることは,これらの惨禍があったことを少なくとも心の片隅には止め,募金でも,ボランティアでも,それぞれが実行可能なことを少しずつ実行することなのだろう。そして,気が向けば,その地を訪れること,実はそれがとても役に立つことなのかも知れない。沢山の人出があるとそれだけで賑やかになって気持ちも晴れやかになってくるし,それに,経済的な効果もあるから…
そんなことを10年の節目に考えた。

宝くじ当選金の使い道

2005-01-05 20:20:20 | 日記
今日調べてみると,年末ジャンボ宝くじが当選していた。
これまで最下位の賞しか当選したことがなかったのに,はじめての下から3番目の賞の当選です。
使途は...スマトラ沖地震の寄付に充てることにしました。
日ごと明らかになる被害の実態を知るにつけ,いても立ってもいられなくなりまして。
シューマッハーの寄付額に比べると,豆粒のように微々たる額ですが,少しでも役にたてれば思います。

F1=M・シューマッハー、津波被災者に1000万ドルの義援金 (ロイター) - goo ニュース

21年ぶりの雪で迎えた新年

2005-01-01 18:43:03 | 日記
明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。
東京では,21年ぶりに大晦日に雪が振り,銀世界の中で迎える新年です。
昨年は,「災」が立て続けに起こった一年でしたが,この雪がすべての災厄を洗い流してくれれば,と思います。
積もった雪の中,めずらしく静まりかえった東京の街で迎える新年,新たな年を迎えるにあたって,色んな思いも湧き上がって来ました。

マゼールのニューイヤーコンサートが間もなく始まりますね。
それまでの間,クライバーのニューイヤーコンサート(1989年)のCDを聴いています。艶やかでありながら軽妙な響きに酔いしれています。ワインも進みます

上の写真は,雪の中,たわわに実る八朔の実です。最近のお店に出ている八朔はあまり酸っぱくないのですが,天然物の八朔はとっても酸っぱくておいしいんですよね

マロンの季節

2004-11-07 20:51:07 | 日記
本日のデザートは,エーグル・ドゥースの「ロワ・ド・マロン」。
秋はやっぱり栗ですねー
モンブランも捨て難いのですが,たまにはこういったシンプルな焼き菓子も良いですね。
中は,ぎっしり詰まったマロンコンポート。
結構食べ応えがあります。
1本(?)2,600円也の少し贅沢な午後のデザートでした。

次は,待望の三笠会館のモンブラン,ですね

未来少年コナンが復活!

2004-10-30 22:34:33 | 日記
時は西暦2008年,第3次世界大戦が勃発した後の地球を舞台にした冒険ファンタジーで,宮崎駿監督の初期の名作。11月4日(木)からNHK教育テレビであの名作「未来少年コナン」が再放送されます!

「天空の城ラピュタ」で描かれた未来世界の原点,「カリオストロの城」の冒険活劇の原点がここにはあります。何せ,コナンは,運動神経が抜群で,垂直の壁を走って登ったり,突きつけられた槍の上には登ったり,も~最高!一番好きな場面は,沈んで行く船の中に閉じこめられたラナちゃんを助けに行くシーン。感動ものですよ。木曜日まで待ちきれない~
「コナン」というと,私より少し若い世代は,「名探偵」の方を思い浮かべるようですが,こちらが本家なんですよ。
コナンの声は,のび太くんでお馴染みの小原乃梨子さん。でも,のび太くんと違って勇ましいんですよこれが。
それと,音楽,N響アワー等でご活躍の池辺晋一郎先生なんですね。先生は,本格作品の作曲,教育・啓蒙活動だけじゃなく,こういう分野でもご活躍されてたんですね。

それにしても,20数年前,「2008年」というと遠い未来のように感じながら,テレビにかじり付いていたものですが,もう4年先のことなのですね。局地戦は相変わらず頻発していますが,今のところ,世界大戦は起きておらず何よりです。

卵酒の作り方

2004-10-27 22:39:57 | 日記
ここ数日風邪気味で,声はガラガラ,鼻はズルズル,頭はボンヤリの状態で,ブログはおさぼり状態でした。一方,仕事はなぜか急に多忙になって,ようやくたった今帰艦しました
というわけで,明日からの復活を期して,卵酒の作り方について...
これまで,お鍋で,日本酒を沸騰させてから溶き卵を入れていましたが,この方法だと,茶碗蒸しのように,卵が固まってしまいがちです。ということで,最近は,電子レンジでお酒1合を2分ほどチンしてから,そこへ,砂糖をたっぷり入れた溶き卵を流し込んで,ほんの少しだけかき混ぜます。そうすると,卵も固まらず(底の方は半熟状態),なかなかのお味に仕上がります。
お酒も,おいしい純米大吟醸だとなおさら美味なのですが,とりあえず今日は病人ということで,安酒で我慢します。
それでは,今日も卵酒を飲んでぐっすり眠ることにします
明日からは本格復活したいなあ,書きたいこと色々あるんですよ

秋空に...

