乱鳥の書きなぐり

遅寝短眠、起床遊喰、趣味没頭、興味津々、一進二退、千鳥前進、見聞散歩、読書妄想、美術芝居、満員御礼、感謝合掌、誤字御免、

斑鳩の秋風

2006-10-07 | お出かけ
奈良 斑鳩の里

 
 10月初旬、秋風に誘われてひとりで斑鳩の里に……

 一ヶ月ほど前から咲き始めていたのですが、法輪寺、法起寺の近くは今コスモスが咲き乱れています。

 観光バスでの観光客やカメラマンの方々も多く、静かな斑鳩の里も この季節はにぎやか。



 法隆寺までの散歩コース脇の畑では、柿が色づき始め、田んぼでは稲穂が頭(こうべ)が重そう。

 黄色に輝く稲って美しい……

『柿くえば鐘が鳴るなる法隆寺』『実るほどにこうべをたれる稲穂かな…』などべたなことを考えながらあたりを見回して入りと、トンボやバッタが自由に飛び回っている。うらやましいなぁ~~


 畑の方からなんだか視線を感じる私。

 ふと見ると雉(キジ/多分雄?)がこちらを恐怖の面持ちで見つめていた。あわててカメラを身構えると……あれ?どこかいっちゃった。雉って賢くってすばしっこいんだ~~

 飛び立ってない様子から考えると、多分忍び足の一目散でどこかに隠れたんだろうな。まるで『ねずみ小僧ジロキジ』だな…

 雉の身を案じ、ひとりほくそ笑む。乱鳥がいうのもなんだが、鳥も大変なご時勢である。



 近くの農家では柿やオランダインゲンや白菜の間引きなが並べられていた。

 たまたま野菜を並べ初められていたおばさんから取立てのインゲンや白菜を購入。おばさんは65歳くらいなのだが、嫌に美人で若々しい。お婆さんと呼ぶには忍びない美しさ。いい人生をあるんでこられたといった物腰の方であった。

 気のいいおばさんは
「十月半ばには黒豆の枝豆も並べます。うちの豆は丹波のくろまめでっさかい、大きめです。」
と説明してくださる。

 京都弁とも大阪とも違う大和の調べが 秋風のように心地よく心に染み渡る。

 おばさんと話していると、法起寺の裏門で作務衣を着た住職が空を眺めていた。

 住職も自分の歩んできた彼なりの秋風を感じているのかな……



 秋の斑鳩は静かに風か吹く。

 その風は雑多な日常生活から離れ、懐かしさや優しさや安堵感を感じることのできる素敵な空間を作り出す。

 
 





 






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平成のカブキ

2006-10-07 | 読書全般(古典など以外の一般書)
平成のカブキ

         著作者  野原明

         平成6年10月30日発行

         丸善ライブラリー139

         丸善株式会社

640円 207ページ

 今日の二冊目は『平成のカブキ』

 一日中家にいて掃除をしたりBSフジの映画『アウトライブ』を観たり。

 リビングでだらだらと本を読んでいました……

 古い本だけにかえって懐かしい感があり、小半時間で一揆読みしました。

 三冊目は椎名誠を楽しみ始めましたが、夜は昨夜ビデオを撮っておいたコン・リーの『紅夢』をみようかな…

 記録のみにて失礼いたします。

         


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さらばカンクロウ/小林成美

2006-10-07 | 読書全般(古典など以外の一般書)
   さらばカンクロウ
      十八代目ナカムラカンザブロウ襲名


        著者  小林成美

        2005年 3月1日 第1刷発行

        株式会社 幻冬社

        1600円+税  303ページ

 興味深く楽しみました。

 記録のみにて失礼いたします。

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アウトライブ (飛天舞)

2006-10-07 | 映画
アウトライブ (飛天舞)

 <韓国映画史上空前の武侠アクション大作>

 感動度 ★★★☆☆

 満足度 ★★★☆☆

2000年  126分 韓国

原作 キム・ヘリン

脚本 チョン・ヨンギ
   
   キム・ヨンジュン

監督 キム・ヨンジュン

音楽 キム・ジュンソン

美術監督 オ・サンマン

衣装監督 キム・ミニ(大鐘賞受賞)



 14世紀、元朝末期の中国の衣装が堪能できる。
 
 剣士チナの赤いマントをひるがえすシーンはエビゾウの舞台『信長』に類似。

 原作はベストセラーコミック『飛天舞』とのこと。

 シーンの1コマ1コマが劇画の構図や形を思い浮かばせる。

 また闇(霧の中)から 現れるシーンは黒澤作品にあったナァ……



 キャストの顔もなにがしら誰かに似ていて、見ている間気になったバカな私……

 チナ役のシン・ヒョンジュンは目が友近、顔全体は笑い飯の西田に若干似ていて、どうもお笑いを誘ってしまう…な~んてファンの方にしかられちゃうかも……

 ロンゲ姿も勇ましく、漫画のようにとても素敵でかっこよかったですよ。

 またヒロインのソルリ役は、韓国映画界きっての美人女優らしいキム・ヒソン。

 彼女どうも私の姪っ子にそっくり。

 また目が上戸彩に似ている。

 他にも色々な方に似ていて途中から探して楽しんでいる始末。

 えっ?作品はって…

 感動しましたよ、最後には涙がほろり……

 ってな訳で、今日もあらすじ御免あそばせ~~~でした。

 



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