乱鳥の書きなぐり

遅寝短眠、起床遊喰、趣味没頭、興味津々、一進二退、千鳥前進、見聞散歩、読書妄想、美術芝居、満員御礼、感謝合掌、誤字御免、

大阪天王寺公園内の 茶臼山古墳、河底池、和気橋を歩く。 (7景)

2012-06-08 | お出かけ




 茶臼山(ちゃうすやま)とは

 ウィキによると 茶臼山(ちゃうすやま)は、形状が茶の湯のてん茶を抹茶に挽く茶臼に似ているとされる富士山のような末広がりの形の山のことである。茶磨山(ちゃすりやま)とも呼ばれる。山の名前としては、通称を含め全国に200以上あるという。かつて戦で縁起を担ぐ武将に好まれ陣が張られた場所が多い。
天然の山ではなく古墳であることもしばしばある。前方後円墳の形が茶臼にも見えるからである。


 茶臼山古墳 とは

 大阪市天王寺区茶臼山町

 古墳自体は5世紀にこの地の豪族のために作られた墓といわれ、大阪市内でも最大級の前方後円墳だが被葬者は不明。
 慶長19年(1614年)の大坂冬の陣では茶臼山一帯が徳川家康の本陣となり、翌慶長20年(1615年)の大坂夏の陣では真田信繁(幸村)の本陣となって「茶臼山の戦い(天王寺口の戦い)」の舞台



 池の名は 河底池(かわぞこいけ、通称ちゃぶいけ)

 河底池にかかる橋は、和気橋

 いずれも天王寺公園内。













 大阪市立美術館を楽しんだ後、茶臼山古墳と河底池と和気橋を歩く。

 度々お邪魔させていただいている慶沢園とは違い、人はまばら。

 大木にカラスが集まり、突然の侵入者に戸惑いながらぐわぐわぁと鳴く。

 茶碗を伏せたような上は平たい茶臼山古墳のてっぺんに男性ひとり。何かなさっているが、それが運動なのか何なのかよくわからないようす。

 足早に古墳の上を通り過ぎる。

 明るいベンチのある広場間で来ると、おそらく歴史好きかも知れないと思われるおじいさまが、熱心に論じ合っておられた。ここで、一安心。

 階段を降り、河底池が見え、和気橋を渡り、急いで慶沢園へと向う。

 有料公園とはいえ うっそうと木が茂る古墳付近を一人で歩くのは少し怖い。

 



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『近江源氏先陣館~盛綱陣屋』2010年、『身替座禅』2008年

2012-06-08 | TVで 歌舞伎・能楽
 (写真は イランのバンダレ・アーザーリーで出会った親子)



『近江源氏先陣館~盛綱陣屋』

出演:片岡仁左衛門 中村魁春 坂東三津五郎 中村錦之助 片岡孝太郎 市川男女蔵 澤村宗之助 坂東薪車 中村亀鶴 片岡進之介
2010年(全2話)
110分
カラー
【出演】大谷友右衛門 片岡秀太郎 片岡我當 市川團十郎 争いの悲情さ、哀しさが描かれた時代物の大作。 近江国の佐々木盛綱・高綱兄弟は、敵味方に分かれて戦うこととなった。兄盛綱には小三郎、弟高綱には小四郎という息子があり共に幼い初陣だったが、小三郎が小四郎を生け捕るという結果に。小四郎は盛綱の陣屋に囚われ、そこへ高綱が討死したとの知らせが届く。ところが首実検をすると首は高綱のものではなく贋首。にもかかわらず小四郎は父を追って切腹。贋首を承知で死を選ぶ様子を見た盛綱はじっと考え込み…。肉親の情よりも忠義を優先させなければならない封建社会における争いの悲情さ、哀しさが描かれた時代物の大作。仁左衛門の盛綱、魁春の篝火、團十郎の和田兵衛、我當の時政、秀太郎の微妙という豪華配役で。



 『身替座禅』

出演:片岡仁左衛門 中村錦之助 中村隼人 坂東巳之助 市川段四郎
2008年(全3話)
58分
カラー
妻の目を盗んで恋人に会いに行く懲りない男の浮気心。狂言の大曲「花子(はなご)」の舞踊化で、作者は「棒しばり」「太刀盗人」など松羽目舞踊を数多く書き下ろした岡村柿紅。 洛北に住む山蔭右京は恋人・花子に会いたいが、奥方の玉の井が恐くて家から出られない。そこで悪知恵を働かせ「一晩持仏堂に篭る」と言って、自分の身替りに太郎冠者に座禅をさせて花子に会いに行く。しかしそれに気付いた玉の井が、太郎冠者に代わって夫の帰りを待つことに。何も知らずに帰宅した右京が目にしたものは…。仁左衛門の山蔭右京、錦之助の太郎冠者、段四郎の玉の井で。 (2008年/平成20年6月・歌舞伎座)


 2010年の『近江源氏先陣館~盛綱陣屋』、2008年の『身替座禅』は何度もテレビで見ているが何度見ても満足満足。


『近江源氏先陣館~盛綱陣屋』派好きな演目のひとつ。

 役者さんたちや子役さんも素晴らしく、歌舞伎を見たという満足感が大きい舞台。



 今回の二演目に拍手

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84: 『写真で見る 祇園祭のすべて』島田崇志 著 西山治朗 写真 光村推古書院 平成18年

2012-06-08 | 読書全般(古典など以外の一般書)


記録だけ  

    84: 『写真で見る 祇園祭のすべて』




 島田崇志  著

 西山治朗 写真

 光村推古書院

 平成18年

 1900円+税




 この本も たいへん参考になった。

 購入するなり、メモするなりしておきたい…。

 今回も簡単な記録だけで、失礼いたします。



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83:『金剛流能楽鑑賞入門 風姿 能楽を見に行こう』 監修/ 金剛永謹 文/西村彰朗 光村推古書院

2012-06-08 | 読書全般(古典など以外の一般書)


記録だけ  

    83: 『金剛流能楽鑑賞入門 風姿 能楽を見に行こう』 





  『お能の見方』 

 
 監修/ 金剛永謹(こんごうひさのり)

 文/西村彰朗(にしむらあきお)

 光村推古書院
 
 1470円(本体1400円+税) 



目次
舞金剛
面と装束(白式尉
小尉
三光尉 ほか)
鑑賞への招待(鑑賞入門
演目紹介(翁
高砂
清経 ほか))
能楽堂への招待(金剛流の歴史
金剛流のこれから
新金剛能楽堂)





 楽しくっていっきに二度読む。

 たいへん参考になった。

 今回も簡単な記録だけで、失礼いたします。
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