乱鳥の書きなぐり

遅寝短眠、起床遊喰、趣味没頭、興味津々、一進二退、千鳥前進、見聞散歩、読書妄想、美術芝居、満員御礼、感謝合掌、誤字御免、

映画『長いお別れ』 2019年 中野量太監督・脚本 大野敏哉脚本   山崎努 竹内結子 蒼井優 松原智恵子 北村有起哉

2020-05-10 | 映画
映画『長いお別れ』 2019年 中野量太監督・脚本 大野敏哉脚本   山崎努 竹内結子 蒼井優 松原智恵子 北村有起哉



 映画『長いお別れ』を楽しむ。
 若干、テーマが分散しすぎのきらいは否めないが、筋書きが素晴らしく良く、また役者もそれぞれが個性を出し、安定した映画だと感じる。
 ことに山崎努と竹内結子のお二人は、一コマ一コマの表情や立ち振る舞いや感情移入が素晴らしく、画面から目を話すことができない。
 また孫役の蒲田優惟人と杉田雷麟もアクセント役として、輝いていた。

 父(山崎努)が深刻な状態に陥り、空港に行くという自宅前での竹内結子と北村有起哉のやりとりで、金銭が切れる。
 竹内結子と北村有起哉のやりとりに、涙が溢れ出た。




制作年/2019
制作国/日本
内容時間/128分

監督
中野量太
脚本
中野量太
脚本
大野敏哉
撮影
月永雄太
音楽
渡邊崇

出演
役名 役者名
東昇平 山崎努
今村麻里 竹内結子
東芙美 蒼井優
東曜子 松原智恵子
今村新 北村有起哉
磐田道彦 中村倫也
今村崇 杉田雷麟
少年期の今村崇 蒲田優惟人

 山崎努、竹内結子、蒼井優、松原智恵子、北村有起哉等が出演。
 認知症を患う父親とその妻や娘2人がたどる7年間を描いた。
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『パンクざむらい斬られて候』2018年 石井岳龍監督 宮藤官九郎脚本 綾野剛を筆頭に、國村隼、北川景子、浅野忠信、豊川悦司、染谷将太、他

2020-05-10 | 映画

 『パンクざむらい斬られて候』2018年 石井岳龍監督 宮藤官九郎脚本 綾野剛を筆頭に、國村隼、北川景子、浅野忠信、豊川悦司、染谷将太、他

 『パンクざむらい斬られて候』を楽しむ。
 言葉遣いと役者の形が心地よく、アウウプ店舗でノリも良いが、どことなく1970年代を思い浮かべるアングラ的な部分も面白い。
 役者の面々も素晴らしく、このコロナ騒動の中、通じる台詞も多々あり。
 最後の場面で、『パンクざむらい斬られて候』だが、『パンクざむらい世間を斬って候』であった。

 この映画は好きだな^^




監督
石井岳龍
脚本
宮藤官九郎
撮影
松本ヨシユキ
音楽
森俊之

制作年/2018
制作国/日本
内容時間/131分


 以下は、wowow公式HP
 ▼
石井岳龍  
高校大パニック(1976年)
1/880000の孤独(1977年)
突撃!博多愚連隊(1978年)
高校大パニック(1978年) ※1976年の同名自主映画を澤田幸弘との共同監督で商業リメイク。
神の堕ちてきた日(1979年、アクション監督)
狂い咲きサンダーロード(1980年)
シャッフル (1981年の映画)(1981年)
爆裂都市 BURST CITY(1982年)[7]
アジアの逆襲(1983年)
逆噴射家族(1984年)
半分人間 アインシュテュルツェンデ・ノイバウテン(英語版)(1985年)
THE MASTER OF SHIATSU 指圧王者(1989年)
TOKYO BLOOD(1993年)
エンジェル・ダスト(1994年)
水の中の八月(1995年)
ユメノ銀河(1997年)
五条霊戦記 GOJOE(2000年)
ELECTRIC DRAGON 80000V(2001年)
DEAD END RUN(2002年)
鏡心・3Dサウンド完全版(2005年)
生きてるものはいないのか(2012年)[8]
シャニダールの花(2013年)
ソレダケ / that’s it(2015年)[9]
蜜のあわれ(2016年)[10][11]
パンク侍、斬られて候(2018年)[12]
箱男 BOXMAN(未公開)

 綾野剛を筆頭に、國村隼 北川景子、浅野忠信、豊川悦司、染谷将太、東出昌大等々、超豪華キャストが集結してアナーキーなバトルを繰り広げる、前代未聞の異色の娯楽時代劇大作。

元パンクロッカーで芥川賞作家の町田康が2004年に発表した異色の同名小説を、かつて「爆裂都市 BURST CITY」で協働して以来の旧知の仲である石井岳龍監督が、パンクスピリット全開で映画化。「シャニダールの花」などでも石井監督と組んだ綾野剛を筆頭に、北川景子、東出昌大、染谷将太、等々、当代きっての人気実力派俳優たちが豪華に集結してアナーキーでハチャメチャな演技合戦を披露。そして脚本を、あの宮藤官九郎が担当。時代劇とはとうてい思えない奇想天外な物語世界は、ぜひ見てのお楽しみ。
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『お祭り』仁左衛門 『女殺油地獄』仁左衛門(一部) 『伊勢音頭恋寝刃』愛之助(一部)

