彼をスポーツクラブに入会させて、半年…。
実質行っていたのは最初の2ヵ月半くらい。
それもたぶん、軽躁だったから…。
人の目盗んでよからぬこともしていたし…。
しかし、もう数ヶ月ほとんど行けていない。
だったら、当然辞めてもらおうじゃないのって考えるのは必然。
何もしなくても、毎月7,000円引き落とされているわけで。
ところがである。
本人が納得しない。
「今だって本当は行きたいんだ…。」って。
いやいや。
行きたいか?行きたくないか?って聞いてないから。
行けないんだから、一旦休めってか請求停めてって言ってるから。
これって、酷なんだろうか…?
事実、毎月7,000円の出費はかなり痛い。
でも、運動が彼の症状にはプラスになるところがあるだろうし
極端に日焼けを嫌い、近所の人の目を気にする彼にはスポーツクラブが
最適か…と一大決心をして決めたことだったのに。
「今月行けないなら、休会。
また調子がよくなって、通えるようになったら行くってことで。」
そう先月言い渡したはずなのに、今月ももう既に半分を過ぎたが
いける気配はまったくない。
運動どころか、布団から起き上がることさえほとんどないわけで。
一人ででかけることさえ、ままならないわけで。
本人が行きたいのに、行けない。
もしくは、行かなければいけないっていうプレッシャーに苦しんでいる
のは判っている。
判ってはいるが、それと金銭は別問題。
これが冷淡だったり、意地悪だったりするんだろうか…。