乱鳥の書きなぐり

遅寝短眠、起床遊喰、趣味没頭、興味津々、一進二退、千鳥前進、見聞散歩、読書妄想、美術芝居、満員御礼、感謝合掌、誤字御免、

『古今集遠鏡』 はしがき 六ウ より 「コウイカウ」とは

2020年05月14日 | 本居宣長 『古今集遠鏡』『玉あられ』

『古今集遠鏡』 はしがき 六ウ より 「コウイカウ」とは

 

 

 

『古今集遠鏡』6冊。寛政5年(1793)頃成立。同9年刊行。 本居宣長

はしがき六ウ

も同じく、こそといへり、今風にこそ見ざるべらなれ、「雪とのみこそ花ハ

ちるらめ」などのたぐひこそハ、うつすべき詞なし、これハ「ぞ」にいとちかければ、「ぞ」の例によなり、「山風ぞ」云々、「雪とのミぞ」云々、とひたらむに、いく

ばくのたがひもあらざれバ也、さるをしひていさゝかのけぢめをもわか

むろすれバ、中々にうとくなること也、「たがそでふれしや、どの梅ぞ」と、「恋も

するかな」などのたぐひの「も」もじハ、「マァ」と訳す、「マァ」ハ、やがて此もの訳(ウツ)れる

にぞあらむ、疑ひの「や」もじハ、俗語にハ皆、力といふ「春やとき、花やおそき」とハ、「春が早イ

ノカ、花ガオソイノカ」と訳すがごとし、

「ん」は、俗語にはすべて皆「ウ」といふ、「来んゆかんを」を、「コウイカン」といふ類也

 

 

 

「ん」は、俗語にはすべて皆「ウ」といふ、「来んゆかんを」を、「コウイコウ」といふ類也

 上の「ん」は、俗語にはすべて皆「ウ」といふ、「来ゆかん」を、「コウイコウ」といふ類也とは?

 「」は、俗語にはすべて皆「」といふ、「来(コ)ゆか」を、「コウイコウ」といふ類也

 「ゴウイカウ」とは、(来ない、行く)という意味なのかしらん^^

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映画『The Perfect Storm パーフェクト ストーム』2000年 アメリカ ウォルフガング・ペーターゼン監督

2020年05月14日 | 映画

映画『The Perfect Storm パーフェクト ストーム』2000年 アメリカ ウォルフガング・ペーターゼン監督

 

 俳優たちが皆詩を語らうように美しい調べの英語で話すところから始まり、話が進むとまさしく『パーフェクト ストーム』そのものとなり、ハラハラドキドキ。

 最後はまた、詩が語られて終わる。

 この映画も私はお好きだな^^

 

 

以下はwowow ▼

1991年10月。漁船“アンドレア・ゲイル号”の乗組員たちは大漁を祈願し、マサチューセッツの漁港を出港。ビリー船長や彼を兄のように慕うボビーらは、久々に沖で大漁に恵まれて喜ぶ。だがそのころ大西洋上では3つの嵐が一つに融合し、気象観測史上例を見ない巨大ハリケーン、“グレイス”が発生。逃げ場を失った“アンドレア・ゲイル号”の乗組員たちはなすすべもなく、“グレイス”の猛威にさらされる運命となるが……。

 
 
 
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『古今集遠鏡 巻一』 13  古今集遠鏡  はしがき 六ウ  本居宣長ウ

2020年05月14日 | 本居宣長 『古今集遠鏡』『玉あられ』

 『古今集遠鏡 巻一』 13  古今集遠鏡  はしがき 六ウ  本居宣長  

 

『古今集遠鏡』6冊。寛政5年(1793)頃成立。同9年刊行。

 

 

はしがき六ウ

も同じく、こそといへり、今風にこそ見ざるべらなれ、「雪とのみこそ花ハ

ちるらめ」などのたぐひこそハ、うつすべき詞なし、これハ「ぞ」にいとちかければ、「ぞ」の例によなり、「山風ぞ」云々、「雪とのミぞ」云々、とひたらむに、いく

ばくのたがひもあらざれバ也、さるをしひていさゝかのけぢめをもわか

むろすれバ、中々にうとくなること也、「たがそでふれしや、どの梅ぞ」と、「恋も

するかな」などのたぐひの「も」もじハ、「マァ」と訳す、「マァ」ハ、やがて此もの訳(ウツ)れる

にぞあらむ、疑ひの「や」もじハ、俗語にハ皆、力といふ「春やとき、花やおそき」とハ、「春が早イ

ノカ、花ガオソイノカ」と訳すがごとし、

◯「ん」は、俗語にはすべて皆「ウ」といふ、「来んゆかん」を、「ゴウイカウ」といふ類也

 

