鬱 のち 躁 …

(元)旦那の病気(双極性Ⅱ型障害)について

正夢

2017年02月15日 | 日記
昨日の今日で、まったくベクトルの違う記事で、
なんだか恐縮なくらいなんだけど、あまりに
リアルな夢を見たんで、書いておこうと思って。

私はとある住宅街を歩いていて。

ふと気が付くと、彼が1軒の家の庭いじりをしていて。

一緒にいた時よりも、ずいぶんすっきりした顔つきで。

やべっ、気付かれないように…って迂回するんだけど
やっぱりそこは気付かれて。

彼は私に向かって、色々話しかけてくるんだけど
私は、

「絶対にあんたも、あんたの親も許さないから!」

とか叫びつつ、大泣きしていて。

そのあともめちゃめちゃ叫んでて。

でも、彼が庭の花を手折って

「これを○○(娘)に。」って言うと

私は、文句を言いながらもそれを受け取るっていうの。

なんか、あまりに私らしくって…。

一緒にいる期間は、私は自分の感情の一部に蓋をしていた
んだろうと思われ。

不安とか不満とか、マイナスな感情は蓋をして見ないふりを
しないと、自分が壊れ終いそうだから。

もちろん、たまりすぎて多々爆発してしまうわけだけど
それでもまた自分の中にあるその手の感情が夢に湧き出るっていうか。

あまりに叫び過ぎて、泣きすぎて、目が覚めて自分の顔確認
しちゃったわ。

よだれや涙がついてないかって。

あと、娘に渡す花。

今、学校でキャリア教育の一環で社外講師を招き、いろんな
タイプの職業の方に話を聞いているらしいんだけど。

自分の将来の夢にかかわる部分も書かなければいけないらしく。

娘は、2年前くらい?彼がいなくなった頃から、将来の夢として
彼がやっていた職業を考えていて。

そのために入る大学の学部まで考えていて。

きっと目標を決め、コツコツ努力できる人だからたぶん本当に
かなえてしまいそうな気がしてて。

娘が物心つくころには彼はもう仕事ができてなくて。

家にある資料なんかしか、伺い知ることがなかったはずなのに。

彼も娘の希望を聞いて、ものすごくよろこんでいたんだけど。

正直、その職業はすばらしいとは思うけど、私としては
ちょっと複雑な感情もあったりして。

なんともね…。

娘が選ぶことだから、とやかくはいいたくないんだけど。

だから、彼から託された花はそういう思いも、繋いでいく気が
したのか、娘には娘の彼との関係性があるんだと思ったのか
手にした花を見つめて呆然としているところで目が覚めた。


で、そのあと続きみたいなもう一つの夢もひどかった。

今度は3人で喫茶店みたいなところでお茶を飲んでて。

私と彼と彼の奥さん。

で、その奥さんが私に向かって言うの。

「どうして病気なのに、彼を責めるんですか?」って。

私は席を立ちながら、

「なんでも病気のせいにはしてらんないでしょ。

 そうじゃなきゃ、一緒に生活なんてできない。」

って答えて。

で、そのまま私だけ歩いてキャッシャーの前に立ち

「会計はどうしたら?」

って聞いたら、奥さんが

「こちらで…」って言うのを制して

「自分の分は払いますよ。

 でも、二人の分は誰が払うんですか?」

って聞くの。

そうすると奥さんは何を言っているのか?って顔をする
んだけど、私が

「うちの娘は父親が払ったところを見たことがありません。

 この会計もあなたが払うんですね。

 生活ってそういうのの積み重ねですよね。」

って答えるの。


意味伝わるかしら?

本当に一緒にいたころ、彼はどんなときも財布を出すことが
無かった。

もちろん支払能力が低いのはわかっているけれど。

私からのお小遣いも、隠れてもらっていた親からのお小遣いも
私たちに使うことはまったくなかった。

最後に行ったディズニーだって、出発間際に

「俺、財布いらないよね?」

って聞いたくらいだ。

障害者枠で収入を得られるようになっても、家にはまったく
お金を入れることもなかった。

全部車と、お酒とたばこ代に消えた。

あ~誕生日に鞄を買ってもらったことがあったか。

でも、私はそんなブランド物の鞄よりも、微々たるお金でも
彼が稼いだそれをひとまず渡してもらっていたら、きっと結果は
違っていたのかもしれないと思う。

仕事を辞める前は、全部渡してくれていて、そこからお小遣いを
渡していたから、尚のこと。

私は長らく、彼は仕事ができるようになればきっと少しは違って
くるだろうって思っていた。

男の人が仕事ができないという状況は、きっとそれだけで存在価値が
ないくらいの否定要素となんだろうと思っていた。

だから、何の仕事でもその存在を認められ、対価としての稼ぎが
あれば、彼の自尊意識も変わるのだろうと思っていた。

しかし、何も変わらなかった。

確かに自尊意識は上がったかもだけど、躁の影響か高くなりすぎ
周囲の人を見下したり、俺にはもっとできる感が増大しただけだった。

自分が稼げないせいで、私や娘に苦労を掛けたという意識も
なかったのだろう。

そうでなければ、自分の趣味だけにお金をつぎ込むこともなかった
だろう。


つまり、お金って大事よね…ってところもあるんだけど
なんていうのかなぁ~、払ってもらって当たり前って感じが
嫌なんだろうな。

自分は病気なんだから、やってもらって当たり前って感じが。

一緒に生活するんなら、病気だろうが子供だろうがなんだろうが
自分のできることはできる範囲で協力すべきなんじゃね?って。

家族っていわゆるチームでしょ?

持ちつ持たれつっていうか、できない部分をフォローしあう
もんなんじゃないの?って。

なんであんたは、一方通行なこのバランスを当たり前だと
思ってんの?って。

私はあんたの保護者でもなければ、介護士でもないし、ましては
母親じゃないんですけどぉ!って思ってたんだろうね、きっと。


夢ってきっと、その人の潜在意識が作用するんだろね。

きっと当時消化できなかった感情がなんかのきっかけで湧き出る
みたいな。

で、夢を見ることで頭の中で整理できていくものなのかな。


きっかけはわかっているの。

今でも続く、イタ電。

番号を確認すると、出ることもなく受話器を上げてすぐ切る
んだけど、それでもまだ続いている。

週に何回かくらいなんだけど。

相手も思い当たる節がないんだよね、彼以外。

もう、着信拒否にしたから手間はかかんないんだけど。


本当に、頭がグルグルするくらい、リアルな夢だったわ。

あ~やだ、やだ。




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