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(元)旦那の病気(双極性Ⅱ型障害)について

ご注意!

当ブログをお読み頂きありがとうございます。 このブログは(元)旦那の病気(双極性障害)を中心に 家族の日常を記載しております。 ただし、ブログ主である私の“毒”も多分に含まれ 心の病気の方などに不愉快な記載がある場合もあります。 どうか、充分ご注意いただけますようお願い致します。

役割

2011年09月02日 | 日記
私は彼に役割を与えた。

それは生活のリズムを刻むためのものであり、責任感を持つための
ものであり、家族の中で存在感を増すためだ。

1つは金魚のエサやり。

彼が飼いたいから…ということで、私の実家の池にいた魚(正式には金魚でない)
を父親から譲り受け、今我が家の玄関になる水槽にいる。

水換えやポンプ掃除は私がやるが、(以前はお義父さんがやっていた)エサを
あげることは彼の仕事。


もう1つは娘のお迎え。

これも以前はお義父さんにお願いしていたものだが、児童保育へ4時くらいに
お迎えに行ってもらう。

娘は児童保育があまり好きでない。

だから私が会社帰りに迎えにいく6時くらいだと機嫌が悪い。

迎えに行くためには外にでなければならず、それなりの身なりも整えないと
いけないだろう。

迎えに行けば、児童保育の先生と話すこともあるだろう。

そういう外界、他者とのコンタクトが必要だと思ったから。

また4時ごろ迎えに行って、私が帰るまでの2時間弱。

その時間を娘とのコミュニケーションに使えたら、1日CLOSEしている
世界からリアルな世界へと窓が開くかなと思ったから。


もちろん、金魚と娘を同等に考えているわけではないが…。


今朝、調子が悪いからと言って出かけようとする娘に

「もしかしたら、4時にお迎えにいけないかもしれない…」と言っていた。


私が出かけるときには

「もしかして迎えにいけないようなら、電話するから…」と言っていた。



それは娘のお迎えが自分の役割であるという自覚があるからだろう。

調子が悪くて行けないとしても、ちゃんと行けないなりに対応できる
ようになったのだと思った。


先日の「出先だから…」メールとは違って、一方的なのとは違う。


少しは成長したのだろうか。

しかし、そんな風にいい気なっているといつも足元をすくわれるので
用心しないとな。


常に油断のならない感じ。

それが双極性障害の彼と家族でいることの現実だ。