 

 

 

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べらなれ (べらなり    学研 古語辞典)

助動詞ナリ活用型《接続》活用語の終止形に付く。ただし、ラ変型活用の語には連体形に付く。〔推量〕…するようだ。…そうに思われる。

助動詞「べし」の語形の変化しない部分「べ」+接尾語「ら」+断定の助動詞「なり」からできた語。平安時代、漢文訓読語に「べし」に当たる語として用いられ、和歌では『古今和歌集』のころにはかなり用いられたが間もなくすたれる。

 

わかむ(分れる)

 

「ん」は、俗語にはすべて皆「ウ」といふ、「来んゆかんを」を、「コウイコウ」といふ類也

 上の「ん」は、俗語にはすべて皆「ウ」といふ、「来ゆかん」を、「コウイコウ」といふ類也とは?

 「」は、俗語にはすべて皆「」といふ、「来(コ)ゆか」を、「コウイコウ」といふ類也

 「ゴウイカウ」とは、(来ない、行く)という意味

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古今集遠鏡 

 

はしがき一オ 2

   雲のゐるとほきこずゑもときかゞ

     せばこゝにみねのもみちば

此書ハ、古今集の歌どもを、こと/″\くいまの無の俗語(サトビゴト)に訳(ウツ)せ
る也、そも/\此集ハ、よゝに物よくしれりし人々の、ちうさくども
のあまた有て、のこれるふしもあらざなるに、今更さるわざハ、い
かなれバといふに、かの注釈といふすぢハ、たとへばいとはるかなる高き
山の梢どもの、ありとバかりハ、ほのかにみやれど、その木とだに、あや
めもわかむを、その山ちかき里人の、明暮のつま木のたよりにも、よ
く見しれるに、さしてかれハと ゝひたらむに、何の木くれの木、も

はしがき一ウ 3

とだちハしか/″\、梢の有るやうハ、かくなむとやうに、語り聞せたらむ
がそとし、さるハいかによくしりて、いかにちぶさに物したらむにも、人づて
の耳(ミヽ)ハ、かぎりしあれバ、ちかくて見るめのまさしきにハ、猶にるべくも
あらざめるを、世に遠めがねといふなる物のあるして、うつし見るに
はいかにとほきも、あさましきまで、たゞこゝもとにうつりきて、枝さ
しの長きみじかき、下葉の色のこきうすきまで、のこるくまなく、見
え分れて、軒近き庭のうゑ木に、こよなきけぢめもあらざるばかり
に見るにあらずや、今此遠き代の言の葉のくれなゐ深き心ばへ
を安くちかき、手染の色うつして見するも、もはらこのめがね
のたとひにかなへらむ物を、やがて此事ハ志と、尾張の横井、千秋

はしがき二オ 4

ぬしの、はやくよりこひもとめられれたるすぢにて、はじめよりうけひき
てハ有ける物から、なにくれといとまなく、事しげきにうちまぎれて、
えしのはださず、あまたの年へぬるを、いかに/ \と、しば/″\おどろかさる
るに、あながちに思ひおくして、こたみかく物しつるを、さきに神代のまさ
ことも、此同じぬしのねぎことこそ有しか、御のミ聞けむとやうに、
しりうごつともがらも有べかめれど、例の心も深くまめなるこゝ
ろざしハ、みゝなし心の神とハなしに、さてへすべくもあらびてなむ、
◯うひまなびなどのためのは、ちうさくハ、いかにくはしくときた
るも、物のあぢハひを、甘しからしと、人のかたるを聞たらむやう
にて、詞のいきほひ、「てにをは」のはたらきなど、たまりなる趣にいたり

