このブログはあまり時事ネタを書かないのだが、
1つ気になる記事を見つけた。
「
宇多田ヒカルさんの発言でメディアが考えるべき「精神の病」の問題」
最初、突然そのニュースが出た時はビックリした。
そして、少し焦った。
この手のニュースに感化されては困るのだ。
以前、加藤和彦さんってミュージシャンの人が亡くなったとき
偉く共感していて、密かに緊張が続いた時期があった。
そして、そのあと宇多田さんの写真が掲載された。
そのうつむいた姿に娘が重なった。
あ~、○○(娘)をこんな風にしてはいけない…って思った。
夜中、娘が寝てから彼にも
「○○をあんな風にさせんでな…。」と話した。
人は親近者が亡くなったとき、あーすればよかった、こーすればよかった
と大なり小なり思うものだろうが、それがあんな形で別れてしまった場合
その思いは計り知れない。
一生かけてもその思いを消化するこはできないかもしれない。
そして、その前後報道のあった精神疾患の話。
その後は、その病気の話題はほぼ触れられず、週刊誌ネタっていうのか
下世話な話だけが取り上げれていたように思う。
で、今日この記事を読んで腑に落ちた。
世の中にどれだけうつ病を始とする精神疾患が増えたとしても
やっぱりタブーであることには変わりがないんだ。
タブー視するがゆえにオープンにされない苦悩があるんだ。
そして、苦しんでいるのは私たちだけじゃないんだって。
彼は今若干軽躁気味な気がするが、吐き気が続いているようで
外に出ることはほとんどない。
ひがな1日、2階の布団に転がって携帯をいじっているだけ。
どんなに言っても、スポーツクラブにいく気配もないし、
うざく伸びきった頭なので、美容院に行けば?と言っても
「お金がない」とだけ。
正直、このまま病院に通いつつ、こんな生活を続けていても
一生変わらないような気がする。
だからと言って、どうしたらいいのかわからないのだ。
病院の先生から積極的な治療方法を提案されることもない。
ディや作業所など、方法はあるのかもしれないが本人にその気が
ない以上、私に何ができるんだろう。
第3者の専門的な人に相談できたら…って思うけど…。
先の見えない苦しさ。
先のことを考えることさえ苦しいのに。
「何かを変えなければ、何も変わらないよ。」
彼に言った言葉。
じゃ~何を変えればいいのか?
私にも答えがない。