中央自動車道の談合坂S.A.へ行ってまいりました。
自転車でS.A.内に進入できるのか、未確認のまま家を出たわたくし。
高尾駅から四方津駅までの4駅は輪行です。久々の輪行だったので、
エンド金具の取り付けに手間取ってしまいました。
さて、本日のスタート地点であります、JR中央本線の四方津駅。
この四方津というところは、駅から山に向かってエスカレーターが
施工されていまして、山の上の住宅地(コモアしおつ)へ、
エスカレーターで直接アクセスが可能であるという、ちょっとめずらしい
駅なのです。
ですが、わたくしは、コモアしおつのエスカレーターを使うわけには
まいりませんから、ひたすら、山にむかってペダルをこぐことになります。
ひと上りで、大野ダムへ到着しました。このダムは、周辺にサクラの木が
植えられております。
きっと春には、格好のお花見スポットになることでしょう。
↑ちょっと水量が少なめでございました。
このダム上部から、お目当ての談合坂S.A.をめざします。
湖を離れると、いきなり急な農道です。はじめのうちはグイグイとペダルを
踏み込んでがんばっておりましたが、途中でメゲて、少佐どのを押して
上がりました。
上がりきったあたりは、きれいな車道になっておりまして、南側に道志山塊
の峰が連なります。
気分よく車道を進んでまいりましたら、、、あら? あの見覚えのある
ドームの屋根はもしや、、、そうです、談合坂S.A.でございます。
もはや、S.A.に到着してしまったのでございました。
どこかに入り口はないかと物色しておりますと、、、ありました。
あきらかにS.Aに向かって、歩道がつけられています。
しかも、としさまの仰るとおり、「関係者以外立入禁止」等の無粋な看板も
見当たりません。
車止めのゲートがありますが、自転車でも通り抜けることができました。
そして歩道を上りきった先には、、、
ああ、、、何度となく訪れた、見覚えある談合坂S.A.の風景が広がって
いたのでございます。
自動車専用道路のそれも高速道路のS.A.に、自転車で入ってしまうなんて
なんだかとってもエキセントリックなのですわ~。
ドライバーの方が、不思議そうにわたくしをご覧になっていらっしゃいます。
おほほ。不法侵入ではございませんの。ちゃんと遊歩道が整備されて、
外部から入れるように仕立ててあるのですもの。
うれしくなってしまいまして、ついつい写真を撮ってしまうわたくしでした。
この写真からもお分かりかと存じますが、わたくしは、上り車線用の
S.A.に入ったのでございます。
おそらく、、、このS.A.内では自転車に乗ることは禁じられていると
想像されますので、自転車に乗って走り回ることは自重いたしました。
シズシズと、少佐を押して、建物の近くに接近してみました。
この風景の中に、ロードバイクがたたずんでいるわけでございます。
とってもうれしいのでございます~。
中は、まあ、、、、みなさま、何度も訪れていらっしゃると思いますので
ご存知でございましょうが、こんな感じでございます。
おいしそうなモノがあふれているのでございます。
実を申しますと、それほどお腹が空いていなかったものですから、
神戸屋ベーカーリーで調理パンとコーヒーを飲んだだけで
出てきてしまいました。
もうちょっと、空腹な状態でお伺いすればよかったです。
とはいえ、当初の計画では、中に入ることもできずに、外から指をくわえて
眺めるだけだと思っていたS.A.に進入できて、大満足でございます。
としさま、貴重な情報をいただきまして、ありがとうございました。
S.A.付近から眺める中央自動車道の風景でございます。
この日は、かなり空いておりました。↓
、、、ところで、、、
昨日の予定としましては、四方津駅から談合坂S.A.を経由して、
上野原駅まで走行し、上野原駅からは、輪行で高尾駅まで戻る予定で
ございました。
しかし談合坂S.A.へのアクセスは、思っていたよりも簡単だったので
ございます。
そのうえ、談合坂S.A.はいちばん高い地点にありますので、上野原までは
ずっと下り坂で、楽だったのでございます。
途中、桂川の支流で、奥多摩の鶴峠から流れ出る鶴川という川を
渡りました。なかなかにうつくしい川でございました。
こんなステキな川を渡って、気分がノリノリになっているわたくし。
上野原駅に着いた時点では、まだ体力に余裕があり、なんとなく、
走り足りない気分でございました。、、、みなさま、もうお分かりですね?
こういうシチュエーションで、わたくしは、かならず無謀なことを
思い立つのでございます。
昨日も、そうでございました。
上野原駅から輪行で帰る予定を変更して、隣りの藤野駅まで国道20号を
走りつづけ、さらに藤野駅から鬼の和田峠を越えて八王子に戻るという
悪夢のようなコース変更を決行したのでございます。
上野原-藤野間は、休日のせいか交通量も少なく、比較的快適に
走ることができたのですが、、、相模湖に沿ったこの区間は、
アップダウンが続くのです。
藤野駅に着いたころには、いい具合に疲労感が蓄積しておりました。
わたくしは悩みました。
藤野から輪行するか、それとも和田峠越をやるか、はたまた大垂水峠を
走破するのか。。。
輪行は面倒くさい。大垂水峠は車が多くてコワイ。
残った選択肢は、やはり、鬼の和田峠越しかありませんでした。
意を決して、県道棡原藤野線に進路をとり、和田峠をめざします。
しかし、、、わたくしったら、なんだかとっても、ノロイのでございます~。
このスピードでは、高尾に着くまでに日が暮れてしまうかもしれません。
わたくしは目が悪いので、夜の走行は極端に不得意でございます。
なんとか明るいうちに峠を越えたいのでございます。
ヒィヒィと息をはずませながら、必死にペダルをこぎます。
1回こげば、1回分進む、、、地道に進めば、いつか峠に着くのです。
丹沢の山が斜光線に輝き始めたころ、ようやく峠付近までたどり着く
ことができました。
ああ、なんとか日が沈む前に、峠を越えることができました。
ですが、またも無謀なことをしてしまいました。
ほんとうに懲りないわたくしです。
こうして、はじめての談合坂S.A.ライドは、無事、終了したのでした。