乗鞍岳への自転車道

40歳で突如、自転車乗りになろうと発心して早15年。CAAD9少佐と畳平へ駆け上がる日はくるのでしょうか。。。(汗)

自転車で談合坂S.A.へ行く

2007年01月16日 | 自転車旅

中央自動車道の談合坂S.A.へ行ってまいりました。

自転車でS.A.内に進入できるのか、未確認のまま家を出たわたくし。

高尾駅から四方津駅までの4駅は輪行です。久々の輪行だったので、

エンド金具の取り付けに手間取ってしまいました。

さて、本日のスタート地点であります、JR中央本線の四方津駅。

この四方津というところは、駅から山に向かってエスカレーターが

施工されていまして、山の上の住宅地(コモアしおつ)へ、

エスカレーターで直接アクセスが可能であるという、ちょっとめずらしい

駅なのです。

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ですが、わたくしは、コモアしおつのエスカレーターを使うわけには

まいりませんから、ひたすら、山にむかってペダルをこぐことになります。

ひと上りで、大野ダムへ到着しました。このダムは、周辺にサクラの木が

植えられております。

きっと春には、格好のお花見スポットになることでしょう。

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↑ちょっと水量が少なめでございました。

このダム上部から、お目当ての談合坂S.A.をめざします。

湖を離れると、いきなり急な農道です。はじめのうちはグイグイとペダルを

踏み込んでがんばっておりましたが、途中でメゲて、少佐どのを押して

上がりました。

上がりきったあたりは、きれいな車道になっておりまして、南側に道志山塊

の峰が連なります。

気分よく車道を進んでまいりましたら、、、あら? あの見覚えのある

ドームの屋根はもしや、、、そうです、談合坂S.A.でございます。

もはや、S.A.に到着してしまったのでございました。

どこかに入り口はないかと物色しておりますと、、、ありました。

あきらかにS.Aに向かって、歩道がつけられています。

しかも、としさまの仰るとおり、「関係者以外立入禁止」等の無粋な看板も

見当たりません。

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車止めのゲートがありますが、自転車でも通り抜けることができました。

そして歩道を上りきった先には、、、

ああ、、、何度となく訪れた、見覚えある談合坂S.A.の風景が広がって

いたのでございます。

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自動車専用道路のそれも高速道路のS.A.に、自転車で入ってしまうなんて

なんだかとってもエキセントリックなのですわ~。

ドライバーの方が、不思議そうにわたくしをご覧になっていらっしゃいます。

おほほ。不法侵入ではございませんの。ちゃんと遊歩道が整備されて、

外部から入れるように仕立ててあるのですもの。

うれしくなってしまいまして、ついつい写真を撮ってしまうわたくしでした。

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この写真からもお分かりかと存じますが、わたくしは、上り車線用の

S.A.に入ったのでございます。

おそらく、、、このS.A.内では自転車に乗ることは禁じられていると

想像されますので、自転車に乗って走り回ることは自重いたしました。

シズシズと、少佐を押して、建物の近くに接近してみました。

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この風景の中に、ロードバイクがたたずんでいるわけでございます。

とってもうれしいのでございます~。

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中は、まあ、、、、みなさま、何度も訪れていらっしゃると思いますので

ご存知でございましょうが、こんな感じでございます。

おいしそうなモノがあふれているのでございます。

実を申しますと、それほどお腹が空いていなかったものですから、

神戸屋ベーカーリーで調理パンとコーヒーを飲んだだけで

出てきてしまいました。

もうちょっと、空腹な状態でお伺いすればよかったです。

とはいえ、当初の計画では、中に入ることもできずに、外から指をくわえて

眺めるだけだと思っていたS.A.に進入できて、大満足でございます。

としさま、貴重な情報をいただきまして、ありがとうございました。

S.A.付近から眺める中央自動車道の風景でございます。

この日は、かなり空いておりました。↓

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、、、ところで、、、

昨日の予定としましては、四方津駅から談合坂S.A.を経由して、

上野原駅まで走行し、上野原駅からは、輪行で高尾駅まで戻る予定で

ございました。

しかし談合坂S.A.へのアクセスは、思っていたよりも簡単だったので

ございます。

そのうえ、談合坂S.A.はいちばん高い地点にありますので、上野原までは

ずっと下り坂で、楽だったのでございます。

途中、桂川の支流で、奥多摩の鶴峠から流れ出る鶴川という川を

渡りました。なかなかにうつくしい川でございました。

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こんなステキな川を渡って、気分がノリノリになっているわたくし。

上野原駅に着いた時点では、まだ体力に余裕があり、なんとなく、

走り足りない気分でございました。、、、みなさま、もうお分かりですね?

こういうシチュエーションで、わたくしは、かならず無謀なことを

思い立つのでございます。

昨日も、そうでございました。

上野原駅から輪行で帰る予定を変更して、隣りの藤野駅まで国道20号を

走りつづけ、さらに藤野駅から鬼の和田峠を越えて八王子に戻るという

悪夢のようなコース変更を決行したのでございます。

上野原-藤野間は、休日のせいか交通量も少なく、比較的快適に

走ることができたのですが、、、相模湖に沿ったこの区間は、

アップダウンが続くのです。

藤野駅に着いたころには、いい具合に疲労感が蓄積しておりました。

わたくしは悩みました。

藤野から輪行するか、それとも和田峠越をやるか、はたまた大垂水峠を

走破するのか。。。

輪行は面倒くさい。大垂水峠は車が多くてコワイ。

残った選択肢は、やはり、鬼の和田峠越しかありませんでした。

意を決して、県道棡原藤野線に進路をとり、和田峠をめざします。

しかし、、、わたくしったら、なんだかとっても、ノロイのでございます~。

このスピードでは、高尾に着くまでに日が暮れてしまうかもしれません。

わたくしは目が悪いので、夜の走行は極端に不得意でございます。

なんとか明るいうちに峠を越えたいのでございます。

ヒィヒィと息をはずませながら、必死にペダルをこぎます。

1回こげば、1回分進む、、、地道に進めば、いつか峠に着くのです。

丹沢の山が斜光線に輝き始めたころ、ようやく峠付近までたどり着く

ことができました。

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ああ、なんとか日が沈む前に、峠を越えることができました。

ですが、またも無謀なことをしてしまいました。

ほんとうに懲りないわたくしです。

こうして、はじめての談合坂S.A.ライドは、無事、終了したのでした。