珠玉の音楽に囲まれて

オーディオのこと、音楽のこと、思いついたまま記していきます。
by 横浜のVienna Acousticsファン

3連休、中日:鶴見川源流へ

2013-10-16 22:22:54 | その他
3連休の中日は、昨年の鶴見川ウォーキングの続きで、源流まで歩いてきました。普段、通勤時に何気なく見ている鶴見川ですが、以前より愛着が増した感じがします。振り返ってみると、そもそものきっかけは3.11でした。鶴見の会社から自宅まで歩いたことで距離感を把握できました。できれば次はのんびりした気分で、と思い浮かんだのが鶴見川遡行だったのです。ただし昨年はスタートが遅かったことや、新横浜あたりまでの大回りの蛇行で、日没終了となってしまいました。できればこの秋に、残り半分を歩きたいと思っていました。鶴見川の全長は42.5km。2年越しですがマラソンの距離感も体感できました。

出発地点です。東名高速の横浜青葉インター付近です。中央の鉄橋は田園都市線で市が尾駅が近いです。写真のように、この日は青空がとても気持ちいい1日となりました。


歩き出してすぐに掲示されていた流域の地図です。鶴見川流域は動物のバクの姿に似ていると言われます。赤い点2つは私が後から画像上で追加したもので、この2点間を歩きました。距離は昨年と同様です。寺家ふるさと村はこのブログでも何度か紹介している横浜北部の里山です。


ふるさと村の手前の常盤橋が鶴見川サイクリングコースの上流側の起点となります。サイクリングコースはいまやランニングコースになっている感があります。地元の日体大の学生さん(陸上部?)もえらいスピードで走っていました。サイクリングコースが終わるとランナーが減り、皮肉ですが相対的にサイクリストが目立つようになります。


川沿いにはキンモクセイが沢山植えられていました。ここまで秋の香りを1日中嗅ぎ続けたことはないと思います。花もピークを迎えたようです。


小田急線の鶴川駅の近くのマルエツで水分とエネルギー源を供給しました。写真は小田急線の高架を潜ってすぐの辺りからのショットです。ここから線路を離れ北西に進みます。


いくつかの支流と別れ、川幅が狭くなってきました。


あと5kmの道標です。バクの意味、おわかりですね。


いつもまでも川沿いに道があるわけない・・・と思っていました。左岸、右岸の道が両方行き止まりになり、右往左往しました。それでも無理やり見つけた小道からこんなショットを撮りました。結局のこの道も使えず、引き返すことになりました。


事前情報として野球で有名な日大三高が近くにあることをインプットしていました。ここは幹線道路の図師大橋付近です。鶴見川もすぐ脇にあって一安心です。


小山田緑地の農園風景です。由来となる小山田家は信玄の有力家臣で、その本領がこの付近だったようです。秋の里山の雰囲気が出てきました。


小山田緑地を抜けさらに坂を上がります。まだ2時半頃だったはずですが、谷間は日陰になるのが早いです。もう少しで源流の泉です。因みに峠の向こうは八王子市です。


あっけなく源流の泉は現れましたが苦言もあります。途中に目立った標識がなく(見落としているかも知れませんが)、もう少しアピールすべきと思いました。少なくとも現地にある小山田緑地のマップに、源流の泉というワードは入れて欲しいですね。途中、自転車で来られていたご夫婦とお互い迷っている段階で「どこでしょう?」なんて会話をして別れましたが、最後はほぼ同じ時間に泉にたどり着きました。


写真では表現しきれていませんが、水が湧いています。柵に囲われていて中には入れません。


澄んでいます。ちょっと触れてみましたが、冷たくて気持ちよかったです。


帰りは小山田のバス引き返し場所まで下って、バスで町田に出ました。町田というと人がゴチャゴチャしている街のイメージがありますが、源流付近も同じ町田市内です。自転車で町田の田舎を巡るのも面白そうです。早めに町田に着いたこともあり、小田急百貨店の九州物産展と中古レコード屋PAMで、家族および私へのお土産を買いました。脚も案外、疲れておらず、玉川学園から家まで30分ほどですが歩きました。こちらは帰路の高台から見た丹沢方面です。


後日ネットで調べると、2回にわたって鶴見川を歩かれた方がいました。2006~2007年の年末年始ですが、やはり市ヶ尾を中間地点にされていました。その方によると、本当の源流はさらに上方にあるようです。確かに泉の位置は唐突感がありますし、源流には1滴ずつ落ちる姿を期待したくなります。というわけで、宿題をいただいた次第ですが、今度はバスで気軽に向かうことします。
コメント (4)
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