山口県
萩焼の窯の中
山口県の萩に器を選びに行く。
千秋楽城山からは議場後にかけて、萩焼の窯元やは気焼きを取り扱った店が立ち並んでいる。
その近くに住むというおばあさんが、
「私もこれからそっちのに行きますから、いっしょ見行きましょう。」
と、その土地の柔らかくて美しい響きの言葉で、話しかけてくださる。
萩のことや世間話、そのほか色々と語り続けてくだ祭増したおばあさんの目は、三日月形で優しかった。
白山という窯元は、大きな窯がそびえたつ。
この窯は美しい。
窯の入り口のは、鳥肌が立つほどに魅力的な色に変化している。
素晴らしい色調に、私は一息ついた。
窯そのものが重厚で威厳にあふれ、芸術である。
他にも壁面を圧迫するような電気がまを、気が付いただけでも三個備え付けられていた。
このあたりの窯元直営店で、野点茶碗を五個購入。
本当に欲しかった茶碗は、ウン十万もするので、ここはひとまず普段使いの使い勝手の良いもの考慮に入れて購入する。
野点に使わず、紫蘇ご飯や豆ご飯、筍の木の身和えや、今なら冬瓜とえびにたいたんでも似合いそうな色の洒落た器。
器はこれだから面白い・・・
窯元はとても立派で、制作半分、観光県販売半分といった開かれた感じ。
陶芸入門や絵付け体験もできて、一般観光客の方は非常にに楽しめるのではないでしょうか。
私たちがここへ訪れた日も、団体の方々が多く見えて、絵付け体験をなさっておられた。
皆さん筆を手にして、とても楽しそうで、こちらまでほくそ笑んでしまう。
この開かれた窯元は萩の右の方の有名な窯元が立ち並ぶ地区に位置する。
実際に萩の方々やタクシーの運転手さん、バスセンターの社員に聞くとこちらを教えて下さることが多い。ところが・・・
私の場合実際に面白いと感じるは、萩の左上方向に位置する窯元。
東光寺から松蔭神社にかけての車一台が通れるくらいの一本道。
地図上ではあまり目立ちはしなかったのですが、この通りにも萩焼の店や窯元が点在していた。
ここは観光客を受け入れるだけの大きなところではなく、軒先は普通の民家で、とても情緒の感じられる。
小さな普通の家の表一角に並べられていた器がたまらなく魅力的で、戸をあけようとしたが、鍵がかかっている。
裏に回り、玄関のチャイムを鳴らしたが、この家主は留守であった。
気に入った器であったが、縁が無かったものとあきらめる。
私は、コーラルレッドの恋人に別れをつげ、先を急いだ。
あの器は確かに私の手元に嫁ぎたがっていたと思うと、いまだに心残りである。
春の思い出 山口県萩にて
萩焼の窯の中
山口県の萩に器を選びに行く。
千秋楽城山からは議場後にかけて、萩焼の窯元やは気焼きを取り扱った店が立ち並んでいる。
その近くに住むというおばあさんが、
「私もこれからそっちのに行きますから、いっしょ見行きましょう。」
と、その土地の柔らかくて美しい響きの言葉で、話しかけてくださる。
萩のことや世間話、そのほか色々と語り続けてくだ祭増したおばあさんの目は、三日月形で優しかった。
白山という窯元は、大きな窯がそびえたつ。
この窯は美しい。
窯の入り口のは、鳥肌が立つほどに魅力的な色に変化している。
素晴らしい色調に、私は一息ついた。
窯そのものが重厚で威厳にあふれ、芸術である。
他にも壁面を圧迫するような電気がまを、気が付いただけでも三個備え付けられていた。
このあたりの窯元直営店で、野点茶碗を五個購入。
本当に欲しかった茶碗は、ウン十万もするので、ここはひとまず普段使いの使い勝手の良いもの考慮に入れて購入する。
野点に使わず、紫蘇ご飯や豆ご飯、筍の木の身和えや、今なら冬瓜とえびにたいたんでも似合いそうな色の洒落た器。
器はこれだから面白い・・・
窯元はとても立派で、制作半分、観光県販売半分といった開かれた感じ。
陶芸入門や絵付け体験もできて、一般観光客の方は非常にに楽しめるのではないでしょうか。
私たちがここへ訪れた日も、団体の方々が多く見えて、絵付け体験をなさっておられた。