2020-05-10 | TVで 歌舞伎・能楽
 写真は、イラン ナクシェ・ロスタム)


『お祭り』仁左衛門 『女殺油地獄』仁左衛門(一部) 『伊勢音頭恋寝刃』愛之助(一部)



『お祭り』仁左衛門 (他の名高い役者さんは無し)

「待ってました。」
「高兄(たかにぃ)、待っていたとは、ありがたい!」(高兄(たかにぃは高橋秀樹)

あまりの仁左衛門丈のかっこよさに、ニコニコにこにこして観ていました。


『お祭り』
二世 桜田治助:作詞
清元斎兵衛:作曲
(浄瑠璃)清元 延寿太夫、(浄瑠璃)清元 清栄太夫、(浄瑠璃)清元 一太夫、(浄瑠璃)清元 國惠太夫、
(三味線)清元 菊輔、(三味線)清元 斎寿、(三味線(上調子))清元 美一郎、
(囃子)田中 長十郎、(囃子)田中 傳八郎、(囃子)田中 佐英、(囃子)望月 左京、(囃子)鳳聲 晴由
(18分15秒)


『女殺油地獄』(一部)仁左衛門

 仁左衛門丈の『女殺油地獄』、かっこいいわぁ!とTVを見て、あほ、ニタリ。

 仁左衛門丈の一世一代『女殺油地獄』は興行されたけれど、その前に海老蔵が怪我された代役で、松竹座で三回見ているんだ^^
 観ておいてよかった、仁左与兵衛^^


『伊勢音頭恋寝刃』(一部)愛之助

 愛之助の『伊勢音頭恋寝刃』も松竹座で見たが、心に残っている舞台の一つ^^  

 
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『古今集遠鏡 巻一』 7 古今集遠鏡   はし(がき)三ウ  本居宣長

2020-05-10 | 本居宣長 『古今集遠鏡』『玉あられ』
イラン バンダレ・アーダーリー






 『古今集遠鏡 巻一』 7 古今集遠鏡   はし(がき)三ウ  本居宣長


 『古今集遠鏡』 
 6冊。寛政5年(1793)頃成立。同9年刊行。


はし(がき)三ウ 7
シハといふべきを、「ワシ」、それを「ソレ」、すればを「スレ」といふたぐひ、又その
やうなこのやうなを、「ソンナコンナ」といひ、ならばたらバを、ばをはぶきて、ナ
ラタラざうしてを「ソシテ」、よかろうを「ヨカロ」、とやふにいふたぐひ、ことにうち
ときたることなるを、これはた いきほひ にしたがひてハ、中/\にうるハしく
いふよりハ、ちかくあたりて聞ゆるふしおほければなり、

◯すべて人の語ハ、同じくいふとも、いひざるいきほひにしたがひて、深くも浅
くも、をかしくも、うれたくも聞こゆるわざにて、歌ハことに、心のあるようをたゞ
にうち出したる趣なる物なるに、その詞の、いまさま いきほひハ しも
よみ人の心をおしえかりえて、そのいきほひを訳(ウツ)すべき也、たとへバ「春



はしがき一オ 2
古今集遠鏡 
   雲のゐるとほきこずゑもときかゞミ
     うつせばこゝにみねのもみちば
此書ハ、古今集の歌どもを、こと/″\くいまの無の俗語(サトビゴト)に訳(ウツ)せ
る也、そも/\此集ハ、よゝに物よくしれりし人々の、ちうさくども
のあまた有て、のこれるふしもあらざなるに、今更さるわざハ、い
かなれバといふに、かの注釈といふすぢハ、たとへばいとはるかなる高き
山の梢どもの、ありとバかりハ、ほのかにみやれど、その木とだに、あや
めもわかむを、その山ちかき里人の、明暮のつま木のたよりにも、よ
く見しれるに、さしてかれハと ゝひたらむに、何の木くれの木、も

はしがき一ウ 3
とだちハしか/″\、梢の有るやうハ、かくなむとやうに、語り聞せたらむ
がそとし、さるハいかによくしりて、いかにちぶさに物したらむにも、人づて
の耳(ミヽ)ハ、かぎりしあれバ、ちかくて見るめのまさしきにハ、猶にるべくも
あらざめるを、世に遠めがねといふなる物のあるして、うつし見るに
はいかにとほきも、あさましきまで、たゞこゝもとにうつりきて、枝さ
しの長きみじかき、下葉の色のこきうすきまで、のこるくまなく、見
え分れて、軒近き庭のうゑ木に、こよなきけぢめもあらざるばかり
に見るにあらずや、今此遠き代の言の葉のくれなゐ深き心ばへ
を安くちかき、手染の色うつして見するも、もはらこのめがね
のたとひにかなへらむ物を、やがて此事ハ志と、尾張の横井、千秋

