脇町(徳島自動車道阿波PAのすぐ近く)にあり、100万年前の氷河時代に堆積した扇状地や河岸段丘などがその後隆起し、雨水の浸食作用を受けて形状された奇勝。阿波の土柱は「土の柱」というより「土の壁」といった感じです。アメリカのロッキー山脈、イタリアのチロルの土柱と並んで「世界三大土柱」と称されている阿波の土柱。その中でも、こんなに間近で土柱が見られるのは阿波だけだそうです。
不動堂とその奥の大塔です。この大塔は、徳川二代勝軍秀忠が大阪堺の住吉神社へ寄進したものだが、神仏分離令により明治6年に切幡寺へ移転されたもので、日本三大塔のひとつだそうです。
切幡寺は1番からここまでで一番の難所で、333段の石段を登るか車1台がやっとの道を数百m登るかのどちらかです。
切幡寺は1番からここまでで一番の難所で、333段の石段を登るか車1台がやっとの道を数百m登るかのどちらかです。
多宝塔も1番、6番と今回で3ヶ寺になります。形はどれも同じですが色彩などは全部違っています。ここの多宝塔は2階部分だけ色彩を施してあります。2階の軒の部分に白いものが突き出ていますが、何を表したものでしょうか。見ていて疑問を感じました。
山門は高速道路徳島自動車道からよく見えます。その脇を登った所に駐車場と納経所があり、石段を登った左に多宝塔、奥に本堂や大師堂があります。
山門は高速道路徳島自動車道からよく見えます。その脇を登った所に駐車場と納経所があり、石段を登った左に多宝塔、奥に本堂や大師堂があります。
山門を入って正面が本堂、左側の池の奥に多宝塔があります。まだ新しいのか色彩が鮮やかです。本堂その他、見た目は木造ですが鉄筋コンクリート造です。現在も裏のほうに何か建設中で宿坊か何かになるのでしょうか。