皆さん筆を手にして、とても楽しそうで、こちらまでほくそ笑んでしまう。
この開かれた窯元は萩の右の方の有名な窯元が立ち並ぶ地区に位置する。
実際に萩の方々やタクシーの運転手さん、バスセンターの社員に聞くとこちらを教えて下さることが多い。ところが・・・
私の場合実際に面白いと感じるは、萩の左上方向に位置する窯元。
東光寺から松蔭神社にかけての車一台が通れるくらいの一本道。
地図上ではあまり目立ちはしなかったのですが、この通りにも萩焼の店や窯元が点在していた。
ここは観光客を受け入れるだけの大きなところではなく、軒先は普通の民家で、とても情緒の感じられる。
小さな普通の家の表一角に並べられていた器がたまらなく魅力的で、戸をあけようとしたが、鍵がかかっている。
裏に回り、玄関のチャイムを鳴らしたが、この家主は留守であった。
気に入った器であったが、縁が無かったものとあきらめる。
私は、コーラルレッドの恋人に別れをつげ、先を急いだ。
あの器は確かに私の手元に嫁ぎたがっていたと思うと、いまだに心残りである。
春の思い出 山口県萩にて
昨日、もう一度司馬先生の街道を行く(1)を読み直しました。世に棲む日日をよみたいのですが、これまでなぜか縁がなくて。文庫本をさがしているところです。
また、コメントをありがとうございます。
しし様の萩の旅、楽しませていただいています。
私はバスで島根と山口に行きました。
娘と一緒だったので,個人旅行でしたが駆け足の旅でした。
萩も島根も印象的でした。
もう一度ゆっくりと、各地別々に行ければいいなと思っています。
その旅では益田で乗り換え。
そこで初めて神楽を知りました。
スーパー神楽のポスターやほかのポスターが張ってあり,インパクトが強烈でした。
そのときの神楽に対するあごがれのような感覚は今も鮮やかに覚えています。
いただいたパンフレットも大切にしまっているんですよ。
いつか夜神楽(?里神楽かな?)に行くのが夢の一つです。
娘から司馬先生の本は内容がこいと聞いています。
私は恥ずかしいことにまだ読んだことがありません。
しし様、
街道を行くシリーズがどういったものなのでしょう。
街道のお話でしょうか(当たり前か。私、アホだな!)
ところでしし様、
先日は呉弁で書いてくださいまして,誠にありがとうございました。
私は土地それぞれの言葉が非常に好きです。
呉弁と広島弁は少し違ったのですね。
後で知りました。
同じように書き込んで,失礼いたしました。
ごめんなさい。
長文、失礼しました。
☆方言はいいですね。広島弁と呉弁は距離的には近くても、少し違うんですよ。映画「仁義なき戦い」で菅原文太さん(実在の人物で生きておられる)が劇中使われている言葉が呉弁かな。JRのローカル線にのっていて年寄り同士の会話を聞くと、知らない方が聞くと喧嘩をしている感じです。京ことばとは雲泥の差がありますネ。
映画「仁義なき戦い」が呉弁ですか#^^#かっこいいな!ホント、男らしい言葉ですね!!
http://www.aurora.dti.ne.jp/~zumi/vtatsu/
☆司馬さんの小説は、読んでいてよく軌道が外れることがあって、それがまた楽しいンです。乱鳥様には、是非「竜馬がいく」とか「箱根の坂」とか「坂の上の‥」は読んでいただきたいと思います。あまり難しくないですよ。「世に‥」は、幕末期の長州、松陰先生や高杉晋作のお話しが主体です。
広島弁に通訳のサイト、ありがとうございました。これって、楽しすぎ!ずいぶん遊んじゃいました^^Vアリガトウゴザイマス。PCのお気に入りに入れさせていただきました。ここに広島弁占があって、やってみました。「乱鳥」「男らしい」で入力すると、うんうん!楽しめました。おもしろかったぁ~!!
ししさまは司馬さんの作品を多く読まれているのですね。そうですか。いい意味で軌道が外れるんですか!そういうの、好きです。楽しそうですね。一度読んでみますね。