鬱 のち 躁 …

(元)旦那の病気(双極性Ⅱ型障害)について

歪み

2010年12月27日 | 日記
なんとか無事にクリスマスも過ぎました。

会社の昼休みと帰りと2度に分けて食材の調達に走り
ケーキをGetしてクリスマスの食卓を整えました。

先月の娘の誕生日は彼には辛いだけだったらしく
今回はちょっとでも楽しんでくれるといいなぁ…と思って…。

心療内科の先生にも「クリスマスを楽しんで」と
言われましたし…。

でもチキンをたらふく食べて、ケーキを食べて…
あとは一人先に寝てしまいました…。

娘は初めて飲むシャンメリー(お義父さんが買ってくれた)
を飲み喜んでおりました。

「サンタさん今どのヘンだろう…」と言いながら…。


翌朝、ゴソゴソとプレゼントを娘の枕元に…。

彼も早くからゴソゴソしていて、カメラやビデオを
枕元において鬱々していました。

朝方うっすら目を開けて、娘がプレゼントを確認すると
自分のリクエストのおもちゃがあることに安心した
ようでした…。

内心、「反応うっすぅ~」と思っていたので
娘がお遊戯会でやった原作の絵本と同じシリーズの本2冊
を手渡し、

「なんか、これもあるよ~」というと

その場でジャンプして大喜びしていました。

私は喜んでくれてよかったなぁ~と思いつつ、
彼はカメラやビデオを撮っていました。

娘は

「なんでサンタさん頼んでもいないのに
 ○○ちゃん(娘)がやったお遊戯会の本
 わかったんだろう…」

と言うので

「きっとサンタさんは○○(娘)のことを
 よ~く見ているんだと思うよ…。
 それできっとわかったんだよ。」

と言いました。

すると

「今もサンタさん見ていてくれるのかなぁ…
 サンタさんってやさしいね…」

と言ってました。

母サンタは心の中で、「ありがとう」って思いました。


翌日、彼と差し向かいでコタツに入り

「クリスマスどうだったぁ~?」と聞くと

「○○(娘)の笑顔がいつまで続くんだろうって
 思うと辛かった…」といいます。

「……」

完全に認知が歪んでいます…。

溜まらず、

「それは病気に歪められた考えなんじゃないかな。
 まず、○○(娘)が喜んでいることを喜ぼうよ。
 で、それができた環境を感謝しようよ。」

「どうしても、そう考えてしまうならそれはそれで
 しょうがないかもしれないけれど、せめて
 そう考えた後に、“この考えは病気で歪めらたもの”って
 思えないかな…」

と言うと

「うん…」って力なく言ってました。

私はカウンセリングもできないし、医療従事者でもない
ですがそうやって自分で認識することも必要だと思うんです。

クリスマスもお正月も自分自身楽しむにはまだまだ
程遠いですが、家族が楽しめるようにすることが
自分の楽しみだと思うことにします。






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