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(元)旦那の病気(双極性Ⅱ型障害)について

ご注意!

当ブログをお読み頂きありがとうございます。 このブログは(元)旦那の病気(双極性障害)を中心に 家族の日常を記載しております。 ただし、ブログ主である私の“毒”も多分に含まれ 心の病気の方などに不愉快な記載がある場合もあります。 どうか、充分ご注意いただけますようお願い致します。

節目

2011年09月07日 | 日記
昨日は2週間ぶりの心療内科の受診日だった。

今回調子が悪かったので記憶が飛んでいるらしい彼に
何度も何度も一緒に行けるか聞かれていた。

正直、プチ失踪から自我が崩壊しつつあった私は気乗り
しなかったがいつも通り一緒に受診した。


待合室は結構混んでいて、彼は3人掛けのソファに一人空けて
座った。

いつもなら、3人でも並んで座っていたのだが、やはり調子が悪い
のか人と並んで座る気になれない。

後ろにあった1人用の椅子に座った。


待つ事1時間近く…診察室に呼ばれ、二人並んで座ると
先生が「どうでした?」といつものように診察を始めた。


彼はデプロメールを減らしたせいか過食がぶり返したこと、
前の会社に行ってしまい、パニック発作を起こしたこと、
そしてそのために連絡もせず1晩帰らなかったことを説明した。

先生は「ご家族は心配したでしょう~」と私の方を見たようだが
応えることができない。

ただ無表情のままうなづいた。


その後もしばらく彼と話した先生が最後に

「奥さんから見てどうでしたか?」といつものように質問された。


今度は先生の目を見て、話すことができた。


薬を変更し、また2週間後となり診察が終了した。


待合室に戻ると、なぜだか泣けてきた。


ただただ、泣きたかった。

彼が驚いたように「どうしたの?」と聞いてきたが、応えなかった。


しばらく静かに泣けたら、少し落ち着いた。


先生がわかってくれているって思ったからなのか、誰かに話を聞いて
もらったからなのか、それまで何度も何度泣きたいような気がして
いたのに、ぼんやりするだけだったのが泣けてすっきりしたような
気がした。


これを節目にして、気持ちをリセットしなければ…と思った。

いつまでも壊れっぱなしなわけにはいかない。