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(元)旦那の病気(双極性Ⅱ型障害)について

覚悟

2014年04月11日 | 日記
私はよく『覚悟』って言葉を使う。

彼に、

『意気地も覚悟もないから~』って。

覚悟とは

 危険なこと、不利なこと、困難なことを予想して、
 それを受けとめる心構えをすること

 「デジタル大辞泉の解説」より

だそうだ。

ちなみに、意気地とは

 事をやりとげようとする気力

 「デジタル大辞泉の解説」より

だそうだ。

でしょ、彼にはどっちもない。


私の一番の覚悟。

「何があっても娘を育て上げること」

これに勝るものはない。

何があってもは、例えば彼と別の人生になってもとか。

それは、彼が病気になるもっと前、娘を身ごもったときから。

母親になるってそういうことでしょ。


昨日、昼休みに彼から電話が来た。

泣きながら。

「○○があんなに外食喜んで~。

 もっといろんなところに連れてってあげたいのに~~~。」とかって。

つまり、前日にしゃぶしゃぶ屋に行くって言ったときに娘のテンションが
えらく上がり、それを見て本当だったらもっといろんなところにたくさん
連れて行ってあげたいのに、それができない自分が…ってことかな。

確かにね、私だっていろんなところに行きたいし、連れて行ってあげたい。

でも、今時このご時勢、外食にめったいいけないって家なんてあるでしょ。

消費税も上がってるわけだし、回数減らす家もあるだろうし。

何も自分たちだけが貧乏で、不幸なわけじゃない。

外に食べに行くことよりも、3人でご飯食べることの方が娘はよろこぶ。

もちろん、3人で外に食べに行くことが一番よろこぶけど、昨日はそれが
できなかったんだからしょうがない。


そう言うと、今度は

「△△だって、11年も経つのにいいことよりも、半分以上はは切ない思い出
 ばっかりで~~~。」って。

つまり、私と結婚して11年目に突入したけど、辛い思いばっかりさせて…って
ことなんだろうけど、彼が診断名がでて8年経つし、それ以前も怪しかったから
気持ち的には半分以上ってより、ほぼほぼ全部の期間なんだけどねぇ…。


しょうがないものは、しょうがない。

できないものは、できない。


でもそれが、しょうがなくないように、できるようになるように
努力することが大事だと思う。

うだうだ嘆いて泣いてないで、次のチャンスに生かせるように
精進してくださいって言って電話を切った。


もうね、それ以上どうしょうもないじゃん。


諦めなきゃいけないものは、諦める。


でもね、娘を育て上げる覚悟はあるけど、彼を最後まで面倒見る
覚悟は全然できてないんだ…。






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