はしがき二ウ 5

てハ、猶たしかにはえあらねどば、其事を今おのが心に思ふがごとハ、里
りえがたき物なるを、さとびごとに訳(ウツ)したるハ、たゞにみづからさ思ふ
にひとしくて、物の味を、ミづからなめて、しれるがごとく、いにしへの雅事(ミヤビゴト)
ミな、おのがはらの内のおとしなれゝバ、一うたのこまかなる心ばへの、
こよなくたしかにえラルことおほきぞかし、
◯俗言(サトビゴト)ハかの国この里と、ことなきとおほきが中には、みやびごとに
ちかきもあれども、かたよれるゐなかのことばゝ、あまねくよもには
わたしがたれバ、かゝるとにとり用ひがたし、大かたハ京わたりの
詞して、うつすべきわざなり、ただし京のにも、えりすつべきハ有
て、なべてハとりがたし、

はしがき三オ 6

◯俗言(サトビゴト)にも、しな/″\のある中に、あまりいやしき、又たハれすぎたる、又
時ゞのいまめきことばなどハ、はぶくべし、又うれしくもてつけていふと、
うちときたるもの、たがひあるを、歌ハことに思ふ情(こゝろ)のあるやうのまゝに、廠
眺め出たる物なれば、そのうちときたる詞して、訳(ウツ)すべき也、うちとけ
たるハ、心のまゝにいひ出したる物にて、みやびごとのいきほひに、今すこ
しよくあればぞかし、又男のより、をうなの詞は、ことにうちとき
たることの多くて、心に思ふすぢの、ふとあらハなるものなれバ、歌のい
きほひに、よくかなへることおほ彼ば、をうなめ きたるをも、つかふべ
きなり、又いはゆるかたしも用ふべし、たちへばおのがことを、うる
はしくハ「わたくし」といふを、はぶきてつねに、ワタシともワシともい日、ワ

はしがき三ウ 7

シハといふべきを、「ワシヤ<」、それを「ソレヤ」、すればを「スレヤ」といふたぐひ、又その
やうなこのやうなを、「ソンナコンナ」といひ、ならばたらバを、ばをはぶきて、ナ
ラタラざうしてを「ソシテ」、よかろうを「ヨカロ」、とやふにいふたぐひ、ことにうち
ときたることなるを、これはた いきほひ にしたがひてハ、中/\にうるハしく
いふよりハ、ちかくあたりて聞ゆるふしおほければなり、
◯すべて人の語ハ、同じくいふとも、いひざるいきほひにしたがひて、深くも浅
くも、をかしくも、うれたくも聞こゆるわざにて、歌ハことに、心のあるようをたゞ
にうち出したる趣なる物なるに、その詞の、いまさま いきほひハ しも
よみ人の心をおしえかりえて、そのいきほひを訳(ウツ)すべき也、たとへバ「春

はしがき四オ 8

されバ野べにまづさく云々、といつるせどうかの、訳(ウツシ)のはててに、へゝ/\
へゝ/\と、笑ふ声をへそたるなど、さらにおのづがいまの、たハぶれにはあら
図、此ノ下ノ句の、たハぶれていへる詞なることを、さとさせりとてぞかし、かゝる
ことをダウぞへざれバ、たハふ(ム)れの善(へ)なるよしの、わらハれがたけれぞかし、
かゝるたぐ日、いろ/\おほし、なすらへてさとるべし、
◯みやびごとハ、二つにも三つにも分れたることを、さとび言には、合をて一ツ
にいふあり、又雅言(ミヤビゴト)ハ一つながら、さとびごとにてハ、二つ三つにわかれたる
もあるゆゑに、ひとつ俗言(サトビゴト)を、これにもかれにもあつるとある也、
◯まさしくあつべき俗言のなき詞には、一つに二ツ三ツをつらねてう