2004-10-23 20:21:02 | 日記
不順な天候のこの秋,東京では珍しい快晴です。
写真は,校庭にはためく子供たちの手書きの国旗です。
国内では,度重なる台風の被害が相次いだところへ,新潟県中越地震の大惨事。
世界に目を向けると,大小の紛争,飢餓や病気に苦しむ人々が後を絶ちません。
少しでも,人間の苦しみが少なくなるよう,青空に祈りました。

衝動買い~地下鉄ルービックキューブ

2004-10-19 23:25:22 | 日記
いつもは寝ぼけまなこの地下鉄の駅で,「ルービックキューブ」とは懐かしい文字。や,や,地下鉄,都電,モノレールで構成された簡易版ルービックキューブではあ~りませんか!これは即買い!!と思いきや,既に各駅ともに売り切れ続出。何個めかの駅で漸く手に入れたのでした。
2×2×2の構成は,3×3×3の構成よりも断トツにカンタンだけど,意外と楽しめます(この表し方って,もっとカンタンにできなかったでしたっけ?「3!」じゃないしなー数学の得意な人ヨロシク!)。
でも,オーナメントとしてはなかなかにクールかな,と思ったのでありました。
詳しくは,東京都交通局HPへ。

水俣病の行政責任が認められた日

2004-10-15 21:49:57 | 日記
 水俣病は,高度成長の過程で生じた公害である。1956年の公式発見から48年という長い長い年月を経て,この水俣病に関して行政にも責任があることが確定した。昨日は,ダイエーと高度成長について書いたが,水俣病という高度成長の過程で日本人が背負った「業」の中でも最も深い部類に属するものが,このような形で一つの区切りを迎えたことには,喜びを感じる。
 1970年代に私は小学生だった。そのころは既に,四大公害(水俣病,イタイイタイ病,四日市ぜんそく,新潟水俣病)の惨禍は明らかになっており,いかに患者を救済するか,いかに公害の発生を防止するかに焦点が絞られつつあった。そして,学校でも,例えば,小学校の社会科の授業で,これら公害の問題点と将来的な課題等について,子供ながらに研究したりしたものだ。当時は,テレビ,メディア等でも頻繁に取り上げられ,京葉地域の六価クロムの問題等とあわせて,現在進行形の課題として,多くの国民が認識していたように思う。が,その後,歳月は流れ,徐々に風化しつつあった。
 水俣病が,現在も進行中の大問題であるとの思いを深めたのは,恥ずかしながら,先週,NHKの人間ドキュメント「いのちの舞~石牟礼道子のメッセージ」を見てからである。石牟礼氏は,水俣病の苦しみと人間の「業」を描いた不朽の名作「苦海浄土―わが水俣病」の作者である。同氏は,現在,パーキンソン病を病んでいるが,その最後の仕事として,新作能「不知火」を創ることを決意した。その「不知火」の上演場所は,水銀廃棄物の詰まった2,000本のドラム缶の埋まった埋立地の上で行う。そして,「加害者」でもある「チッソ」の社員にも上演への参加を呼びかける。その姿を負ったドキュメンタリーであった。老齢化の進む患者の姿,患者一人ひとりが抱える思い,そして病を抱えながら事業を進める石牟礼氏の情熱には,心が大きく揺るがされた。
 そこへ,今日の最高裁の判決。認容された金額は多額ではないものの,おそらく患者の方々にとっては,行政の責任が認められたこと自体が,とても大きな意義を持つのだと思う。一方,世界に眼を向ければ,未だ大小の公害は発生しており,その被害に苦しむ人々もいる。産業や技術の発展に伴い,人間に有毒な物質が排出されることは避けられないとは思うが,何とか,人類全体が持続的に発展できるように模索しなければ,と久々に思った。さて,何から始めるか,それが問題である。


