四国のんびり旅

主に88ヶ所のお寺を中心にその周辺の紀行文的なものにしていく予定です。

第72番 曼荼羅寺不老松

2005-11-14 15:17:29 | 88ヶ所
 弥谷寺から再び国道11号に出て少し先を右折、弥谷寺から10分ほどで着きます。ここには不老の松(笠松)と言って弘法大師のお手植えといわれる松がありました。写真右下のように菅笠のように広がり、樹高4m、東西17m、南北18mに枝葉を張り、円形の傘状の面積は約200平方mありましたが、平成13年からマツクイムシの被害がひどく、翌14年秋に伐採されてしまいました。その幹に弘法大師を彫り込んで松のあった場所に安置してあります。1200年以上も元気だった松も「不老」というわけにはいかなかったようです。

第71番 弥谷寺獅子の岩屋

2005-11-14 11:24:31 | 88ヶ所
 本山寺から国道11号に出て約10km、案内板通りに左折して進めば駐車場に着きます。ガイドブックの道案内と違っていましたがこちらの方が分かり易いと思いました。そこから有料道路に入ればさらに上まで車が入ります。
 岩壁に張り付くように大師堂や本堂がありますが、弘法大師御学問の霊跡「獅子の岩屋」は大師掌の奥にあり、獅子が口を開いた形の岩窟です。獅子の遠吠えは仏の説法と同じものと考えられていることからも、この名がついたそうです。