はしがき四ウ 9

つすこちあり、又は上下の語の訳(うつし)の中小、其言をこむることもあり、あるハ
二句三句を合わせて、そのすべての言をもて訳(ウツ)すもあり、そハたとへバ「ことな
らバさかずやむあらぬ桜花などの、ことならばといふ詞など、一つはなち
てハ、いかにもうつすべき俗言なれバ、二句を合わせて、トテモ此ヤワニ早ウ散(ル)クラい
ナラバ一向ニ初(メ)カラサカヌガヨイニナゼサカヌニハヰヌゾ、と訳(ウツ)せるがごとし、
◯歌によりて、もとの語のつゞきざま、「てにをは」などにもかゝハらで、すべて
の言をえて訳(ウツ)すべきあり、もとの詞つゞき、「てにをハ」などを、かたくまも
りてハ、かへりて一かたの言にうとくなることもあれバ也、たとへば「こぞと
やいはむ、ことしとやいはむなど、詞をまもらバ、去年ト云(ハ)ウカ今年トイハ
ウカ、と、訳すべけれども、さてハ俗言の例にうとし、去年ト云タモノデアラウカ

はしがき五オ 10

今年ト云タモノデアラウカとうつすぞよくあたれる、又春くることを「たれ
かしらまし」など、春ノキタトヲ云々、と訳(ウツ)さゞれバ、あたりがたし、「来(ク)る」と
「来(キ)タ」とハ、たがひあれども、此歌などの「来(キ)ぬる」と有べきことなるを、
さはいひがたき所に、「くる」とハいつるなれバ、そのこゝろをえて、「キタ」と訳(ウツ)
すべき也、かゝるたぐひ、いとおほし、なすらへて、さとるべし、
◯詞をかへてうつすべきあり、「花と見て」などの「見て」ハ、俗語には、「見て」と
ハいはざれバ、「花ヂヤト思ウテ」と訳すべし、「わぶとこゝろへよ」、などの類の「こ
たふる」ハ、俗言には、「こたふ」とハいはず、たゞ「イフ」といへば、「難-儀ヲシテ居ルト
イヘ」と訳すべし、又「てにをは」をかへて訳すべきも有リ、「春ハ来にけり」な
どのエモジハ、「春ガキタワイ」と、ガにかふ、此類多し、又「てにをは」を添(フ)べ

 

はしがき五ウ 11

きもあり・「花咲にけり」などハ、「花が咲いタワイ」と、「ガ」うをそふ、此類ハ殊におほし、す べて俗言にハ、「ガ」と

いふことの多き也、雅言のぞをも、多くハ「ガ」といへり、「花なき」

などハ、「花ノナイ里」と、「ノ」をそふ、又はぶきて訳すべきも、「人しなけれバ」「ぬきて

をゆかむ」などの、「しもじ」を「もじ」、訳言(ウツシコトバ)をあゝハ、中々にわろし、

◯詞のところををおきかへてうつすべきことおほし、「あかずとやなくや山郭公」

などハ、「郭公」を上へうつして、「郭公ハ残リオホウ思フテアノヤウニ鳴クカ」と訳し、「よるさ

へ見よ」とてらす月影は、ヨルマデ見ヨ」トテ「月の影をテラス」とうつし、「ちくさに物

を思ふゝろかな」のたぐひは、「こゝろ」を上にうつして、「コノゴロハイロ/\」ト物思ヒノ

シゲイ「カナ」とやくし、「うらさびしくも見てわたるかな」ハ、「すてる」を上へう

つして、「見ワタシタトコロガキツウマアものサビシウ見エル」「カナ」と訳すたぐひにて、これ

はしがき六オ 12

雅事(ミヤビゴト)と俗事(サトゴト)と、いふやうのたがひ也、又「てにをは」も、ところをかへて訳

すべきあり、「ものうかるねに鶯ぞなく」など、「ものうかる春にぞ」と、「ぞ」も

じハ、上にあるべきことなれども、さいハひがたき所に、鶯の下におけるなれば、

其こゝろをえて、訳(ウツ)すべき也、此例多し、皆なすらふべし、ふべし、

◯「てにをは」の事、「ぞ」もじハ、訳すべき詞なし、たとへバ「花ぞ昔の香ににほひける

のごとき、殊に力(ラ)を入(レ)たるぞなるを、俗言にハ、花ガといひて、其所にちからを入れ

て、いきほひにて、雅語のぞの意に聞(カ)することなるを、しか口にいふいきほひハ、物

にハ出るべくもあらざれバ、今ハサといふ辞を添(ヘ)て、ぞにあてゝ、花ガサ昔

ノ云々と訳す、ぞもじの例、みな然り、こそハ、つかひざま大かた二つある中に、

「花こそちらめ、根さへかれねや」などやうに、むかへていふことあるハ、さとびごと

 