関西水俣病訴訟、国と県の責任認定…最高裁 (読売新聞) - goo ニュース

ダイエーの産業再生機構活用~神戸の落日

2004-10-14 23:18:26 | 日記
 私は,神戸で育った。神戸が生み出したものは多々あるが,戦後産業のうち神戸発の代表格はダイエーであった。第二次大戦で捕虜となった後復員した中内氏が,神戸市三宮に薬局を開店したのがその前身である。その後,「主婦の店ダイエー」を展開し,高度成長とともに,拡大路線を突き進む。その成長と衰退の過程は,かつては元気のあった日本全体の姿,さらに,ダイエー発祥の地,神戸市の盛衰とも重なる。
 神戸市は,ご存知のとおり,六甲山系を切り崩してベッドタウンを開発する一方,開発で出た土砂をベルトコンベアで海へ運び,人工島(ポートアイランド,六甲アイランド)を創造し,港湾施設,商業施設,流通機関等を誘致するといった政策をとった。さらには,ドイツマルクを運用して,人工島の開発等の原資の相当部分を調達した(財テクの走りである。)。70~80年代には「株式会社 神戸市」とも揶揄された。しかし,バブルの崩壊,続いて阪神淡路大震災が追い打ちをかける。この震災を契機に,ミナト神戸の港湾施設は,大阪へと移転してしまい,相当悲惨な状況になっていると聞く。産業は,漸く発展しつつあるものの,観光スポットから少し離れると未だに震災の傷跡の散見される町の姿には痛々しさを感じる。
 この大震災では,幹線道路,ライフラインがズタズタにやられ,市民の生活は経験した人しか分からない悲惨な状況にあったと聞く。そのとき,陣頭指揮をとって,「店から生活必需品を切らさない」との号令の下に,採算を度外視した商品調達を行ったのが,中内功氏である。中内氏の進めた拡大路線の行き過ぎ,価格破壊路線の失敗等,幾多の批判はある。しかし,インフレが急激に進行する高度成長期に「よい物をより安く」とのモットーのもと,「定価販売」の常識の壁を打ち破り,庶民のために尽くした姿勢,そして,大震災という危機的状況でも庶民のニーズを忘れないという有り様には,神戸っ子の心意気を感じる。
 その中内氏が創出したダイエーが,自主再建を放棄し,産業再生機構を活用することになったという。経産省のぐらつき,大手銀行の不甲斐なさ等,腹立たしく感じる部分も多々あるが,ビジネスとして,日本全体として,見た場合,おそらく今年度中にダイエーの再生の目鼻を付けるという選択は正しいのだろうと思う。ただ,神戸のそして日本の繁栄と歩調を合わせ,一時期は売上高5兆円を誇ったダイエーが,税金を使って,食料品のみに特化して,そして恐らく球団も手放して,小さな小さな所帯になって再出発を図るのであろうことは,とても,寂しい。さながら神戸の落日を感じる。
 神戸は,今でも山と海とが手に手をとり,美しく少しエキゾチックな町並みを誇る。レストランも洋菓子店も最高級のものが軒を連ねる。しかし,開港以来の往事の勢いを失ってしまった気がするといえば大げさだろうか。大好きな町はこれからどうなっていくのだろうか。
 ダイエーのニュースを聞き,そんなことを考えた。


頼みの経産省ゆらぎ ダイエー、迷走の裏側 (朝日新聞) - goo ニュース

秋の到来と金木犀

2004-10-08 07:34:40 | 日記
四季の中で一番好きなのは,秋。特に,日々,空気がキリッと引き締まっていくのが感じられる今の時期が大好き。朝は,晴れやかな気分で迎えられ,夜は,静かに虫の声や音楽を聞きながら読書をする。そして,この季節に欠かせないのが金木犀の甘い香り。一年のうちでたった1週間程度しか咲かないが,あの香りが漂ってくると,幸福感に包まれる。今年も,この季節がやってきた。
週末は,天気が崩れそうなので,今だけのお楽しみ。

体力増進計画~サプリ編

2004-09-28 23:49:05 | 日記
最近,疲れを感じやすい(もしかしてブログにはまりすぎ?)。
ともあれ,30代も半ばを過ぎ,体力の維持とできれば向上を図りたいところ。
暑さも和らいできたので,毎朝ウォーキングをしようと思ったが,天気が悪い(単なる言い訳!)。
とりあえず,オフィスのある階(十数階)まで階段を利用することにした。これは,結構心拍数も上がるし,汗もかくので効果がありそう
が,やはり疲れがとれない。
そこで,何かよいサプリはないかと思っていたところ,新聞に,サントリーの「セサミンE+」の試供品の広告が載っていたので申し込んだところ,今日,30日分の試供品が送られてきた。何という大盤振る舞い
早速引用開始。ゴマに含まれる成分「セサミン」とビタミンEのパワーが効くとの触れ込みだが,効果やいかに?
因みに,最近近視が進行したので,目にはブルーベリーエキスがよいと聞き,3か月ほど服用しましたが,目に見える効果が現れなかったので,セサミンにも過大な期待はしていませんが…また報告したいと思います。

ところで,今日は,中秋の名月だったのですね。我が家からも,雲間から,恥ずかしげではあるものの,はんなりと顔を出しているお月様が見えました。
昔は,母親と団子を作ったような気がしますが,今日はすっかり失念していました。季節感がなくなりましたね…

今欲しい物!

2004-09-24 23:59:37 | 日記
私の居城(?)は,広さ3畳である。そこに,本,雑誌,CD,DVD,アルバムが溢れかえっている。時々雪崩が起きる
CD,DVDは捨てられない。本もセンチメンタルバリアが強い。雑誌とアルバムは,スキャナで読み込めば,スペースがかなり生まれるかも知れない!
というわけで,今,猛烈にスキャナが欲しい。候補は,CanoScan 9950F。
今日も,某量販店に現物を見に行った。解像度もよさそうで,これならネガフィルムもバッチリ保存できそう。
が,しか~し!同機は,結構デカい。どこに置く場所があるのだろうか
部屋の整理を終わるまでは,スキャナはお預けかな~