珠玉の音楽に囲まれて

オーディオのこと、音楽のこと、思いついたまま記していきます。
by 横浜のVienna Acousticsファン

チューバホーンさん宅訪問

2022-04-24 20:48:52 | オフ会
genmiさんのオフ会の翌17日は、チューバホーンさんのお宅でのオフ会でした。今回もハンコックさんがご一緒です。OさんDACの会でもあったのですが、そのOさんは昼間の都合がつかず感想戦から合流されました。ちょっとしたハプニングでハンコックさんの参加が遅れましたが、無事、楽しい時間を過ごすことができました。週末の連日オフ会はいつ以来でしょうか?コロナ前であることは確かですが、思い出せません。ともあれ、連日オフができるまでに日常が戻ったとも言えそうです。おかげで濃い週末になりました。

コロナの影響もあり、オーディオ交流が減ったとはチューバホーンさんの弁でした。一方で、オーディオ的には既に安定期に入り、大きな変更はない様子です。スーパーツィーターが欠かせないアイテムとして定着し、前回不調だったSACDも復活していました。SPのセッティングをし易くする工夫を見つけられたという話もありました。オーディオは弄るのも楽しいですが、弄らないで音楽に専念できればそれに越したことはありません。もっとも、安定期につい弄ってしまうのがオーディオマニア、ということではありますが。


いつものように、クラシックから入り、ジャズ、洋楽、邦楽の流れで進行しました。クラシックは毎回、いろんな音源を知れるので楽しみです。今回は、ウェーバーの「オベロン」序曲を紹介いただきました。曲調から作曲家を当てようと試みましたが分かりませんでした。穏やかな出だしからダイナミックな終盤まで惹きつけられました。名演、探してみます。他にハンコックさん持ち込みのワルター指揮の「田園」や、アメリング、白井光子の歌曲を聴かせていただきました。スーパーツィーターは声に効くとのことでした。


今回はジャズが少なめでした。定番のトニーベネット『Playin With My Friends』から、ダイアナクラールとの「Alright, Okay, You Win 」です。ジャック・ルーシュはバッハが有名ですが、ベートーヴェン交響曲7番をモチーフにした盤を聴かせていただきました。


洋楽は盤の効き比べの流れとなりました。盤の影響が大きいの事は、アナログレコードに限った話ではありません。過去のチューバホーンさんのお宅でのオフ会でも何度も実感していることです。全般的には80年代の、CD初期の盤がいいようですが、これもケースバイケースだそうです。ジャケットや帯に記載されている盤の値段は参考になります。リンダ・ロンシュタットの「Waht's New」、ビリージョエルの「Honesty」のような耳タコの音源だからこそ、差が浮き彫りになります。知らなければ、知らないで済む話ですが、知ってしまうと・・・。


The Beatlesも聴き比べしました。チューバホーンさんの盤から「Come Together」(上段)、ハンコックさんの盤から「I Saw Her Standing There」(下段)です。同じ初期の盤でも、発売時期でも差があることが分ります。参考として2009年のリマスリング盤も聴きましたが、初期のCDの方が、音が自然に聴こえます。


The Beatlesつながりで、こちらは余興です。Puffy(懐かしい!)の8cmシングルの登場です。奥田民生のビートルズ愛が詰まった「これが私の生きる道」は、モノラルですが臨場感たっぷり。本家を聴いたあとだけに、余計に音作りが似ていることに気づきます。隠し玉ありがとうございました。


邦楽は女性ヴォーカルをかけていただきました。ハンコックさんが今井美樹の「卒業写真」に感動されていました。ステレオサウンドのSACD盤です。声が自然ですね。太田裕美もやはりSACD盤で「ドール」他をかけていただきました。『流線形'80』は私が一番好きなアルバムですが、これもやはりCDによる差があるとの見解です。


この日のラインナップです。SACDプレイヤーDCD-CX3 、CDトランスポートTL3 3.0、Oさん製作DAC 、是枝さんのプリアンプ、ファーストワットのパワーアンプでした。


前回から特に大きな変更点がなく、お馴染みの安定したサウンドを聴かせていただきました。ジャンルを問わず楽しめるのが素晴らしいですね。以前は、クラシック向け、ポップス向けとチューニングをされていましたが、システムが固まり同じセッティングで何でも来いの状態となっています。極めて微妙なSP合わせもされているようで、そのあたりが効いているのかも知れません。私が持ち込んだJUJUと久保田利伸による「Englishman in New York」は、音の作り込みが強調されることに・・・。盤の素性がさらけ出されてしまう怖さはあるのかなと、思いました。

オフ会の後は、近所の居酒屋風の中華料理店「GO喰」で感想戦です。下井草では初めてのお店でした。餃子や炒め物にビールが合いました。ランチもよさそうですね。感想戦からOさんも参加し、オフ会やオーディオ交流、音楽、音源の話題で盛り上がりました。チューバホーンさん、ハンコックさん、Oさん、楽しい時間をありがとうございました。

久々のオフ会連日、飲み会連日で、少々応えました。
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4 コメント

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Unknown (横浜のvafan)
2022-04-28 06:01:40
ハンコックさん

こちらこそお世話になりました。なるほど余裕ですか。音そのもののゆとりもありますし、何でも来いというシステムのゆとりも感じました。声好きとしては毎度、ゆとりある声に刺激を受けています。

あと、いつも興味深い持ち込み音源、ありがとうございます。いい盤を探すエネルギーが皆さんにはとても敵いませんが、こちらもできる範囲で集めたいと思います。

また、よろしくお願いします。
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Unknown (ハンコック)
2022-04-26 22:28:45
こんばんは。
先日はありがとうございました。
今回も実りの多いオフ会でした。
やはり以前調子の良い時もそうでしたけれども、かなり追い込まれたシステムで聴くSACDは素晴らしいですね。
なんですかね、あのギュと音はしまってるけれど、なんだかふくよかな感じがしました。
音にゆとりとか、余裕があります。
その昔聴かせて頂いたソプラノでも同じ印象を持ちました。
あれは、羨ましいです。
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Unknown (横浜のvafan)
2022-04-25 21:24:27
チューバホーンさん、こんばんは。

先日はお世話になりました。確かに毎年2月の寒い時期にお邪魔してましたので、SPのコンディションが気になられたのかも知れませんが、私は、気にはなりませんでした。

ここ最近の、音の完成度が高いので、進化ポイントを挙げにくいのですが、全般に声系が落ち着きもあって良かったと思います。

確かに交流はいい刺激になりますね。ひと夏越した後になりますが、是非、定点観測お願いします。
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Unknown (チューバホーン)
2022-04-25 17:34:38
Vafanさん、今回も定点観測ありがとうございました。
例年より遅い時期の開催でしたので、気温や湿度の上昇が心配でしたが、当日はまずまずの気候でよかったです。
 ここ最近は、もっぱら盤探しばかりに注力しているので、機器の方はほぼ放置プレイ状態でした。
皆さんがいらっしゃる日程が決まり、慌てて真面目に(笑)機器の調整をしました。つまり、機器やケーブル類は前回と何も変わってなかったのですが、それなりに音は変化?
進化?はしていたと思うのですが、いかがでしたでしょうか?
 久しぶりのOff会は、いろいろな情報交換ができて、とても楽しかったですし、やはり交流があってこそのオーディオだなあと再確認させていただくことが出来ました。
 ということで、秋の定点観測もどうぞよろしくお願いします!

チューバホーン
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