『近衞家 王朝のみやび 陽明文庫の名宝2』
京都文化博物館(類聚歌合、短冊手鏡、春日権現霊験記絵巻など)
京都府京都文化博物館 京都市中京区三条高倉
京都府京都文化博物館公式HPより ▼
京都市右京区の公益財団法人陽明文庫には、平安時代以来の貴重な歴史資料が数多く収蔵されています。
陽明文庫は、摂政・関白という朝廷の要職に就いた藤原摂関家の一つ、近衞家の御蔵を継承したもので、そこには平安貴族社会の栄華を極めた藤原道長の自筆の日記『御堂関白記』(国宝)をはじめ、幕末にいたるまでの歴代関白の日記が収蔵されています。他にも、歴代天皇の宸翰や摂関家ゆかりの古文書、政務儀式書や有職故実書、国文学作品や漢籍、古筆名蹟など、王朝文化のあらゆる分野にわたる資料が幅広く収蔵されており、公家資料の一大宝庫となっております。
今回の展示では、これらの収蔵資料の中から、歴代関白や天皇の和歌懐紙・詠草などを中心に、近衞家に伝わった王朝文化の世界をご紹介いたします。
主な展示品
・国宝 御堂関白記 藤原道長自筆本 平安時代
・国宝 類聚歌合 平安時代
・後鳥羽天皇和歌懐紙「六月」 鎌倉時代
・後土御門天皇和歌詠草「求若菜・杣紅葉・初逢恋」 室町時代
・近衞前久和歌懐紙「十首和歌」 安土桃山時代
・芦葉図 賛:後西天皇筆 画:一乗院真敬法親王筆 江戸時代
わたくしの好きな京都府京都文化博物館で『近衞家 王朝のみやび 陽明文庫の名宝2』を楽しむ。
現在わたくしが興味のある絵巻物も展示されていた。飛び上がるほどの嬉しさ☆
書物にて『和歌山県立博物館所蔵 熊野権現縁起絵巻』は楽しませていただいたが、『春日権現霊験記絵巻』はまだなので、本などで機会があれば是非全体を読んで楽しみたい。
春日権現霊験記絵巻 巻第五
類聚(るいじゅ)歌合が展示されていた
類聚(るいじゅ)歌合 廿巻本歌合 十一巻 小一条太政大臣家歌合
昨年から古文書教室に通っているが、今回こんなにも美しい文字を読めるという幸せを感じた。
ずーーーっと見つめていたい☆
美しすぎる………!
もう一度見たくなる 類聚(るいじゅ)歌合
短冊手鏡 南北朝~江戸時代
紙も歌も書もなんて なんてなんて美しいのでしょうか…
もう一度見たい!
他にも多くの興味のある展示物が多くあった。
この部屋空間にいると落ち着き、無意識に谷川の流れを聞いている心地よさ。
最後に,いけばな
池坊専好立花図 江戸時代
わたくしは京都未生流を習っていたので、池坊のいけ方とはずいぶん違い、楽しいなと感じた。
一度上の絵を見よう見まねで、池坊風に花をいけてみたい。