乱鳥の書きなぐり

遅寝短眠、起床遊喰、趣味没頭、興味津々、一進二退、千鳥前進、見聞散歩、読書妄想、美術芝居、満員御礼、感謝合掌、誤字御免、

53; 世界の美術館 16 『ウフィッツィ美術館』講談社版 世界の美術館 1967年

2010年03月24日 | 読書全般(古典など以外の一般書)







記録だけ

   2010年度 53冊目





            世界の美術館 16 『ウフィッツィ美術館』




 講談社版 世界の美術館 1~24巻     16

 1967年7月25日 発行

 2400円



 素晴らしく美しい。

 三度四度と絵をみたり説明を読んだり。

 実際に美術館でみたものもある。

 白黒印刷だが、ティツィアーノの『マグダラのマリア』も。(嬉)

 重厚な絵面の絵画にうっとり。

 昨日読了した『絵画の見かた』にはウフィッツィ美術館のこともそこにある絵画作品のことも書かれていた。





コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

映画35; 『恍惚の人』有吉佐和子原作 豊田四郎監督 森繁久彌 高峰秀子 田村高廣

2010年03月24日 | 映画



     2010年映画35本目;『恍惚の人』





 ★★★★★ ★★★★★



 1973年 白黒


 有吉佐和子原作

 豊田四郎監督



キャスト

 森繁久彌

 高峰秀子

 田村高廣

 乙羽信子

 篠ヒロコ

 伊藤高

 市川泉

 中村伸郎

 杉葉子       他




 テレビで『恍惚の人』を観る。

 感動、そして 涙。



 森繁久彌さんに感動した。高峰秀子さんも素晴らしかった。



 終わり近くなっての雨の場面。

 行方不明にあった老人を見つけ嫁が駆け寄る。

「おじいちゃん。おじいちゃん。おじいちゃん。おじいちゃん。おじいちゃん。・・・。」

「おかぁさん。おかあさん。」

 ここで琴線に触れ、涙あふれる。



 義父がなくなる。

 実娘が、
「それにしてもこの家くさいわねぇ。」
 すると一緒に暮らしていた孫が
「臭いからいいんだよ。おじいちゃんがいるみたいでさぁ。」

 嫁はふらりと立ち上がって義母がかわいがっていた小鳥に話しかけ、なく。
「もしもぉし。もしもううし。」



 今も森繁久彌さんと高峰秀子さんの声色の余韻は残る・・・。

 感動の秀作のひとつ。





コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

フーゼスターン州 アフワーズのサカナ屋さん (7枚)

2010年03月24日 | イラン2007~2010(6回)



      フーゼスターン州 アフワーズのサカナ屋さん  (イラン)



















 写真はフーゼスターン州 アフワーズのサカナ屋さんです。

 フーゼスターン州のアフワーズはペルシャ湾に近いので、こういった魚屋さんの集まる通り(道)があります。

 わたしが実際にこういった魚やさんの集まるところをみかけたのはアフワーズ(2009年12月)とカスピ海(2008年9月)だけです。



 上二枚は店舗を構えられています。

 下四枚は車やリヤカーで魚を売られています。

 店舗の前の道路に車やリヤカーのお店が広げられても、店舗の魚屋さんは気にしてないように感じます。




 イランの魚は日本でみかけないようなものもあります。

 お腹出し、鱗取りのあと、ぶつ切りにして黒い袋に入れてお客に手渡します。




 イランでは魚は煮込みやキャバブや油揚げ料理が有名です。

 キャバブや油揚げ料理の場合はキャバブの香辛料(茶色で酸っぱい)をかけたり檸檬バターをかけると美味です。

 わたしは塩辛いのは苦手なので。キャバブなどの場合は塩を控えてもらう場合もあります。



 リヤカーで行商されている魚やさんの中には 大きな立派な魚を扱っておられる方と、雑魚問いっていいようないろいろな種類の多くの小さな魚をみ秩序に袋に売っておられる方にわれています。

