鬱 のち 躁 …

(元)旦那の病気(双極性Ⅱ型障害)について

復讐

2016年01月13日 | 日記
年初め、彼に会ったときに通帳を渡された。

元・義両親が娘のために積み立てていた通帳だ。

金額はざっと見ただけなので、よくわからないが
そこそこまとまったものだと思う。

最後に会った時も、届を出した後電話がかかって
来た時も、これを渡したいって随分とこだわっていた。

昨年軽い脳梗塞を起こした元・義父としても自分が
生きているうちに渡してしまいと考えたのだろう。

正直、娘が今後進学していく際の資金は心配がつきる
ことがないので、ありがたいと言えばありがたい。

しかし、なるほど、もう金輪際娘には何の援助もしない
という最後通告のようにも受け取れる。

まっ、もちろんそれはそれでかまわないが。

何かにつけて、「金がない、金がない」と連発して
いるらしいので、事実は別としてもこれで縁も心残りも
さっぱりしてもらったと思えばそれでよしとしよう。

ただ、ちゃんと受け取ったかどうかきっと、彼に通帳を
預けただけでは心配だろうからと娘に手紙を書いてもらった。

何せ、生まれた時から娘のために初めた500円玉貯金も躁の
まっただ中で貯金箱を壊し、それをこれよみがしに放置して
おいたり、元・義父母がくれた小学校の入学祝をピンハネしたり
した父親ですからね、信用度がありません。

通帳を受け取ったこと、将来大事に使うこと、そして元気で
長生きしてほしいってこと。

私がそれらのポイントを伝えて書かせたわけだが。

そこはそこそこ常識人としてはね、当たり前なこと。

で、その手紙が届いて元・義父が喜んでいたと彼から電話があった。

まぁ、それだけじゃ電話を切らず、あれこれ向こうが話してたけど。


最近、離婚から1年が過ぎたことを機会にかねてから考えていた
復讐計画をぼちぼち実行していこうと考えている。

復讐と言っても、彼や元・義両親に報復しようというわけではない。

彼に今まで以上に、距離を取ろうと思うのは、復讐ではなく再婚する
ということへのけじめ。

私の考える最大の復讐は、忘れるということ。

もちろん、彼の心配は尽きないし、元・義両親の仕打ちは許さない。

でも、少しずつ忘れるということ、もっと言えば、彼や元・義両親に
対する感情を少しずつ浄化して、心惑わされることなく娘と二人
したたかに、しなやかに生きて行こうということ。

この1年、ぼーっとしているときはなんだかんだ元・義両親の
仕打ちを恨んでみたり、怒ってみたりしていたし、連絡があれば
彼の話聞いたり、連絡がなければ大丈夫かなって心配して見たり
神社や仏壇で手を合わせるときは、彼のことを合わせて祈ってみたり
そういうことをずっとやめられないでいた。

恨みや怒り、後悔や悲しみ、そういったマイナスな感情を手放して
こそ、楽しく生きていけるんじゃないのかなって。

きっと、彼も元・義両親も自分たちの存在を忘れないでほしいと
思っていることだろう。

それをあえて、忘れようってことが一番の復讐。

意外に、娘はそれができている。

私も負けずに、そうできるよう頑張ろう。





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2 コメント

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Unknown (てらもっち)
2016-01-23 22:37:41
忘れる。いい復讐の方法ですね。

その復讐の感情も忘れてしまえば、もっといいですね。
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Unknown (本人)
2016-01-26 10:45:10
てらもっちさん、コメントありがとうございます。
まだ、お読みいただいていたんですね。

なかなか難しいですが、段々と時を重ね
そうなるようにしたいと思っています。
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