はしがき六ウ

も同じく、こそといへり、今風にこそ見ざるべらなれ、「雪とのみこそ花ハ

ちるらめ」などのたぐひこそハ、うつすべき詞なし、これハ「ぞ」にいとちかければ、「ぞ」の例によなり、「山風ぞ」云々、「雪とのミぞ」云々、とひたらむに、いく

ばくのたがひもあらざれバ也、さるをしひていさゝかのけぢめをもわか

むろすれバ、中々にうとくなること也、「たがそでふれしや、どの梅ぞ」と、「恋も

するかな」などのたぐひの「も」もじハ、「マァ」と訳す、「マァ」ハ、やがて此もの訳(ウツ)れる

にぞあらむ、疑ひの「や」もじハ、俗語にハ皆、力といふ「春やとき、花やおそき」とハ、「春が早イ

ノカ、花ガオソイノカ」と訳すがごとし、

◯「ん」は、俗語にはすべて皆「ウ」といふ、来んゆかんを、「コウイカウ」といふ類也

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乱鳥の今更人に聞けない言葉の混乱 32 抗体検査と抗原検査とPGR検査

2020年05月14日 | ことのは

乱鳥の今更人に聞けない言葉の混乱 32 抗体検査と抗原検査とPGR検査

【抗体検査】PCRとは、polymerase chain reaction(ポリメラーゼ連鎖反応)の略語です。ポリメラーゼとは何なのか。ポリメラーゼとはDNAやRNAというウイルスの遺伝子を構成する一部です。
 PCR検査は、ある特殊な液体に検体を入れ、ウイルス遺伝子の特徴的な一部分を切り取り連鎖反応で増幅させる検査です。
 つまり、患者様から取ってきた検体を特殊な液体につけることで、もしそこに新型コロナウイルスがいれば、その中のある特有の一部分を見つけ、その部分を切り取り増幅させることで、新型コロナウイルスがいるかどうかが判定できる、という検査です。
 PCR検査で行われている検査はヒロパピローマウイルス(尖圭コンジローマ、子宮頸癌の原因ウイルス)、クラミジア(性病の一種)、淋菌(性病の一種)などがあります。

【抗原検査】インフルエンザなどの診断でも実施されている。鼻の奥に綿棒を突っ込んで採取した検体をその場でキットに入れ、検体に抗原(ウイルス特有のタンパク質)があるかを調べる。10~30分程度で結果が分かり、米国も緊急認可している。
 ただ、抗原検査には精度面の弱点がある。検体に一定以上のウイルスが含まれる場合、PCR検査は確実に陽性反応を示すのに対し、富士レビオのキットでは陽性一致率は8~9割にとどまる。特に、ウイルス量が少ないとされる濃厚接触者らでは、実際には感染していても陰性と誤判定される恐れがある。厚労省は、すり抜けを防ぐため、抗原検査は症状のある人を対象とし、陰性の確定にはPCR検査を使う。  
 感染拡大で「PCR検査がなかなか受けられない」との批判が上がっていたが、検査態勢の改善に期待が集まる。政府の新型コロナウイルス対策の諮問委員会メンバーを務める日本医師会の釜萢敏常任理事は「日本のPCR検査数は諸外国に比べ少ない。抗原検査が利用できるようになれば、状況はだいぶ変わる」と話す。

【PCR検査】(大阪大学 RIMD)一本のまず、DNAをもとに、DNAを複製します。さらに、複製された2本のDNAをそれぞれ複製します。これを繰り返すことで、2本が4本、4本が8本、、、と倍々にDNAが増幅されます。患者さんの検体に含まれるウイルスの遺伝子量では検出できませんが、このPCR法で増幅することにより検出できるようになります。PCR法には、ウイルスの遺伝子配列情報をもとに人工的に合成した短いDNA断片(プライマー)が必要です。今回は中国の研究グループが発表した新型コロナウイルスの遺伝子配列をもとにこのDNA断片を合成しています。