はしがき二オ 4
ぬしの、はやくよりこひもとめられれたるすぢにて、はじめよりうけひき
てハ有ける物から、なにくれといとまなく、事しげきにうちまぎれて、
えしのはださず、あまたの年へぬるを、いかに/ \と、しば/″\おどろかさる
るに、あながちに思ひおくして、こたみかく物しつるを、さきに神代のまさ
ことも、此同じぬしのねぎことこそ有しか、御のミ聞けむとやうに、
しりうごつともがらも有べかめれど、例の心も深くまめなるこゝ
ろざしハ、みゝなし心の神とハなしに、さてへすべくもあらびてなむ、
◯うひまなびなどのためのは、ちうさくハ、いかにくはしくときた
るも、物のあぢハひを、甘しからしと、人のかたるを聞たらむやう
にて、詞のいきほひ、「てにをは」のはたらきなど、たまりなる趣にいたり

はしがき二ウ 5
てハ、猶たしかにはえあらねどば、其事を今おのが心に思ふがごとハ、里
りえがたき物なるを、さとびごとに訳(ウツ)したるハ、たゞにみづからさ思ふ
にひとしくて、物の味を、ミづからなめて、しれるがごとく、いにしへの雅事(ミヤビゴト)
ミな、おのがはらの内のおとしなれゝバ、一うたのこまかなる心ばへの、
こよなくたしかにえラルことおほきぞかし、
◯俗言(サトビゴト)ハかの国この里と、ことなきとおほきが中には、みやびごとに
ちかきもあれども、かたよれるゐなかのことばゝ、あまねくよもには
わたしがたれバ、かゝるとにとり用ひがたし、大かたハ京わたりの
詞して、うつすべきわざなり、ただし京のにも、えりすつべきハ有
て、なべてハとりがたし、

はしがき三オ 6
◯俗言(サトビゴト)にも、しな/″\のある中に、あまりいやしき、又たハれすぎたる、又
時ゞのいまめきことばなどハ、はぶくべし、又うれしくもてつけていふと、
うちときたるもの、たがひあるを、歌ハことに思ふ情(こゝろ)のあるやうのまゝに、廠
眺め出たる物なれば、そのうちときたる詞して、訳(ウツ)すべき也、うちとけ
たるハ、心のまゝにいひ出したる物にて、みやびごとのいきほひに、今すこ
しよくあればぞかし、又男のより、をうなの詞は、ことにうちとき
たることの多くて、心に思ふすぢの、ふとあらハなるものなれバ、歌のい
きほひに、よくかなへることおほ彼ば、をうなめ きたるをも、つかふべ
きなり、又いはゆるかたしも用ふべし、たちへばおのがことを、うる
はしくハ「わたくし」といふを、はぶきてつねに、ワタシともワシともい日、ワ

はし(がき)三ウ 7
シハといふべきを、「ワシヤ<」、それを「ソレヤ」、すればを「スレヤ」といふたぐひ、又その
やうなこのやうなを、「ソンナコンナ」といひ、ならばたらバを、ばをはぶきて、ナ
ラタラざうしてを「ソシテ」、よかろうを「ヨカロ」、とやふにいふたぐひ、ことにうち
ときたることなるを、これはた いきほひ にしたがひてハ、中/\にうるハしく
いふよりハ、ちかくあたりて聞ゆるふしおほければなり、
◯すべて人の語ハ、同じくいふとも、いひざるいきほひにしたがひて、深くも浅
くも、をかしくも、うれたくも聞こゆるわざにて、歌ハことに、心のあるようをたゞ
にうち出したる趣なる物なるに、その詞の、いまさま いきほひハ しも
よみ人の心をおしえかりえて、そのいきほひを訳(ウツ)すべき也、たとへバ「春
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ささたべずして千鳥足の私ですが、頼りなくも前進を試みる自分に対し、千鳥模様の扇子というささやかなご褒美を^^

2020-05-10 | 乱鳥徒然 Rancho's room.
万葉植物園 こどもの日



 ささたべずして千鳥足の私ですが、頼りなくも全身を試みる自分に対し、千鳥模様の扇子というささやかなご褒美を^^

 毎日毎日飽きもせで、一生懸命コロコロと遊んでおります。
 日々の何気ない時間に感謝して、乱鳥ぴよぴよと過ごしております。
 笹食べずして千鳥足の私ですが、頼りなくも全身を試みる自分に対し、
 扇子というささやかなご褒美をやりました^^
 色は違えど、前回と同じく千鳥文様の同店で購入した京扇子です。

 千鳥紋を見ると、先斗町を思い浮かべます。
 千鳥柄の扇子を持つと、生まれ育った京都が近くなった気がします。
 扇子で風を仰ぐと、鴨川の涼しさと、町屋が並び鱧が焼かれるムシっと暑さが同時に感じられます。
 今年の夏は、ことに暑くなりそうな気がしますが、このセンスがあれば乗り切れそうです。
 千鳥が、風とともに、京の思い出を運んでくれそうな気がします。

 よっしゃ!
 明日も、できることから機嫌よく、チャキチャキと遊ぼう!

 
 
 
 

 ささたべずして(酒を飲んでもいないのに)
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