乱鳥の書きなぐり

遅寝短眠、起床遊喰、趣味没頭、興味津々、一進二退、千鳥前進、見聞散歩、読書妄想、美術芝居、満員御礼、感謝合掌、誤字御免、

おうみはちまん 水郷めぐり/近江の旅�

2006年10月16日 | お出かけ

 

 子どもたちの希望もあり、水郷めぐりをしてみました。

 元祖 水郷めぐりというだけあってモーターは無し。

 船頭さんが一人で櫂をこいでくださいます。

 

 

 船頭さんはにこにこと船をこぎながら、小一時間色々な話を聞かせてくださいました。

 彼は根っからの近江人とのこと。

 ここの土地の友人の話し方と同様の 少し笑ったような関西弁。聞いているとこちらまで楽しくなってしまいます。

 

 

「昔はこの船で嫁にでたんでっせぇ~~」

 

 思い出したようにつぶやく船頭さんの目じりは なんだかしんみりしていてほろりとさせる・・・

 

 

 秋空とグリーングレーの水面。

 枯れた葦やすすき。

 ホテイ(水草)の薄紫の花や狂い咲きの桜。

 秋桜、柿、アケビ。

 色々な種類の鳥、そして巣、子作り・・・

 

 

 静かに水路を進む船の漕ぐ音。

 葦にすれる しびれるほどに美しい船壁の音・・・・

 

 

 水面の変形的な波紋だけが多少挑発的に、我らを眺めていた。

 

 

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桶がいっぱい・・・近江の旅�

2006年10月16日 | お出かけ

 近江八幡の裏道を歩いていると、改築中のおうちがありました。

 なんだか見たことのない桶がいっぱい積み上げられて、興味深い。

 多分土間かどこかにしまってあった桶を一時的に退かしてるのでしょうね・・・

 近江八幡の歴史の深さを感じ、どういうわけか懐かしささえ覚えたのは何故でしょうか・・・

 

 

 そういうと日本人って田畑を見ると妙にふるさととか感じちゃいますよね。

 でも田畑やあぜ道や水路などは全て過去に人間が自然を開拓して作り上げた人工美なんだっけ。

 今ではその溶け込んだ人工的な自然美。人間の血液の流れのように静かに時を刻んでいるんだね。

 なんて素敵なんだろう・・・

 山・川・・湖・・・田畑やあぜ道、水路に桶・・・全てがそれぞれのドラマを持っているんだね。

 

 

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近江八幡の八幡瓦の窯/近江の旅�

2006年10月16日 | お出かけ

 

 近江八幡で八幡瓦の窯を見つけました。

 

 窯は一般的な陶器の窯とは違い、レンガは不使用。粘土質を固め作られたもののようです。なだらかな曲線美がなんともいえず女性的。

 

 この窯はかわらミュージアムのすぐそばに設置されており、焦げたような焼き焦げはありません。中を覗くと結構多い組閣の屋根瓦が規則正しく並べられており、その瓦の黒く光った美しさは少し威厳さえも感じました。

 

 私はこれまでにも神社や民家の鬼瓦などに興味を持っており、写真などを撮ってまいりました。今回近江八幡にて使用こそはされていないとはいえ、八幡瓦の窯の展示を見ることができて光栄です。

 

 かわらミュージアムの前では可愛らしい複数の幼児たちが 外国の指導者のもとに『♪むぅす~んで ひ~ら~いぃて~♪』を元気に歌っておりました。各自が手に手に鈴などを持っており、元気な様子にご年配の方々が微笑んでおられました。

 

 川沿いではのんびり散歩している人、油絵や水彩画、カップルやカメラを撮っておられる方も多くいらっしゃいました。また老夫婦の方が仲良くせせらぎを眺めながら、手作りのおにぎりを食べておられたのがなんともいえず微笑ましくて、いい感じでした。

 

 美しい景観をのんびりと楽しめた、そんな一日でした。

 

 

 

 

近江瓦の歴史 ↓

(私は近江瓦の回し者ではありませんが、鬼瓦の作り方や歴史などが書かれ、結構興味深い内容でしたので、紹介させていただきます。)

 http://www.80000.jp/

私の撮った萩焼の窯の内部の写真です↓

http://blog.goo.ne.jp/usuaomidori/e/14f92c72ef820fcd166e686ca30e4b18

 

 

 

コメント (2)
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