 魚によって値段は違いますが、いずれも野菜やケーキ屋や香辛料と同様、計り売りです。

 


 最後までお読み下さいましてありがとうございました。

 感謝申し上げます。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

52; 『絵画の見かた』 ケネス・クラーク著 高階秀爾訳 白水Uブックス

2010年03月24日 | 読書全般(古典など以外の一般書)







 2010年度 52冊目





            『絵画の見かた』

                  




 ケネス・クラーク 著

 高階秀爾 訳

 白水社

 白水Uブックス 1066

 2003年12月10日 発行

 246ページ+α 998円






 ケネス・クラークは有名な美術史家、評論家。

『ザ・ヌード』という書物が有名だと言うことはしっているが難しそうで手を出してなかった。

 おそらく『ザ・ヌード』にはルーベンスなどが記されていることだろう。




 今回読んだ『絵画の見かた』は日本語で読んでいるのに、何度も挫折しそうになった。

 結構難しく、一週間以上はかかったと思う。



 
 絵の見方は人によって違うといった記述(要約)から始まり、この本は深く丁寧に展開する。

 本書印刷の白黒の絵を見ながら、或は今まで美術館でみた作品を思い浮かべながら絵の見方を丁寧に訓練するといった感覚と、自分以外の絵画の見方の面白さをしるといった点で非常に優れている。



 ルネサンス美術

    『キリストの埋葬』ティツィアーノ

 バロック美術

    『アトリエの画家』ヤン・フェルメール

    『自画像』レンブラント

 ロマン派

    『十字軍のコンスタンティノープル入場』ドラクロワ

 印象派
  
    『アニエールの水浴』スーラ

などもさることながら、

 エル・グレコ

 ゴヤ

 ターナー

 コンスタブル

 レオナルド・ダビンチ

 クルーベ

 ボッティチェッリ

などの記述部分は素晴らしく繊細だ。




 著者の生まれはイギリス。19世紀イギリスの社交界はフランスに比べて、芸術の地位は感覚的に低い。

 男前ドラクロアが絵を描いているのはもったいないといったイギリス感覚は愉快だ。

 音楽にせよ絵画にせよ当時のこういった世のご夫人方の感覚は楽しいものだ。

 社交界での芸術の位置づけが見え隠れする。




 この本を読み終え、余韻に浸る。

 新書程度の重量の軽い本書には、情報と楽しさが満杯につまっている。

 読み終えたあとパラパタとページをめくると、絵の楽しさと厳しさがこちらに押し寄せる。

 白黒の文字と印刷された絵画は色鮮やかに蘇るようだ。

 ケネス・クラーク著の『絵画の見かた』は絵画の見方の名作のひとつである。





コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

51; 『JTBポケットガイド132 中国 』

2010年03月24日 | 読書全般(古典など以外の一般書)






 2010年度 51册目



        『JTBポケットガイド132 中国 』 


 

 JTB

 るるぶ社

 JTBポケットガイド 132

 317ページ 1280円




 この本は複数回読んでいる。

 今回も気に入ったところだけ、二度読む。

 結構わかりやすく、いい感じ。




 ところで、この本の記録に違う記録を貼付けてしまっていたことに気づく。

 馬鹿だな^^

 いろいろ考えて、このまま残しておくことにした。

 はりつけ部分は下↓

 まぁ、ドジなわたし^^;;










 神部隆志 著



 誰もが題名くらいは知っている映画だろうとと思われる『死国』の著者、坂東眞砂子さんのエッセー。

 坂東眞砂子さんは昭和33年生まれ、高知出身の方。

 大学は奈良女で、京都と奈良の違いについても書かれていた。



 京都『JTBポケットガイド132 中国 』 が入信すると、いろいろなありがたい説教を聞くことが出来る。


 ナンのこっちゃ?↑



コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする