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(元)旦那の病気(双極性Ⅱ型障害)について

弁当

2014年09月24日 | 日記
彼との最終的な結論もでないまま、既に3週間が経過する。

毎日催促されるので、一応そういう方向性で…的な返事は
してしまったが、まだ正式にという段階でもない。

そんな中、彼がA就労に行きはじめてほぼ1か月。

通院のために1日休んだり、体調が悪くなり2日くらい早退
した以外は、毎日真面目に通っている。

そんな彼に、私は毎日お弁当を作っている。

600mlの小さな、小さな、まるで女子中学生のような
お弁当だけど。

冷凍食品を一品と野菜を中心に副菜をいくつか。

同じ就労箇所にいる方々は、お弁当の配達を頼んだり
コンビニでおにぎりを買ってきたりと、お弁当を
持ってくるのはほとんどいないらしい。

それを自覚してか、彼は毎日

「お弁当ありがとう。」って電話してくる。

食べる前だったり、食べた後だったり。

毎日、律儀に電話してくる。


なんなんだろう…もうじき別れるってのに???

なんなんだ、このやりとりは???って思う。


って、私は決して健気なわけではないのだ。

私が毎日彼に弁当を作るのは理由がある。

1つは、一緒にいる間はきちんと管理しておきたいってこと。

食事、薬、睡眠、アルコール、お金。

これらを管理することは、一緒にいる以上なるたけ平穏に
過ごすための手段なだけだ。

万一、彼がまた大崩するようなことがあれば、私の負担が増える
ってことなわけで。

今は、きちんと食べるのは昼1食だけなので、せめてそれだけはって。

朝は水分だけだったりだし、夜はおかずをつまむだけだったりなので。

みんなの手前、食べざるを得ないときだけでも、きちんとしたものを
きちんと食べてって。


でも、もう1つ理由がある。

それは、彼への無言のプレッシャーだ。

私は最後の最後まで、やれることはきちんとやったよっていう。

たぶん、この先独りに彼がなるなら、一番困るのは食事だろう。

食べないか、もしくはコンビニか。

コンビニだとお金がかかるから、そうそう自由に買えないだろうが。

誰か作ってくれる人が早々に見つかりそうな気もするけれど。

でも、やっぱり食生活って身体になじむものだから、どっかで覚えて
いそうな気がしたりして。

味音痴な彼のことだから、あまり期待しないほうがいいだろうけど、
どっかで、私の作ったご飯を懐かしく思い出せばいいって。

懐かしくってより、大きな大きな罪悪感とともに、思い出せばいいかな。

あ~ぁ、あんなにしてもらったのに、俺って…ってね。

ふっふ。

女って怖いな。


食事は大事。

医食同源だし。

食事の場は、最大のコミュニケーションの場だし。

家族の源。

彼はそれをあまり大事にする家庭に育たなかった。

だから、それを大事にできる人にしてあげたかった。

でも、できなかった。

私の敗因はたくさんあるけれど、これも大きな1つだと思う。



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