乱鳥の書きなぐり

遅寝短眠、起床遊喰、趣味没頭、興味津々、一進二退、千鳥前進、見聞散歩、読書妄想、美術芝居、満員御礼、感謝合掌、誤字御免、

ぼくセザール10歳半1m39cm

2006年10月03日 | 映画

 MOI CESAR, 10 ANS 1/2, 1M39 ぼくセザール 10歳半1m39cm 

  満足度  ★★★★☆

  感動度  ★★★☆☆

  音楽   ★★★★★

  映像の面白さ ★★★★★

  セザールのかわいさ ★★★★☆

  話の展開 ★★★☆☆

  

  2003年  フランス   99分 

  監督・脚本   リシャール・ベリ 

  キャスト     ジュール・シトリュク 

            ジョセフィーヌ・ベリ 

            アンナ・カリーナ

 

 一言でいうと、面白かった。

 子どもの目線(一貫して1m39cmのカメラ目線だが、それは子どもの精神面にまで及ぶ)でとらえた葬式や物事のとらえ方。

 大泣きしている大人たちを冷ややかな目線でとらえるが、雨が降ってくると傘、傘、傘…

 傘は『黒色』で、自由な発想のとらえ方のできる子どもは、空の上から花のように咲いた『黒い傘』を見つめるが、同時に大人の矛盾を最後に開いた『ピンクの傘』でとらえ 表現するところから、この映画は始まる。

 

 

『ぼくセザール10歳半1m39cm。ちょっと太め、甘党……』といった具合に 十歳の子どものあどけない始まり方ではあるが、結構内容は冷静でシビア。

 大人には痛い映画であり、手放しで笑っていられないところが また面白い。

 

 

 話はそれますが、イギリスに子ども三人で友達の父親を探しに出かけたときの、イギリスのパンクロック的な感覚が出ていて好き。

 使用されていた音楽が全体に好きでした……

 

 

 話のあらすじはいたって単純なので、ここでは省かせていただきます。   詳しくは↓(BSジャパン)

http://www.bs-j.co.jp/cinemacrush/

 

コメント
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