 PCR法にもうひと工夫:遺伝子増幅情報をリアルタイムにゲット今回のウイルス検出にはただのPCR法ではなく「リアルタイムPCR法」という方法が用いられています。PCR法でウイルスの遺伝子を増やす際、DNAを増やしながら「蛍光試薬」という光る試薬を取り込ませます。遺伝子が増えれば光が強くなるので、この光の強さでウイルスの遺伝子を検出できます。ウイルスに感染していなければ、ウイルスの遺伝子も存在しないので、遺伝子は増えず光も強くなりません。

 

PCR検査(大坂大学)は理論がしりされわかりやすいが、抗体検査は過去に其ウイルスを持っていたかという事で、抗原検査はPCR検査とよく似ていて、今現在其ウイルスを持っているかって事ですね。

 



乱鳥の今更人に聞けない言葉の混乱 1「引歌」と「本歌取り」
乱鳥の今更人に聞けない言葉の混乱 2「影印」と「印影」、「影印本」(景印本、影印)と「覆刻本」
乱鳥の今更人に聞けない言葉の混乱 3丈(じょう )と 丈(たけ)
乱鳥の今更人に聞けない言葉の混乱 4「草紙」と「草子」と「双紙」と「冊子」
乱鳥の今更人に聞けない言葉の混乱 5「清元」と「常磐津」と「長唄」と「義太夫」
乱鳥の今更人に聞けない言葉の混乱 6「千秋楽」と「千穐楽」と「千穐樂」
乱鳥の今更人に聞けない言葉の混乱 7「文化功労者」と「文化勲章」 
乱鳥の今更人に聞けない言葉の混乱 8「気功」と「気」の違い、及び「気功」と「気」の中国と日本の違い 
乱鳥の今更人に聞けない言葉の混乱 9「忖度」江戸時代すでに言葉の変化が認められた事を『玉あられ』(本居宣長著)で再確認した。
乱鳥の今更人に聞けない言葉の混乱 10弥生(日本に置ける3月)、暮の春、建辰月、月宿、夢見月
乱鳥の今更人に聞けない言葉の混乱 11東大寺 修二会(お水取り)について再度確認しておきたい。
乱鳥の今更人に聞けない言葉の混乱 12一旦停止の位置は如何様であろうとも、停止線手前で止まるべし
乱鳥の今更人に聞けない言葉の混乱 13「全集とは」                       
乱鳥の今更人に聞けない言葉の混乱 14「釈文」と「書き下し文」と「訓読文」、「しゃく‐ぶん【釈文】」と「しゃく‐もん【釈文】」の違い
乱鳥の今更人に聞けない言葉の混乱 15「Pythagoras ピタゴラス(ピュタゴラス)」 「万物は数なり」について
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乱鳥の今更人に聞けない言葉の混乱 21『役者手鑑 全』を楽しむに当たって  「俳諧」について
乱鳥の今更人に聞けない言葉の混乱 22『役者手鑑 全』を楽しむに当たって  「俳諧」を探るために、「歌仙」について
乱鳥の今更人に聞けない言葉の混乱 23『掘川波鼓』(2019年南座顔見世)を見る為に『名作歌舞伎全集』『近松全集』を読むに当たって  「姦通 
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乱鳥の今更人に聞けない言葉の混乱 25江戸時代の句読点  「区切りなく、そのまま文が続けられる」と「、」と「・」と「。」
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乱鳥の今更人に聞けない言葉の混乱 27書く程でも無いが、3/3(雛祭り)に、ふと芥川の『雛』の表現の一部思い出す。
乱鳥の今更人に聞けない言葉の混乱 28「ミングる」と「ミングル」の違い。N●Kニュースが 「ミングる」事を避けるように警告。
乱鳥の今更人に聞けない言葉の混乱 29能惠法師について 
乱鳥の今更人に聞けない言葉の混乱 30法師 ←→ 暗証の禅師とは
乱鳥の今更人に聞けない言葉の混乱 31合本(がっぽん)とは 

ブログの形態が代わり、これまでの方法では、リンクが貼れなくなりました。

乱鳥の今更人に聞けない言葉の混乱

https://blog.goo.ne.jp/usuaomidori/e/fc315eb05b7365cc34fee9ca2b633dc3 32 抗体検査と抗原検査とPGR検査

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