乗鞍岳への自転車道

40歳で突如、自転車乗りになろうと発心して早15年。CAAD9少佐と畳平へ駆け上がる日はくるのでしょうか。。。(汗)

新年会

2007年01月10日 | 日常

本日は、とある組織の新年会がございまして、八王子市街地にある

冠婚葬祭場まで行ってまいりました。

冠婚葬祭場というのも妙な言い方なのでございますが、他には言いようのない施設

なのでございます。

ホテル事業をやっているわけでなし、レストランというには規模が大きすぎて、

建物の各フロアに宴会場がたくさんあるような施設なのでございます。

こういうのを、一般になんと言うのでございましょう?

物知らずなわたくしとしましては、冠婚葬祭場としか、表現のしようがございません。

その冠婚葬祭場で、ご立派な先生方に混じって、新年会のご馳走をいただいた

わけなのでございますが、当然、そのような場に自転車の話題などがあがるはずもなく、

わたくしはなんとなく、手持ち無沙汰だったのでございました。

もちろんそんなお席で、「アソスのサイクルウェアは、着こなしが難しいですわね。」とか、

「今年のCannondaleのLiquigasのチームカラー、ご覧になりました?」なんて会話が

普通に飛び交っていたら、それはそれで末恐ろしいとは思います。

しかしながら、わたくしのテーブルで話題になっておりましたのは、

最近の教育現場の荒廃だとか、少子化問題であるとか、

はたまた、凶悪事件が頻発する原因だとか、そういう話題ばかりでございました。

ええ、もちろん、すべて現代日本において非常に重要な問題であることは

否めないのではございますが、あえて申し上げますならば、地球温暖化の問題だって

忘れてはなりません。そして、CO2排出を減らすためにも、ぜひ、みんなして

自転車に乗らなくてはいけないと、かように思うところなのでございます。

ですからね、、、ちょっとくらい自転車の話をしてもいいかな、と、そのような期待を胸に

わたくしは勇気を出して「最近、サイクリングにハマっておりまして……」と

話をふってみたのですが、そこから一気に自転車の話題が広がるということもなく、

「まあ、それはようございますわね。健康的ですこと」という社交辞令的な会話で

途切れてしまいました。

やはり、、、わたくしの日常というのは、一般社会の方々からすると非日常なので

ございますね。

わたくしは、一般社会の常識を逸脱した、人生の落伍者なのでございますね。

久々に化粧し、スーツを着て出かけた新年会で、己の奇妙さをあらためて実感した

というお話でございました。