乗鞍岳への自転車道

40歳で突如、自転車乗りになろうと発心して早15年。CAAD9少佐と畳平へ駆け上がる日はくるのでしょうか。。。(汗)

炎の真っ向対決! 表和田アタックした日

2018年09月11日 | 自転車

 当ブログ伝統のオフライン・ミーティング『鬼の和田峠』につきましては、すでにご報告申し上げたところでございますが。。。

このイベントを実行するにあたっては、当然のことですが、私自身も和田峠に到達するという大きな負荷を背負うことがセットになっております。。。

かつては、遅いながらも、ロードバイクで正しく和田アタックをしたこともありましたが、、、最近の私は、シクロクロスの伍長さんを担いで陣馬山から下ってきたり、、、あるいは高尾陣馬主脈縦走路を歩いてきたり、、、などと、王道ではないルートを駆使して、このイベントにアプローチして参りました。

しかし、今回、私は久々に、、、「表和田に自転車で挑む」という真っ当なプランを立てていたのでございます。

ええ、さようでございます。

5月に購入したSYNAPSE中尉のギア比に後押しされて、のチャレンジです。

CAAD史上サイコウ(最硬)と謳われたCAAD9少佐。。。いっぽう、このたび私が手に入れましたSYNAPSE中尉は、なにからなにまで、こゝろとからだに優しい温厚な仕様となっております〜。

こんな私でも、、、この方(SYNAPSE中尉)となら、もう一度、真正面から和田に挑むことができるかもしれない、、、

はじめてSYNAPSE中尉に乗ったとき、わたしの胸には淡い期待の炎が小さく灯り、、、それは、しだいに大きくなっていったのです。

しかし、そうは申しましても、私の現状はといえば「体重が重い」「ヒザが痛い」「運動不足」と、ダメな中年の典型的三大疾患をバッチリそなえてしまっているのでありまして、、、そうやすやすと表和田アタックに挑めるコンディションではありません。

下手をすれば、心臓発作とかを起こしてしまうかもしれません。いえ、冗談ではなく、まことに、です!(汗)

そこで私は、考えました。

そうだ! 和田峠の入口である「陣馬高原下」にほど近い、「夕やけ小やけの里」からのスタートにすれば、体力を温存できる!

「夕やけ小やけの里」までは、クルマに自転車を積んで運んでしまおう!

SYNAPSE中尉は油圧式のディスクブレーキなので、ホイールを外して運搬するのは、キャリパーブレーキの自転車と比べると、ちょっとだけ面倒なのですが、、、

こういうこともあろうかと、ちゃんと、ディスク仕様車用のキャリア(フロントフォークの先端幅をスルーアクスル規格に変換できるタイプ)も、準備してあったのでございます。

↑友人KのCAAD12はキャリパーなので、左側のマウントだけ、スルーアクスル用にしてあります。

ところで、普通のロードバイクの場合とちがい、ディスクブレーキであるスルーアクスルのクイックリリースというのは、シャフトのレバーが倒れっぱなしになっているので、このようなキャリアにセッティングするときには、シャフトを回しにくいという問題がありました。

まあ、実際には、問題というほどのことではなくて、ちょっとしたコツさえつかめば簡単なのですが、、、

しかし、そこは、細やかな心遣いが真骨頂の日本企業。

さっそく、マウントの高さを50mmアップさせるスペーサーが、オプションとして発売されています。はい、もちろん、ポチりました!

、、、話が横道にそれてしまいましたが、、、

そのようなワケで、当日は「夕やけ小やけの里」の駐車場まで、SYNAPSE中尉をクルマで運んできちゃいました。

空気を充填しております〜!

よろしくお願いします〜。

↓ 人間(私)のほうは、アミノバイタルを充填いたしました〜!

体力はないけれど、やる気はある!(キリッ)

そして、、、

見ためは黒いが、性格は白いSYNAPSE中尉↓

グフグフグフ、、、フロント50/34、リア11-32  しかも、安全安心の油圧式ディスクブレーキ。

え? なに? ず、ずるい?(汗)

いいや、ずるくありません!(汗)

やらない善より、やる偽善!(意味がわからない)

お願い、SYNAPSE中尉!

私を和田に連れてって!

CAAD9少佐、CAADX伍長、私の勇気あるチャレンジを、なまあたたかく見守っていてください。

陣馬高原下バス停にて、、、↑ や、やるぞぉ〜!(汗)

*   *   *   *   *

はい。ここから先は、もう写真を撮っている余裕はいっさいありませんから(汗)

ほぼ、テキストでのご報告とさせていただきます。

この日は、比較的天候が安定している日曜日、、、ということもあり、ハイカーの方々が大勢いらしていたのですね。

高尾駅からのバス便も増発されていたみたいで、陣馬高原下は色とりどりのザックを背負ったハイカーでいっぱいでした。

ロードの人は、、、というと、やせ体型の速そうな3人組が、和田アタックに備えてトイレ休憩しているもよう。。。

できれば、この方々には先にスタートしてほしかったのですが、なかなか出発しそうにないので突入することにしました。(すぐに抜かれるでしょうけれど、、、)

その3人組の前を通過した瞬間、「あんなんで上ったら死ぬぜ」というセリフを背中で聞いてしまいましたが、、、いや、まさか、、、今の会話、、、私のことじゃないよね、、、いくらなんでも、見知らぬ人にそんな暴言を吐くかしら、、、きっと、私とは何も関係のない会話をしているときに、偶然、私が通りがかっただけなんだ、、、私のことじゃない、、、信じてる、、、

はやくも、路面を涙でにじませながらのスタートです。

この一件、、、私の被害妄想であって、私に向けられた言葉ではないと思うのですが、万が一、私のことを言っていたとしてもですよ、いまとなって冷静に考えると、事実を言っているに過ぎませんね(汗)

この表和田に、私のような体型でのぞむことは、たしかに死ぬかもしれないリスクをはらんでいると思います(汗)

仰るとおりでした(汗)

さてさて、、、

前方には、中高年ハイカーのグループが、道幅いっぱいにひろがって、楽しそうにおしゃべりしながら歩いていらっしゃるのでした。

背後に近づいているのですが、道をあけてくれません。。。

オートバイと違って、自転車の場合、エンジン音がしないので、背後にいることに気づきにくいのですよね。

そうこうしているうちに次第に私の息があがり、ハァ、ヒィ、ハァ、ハァ、、、と荒い息づかいになってきたため、異様な気配に気づいたオジサマが避けてくださいました。

しかし、御礼を言う余裕もなく、軽く会釈して通り過ぎるしかありません。

まだまだ、この先、長いのです。

斜度はしだいにきつくなってきました。

12% 14% 15%、、、22%!

・・・ううう、苦しい! リアの最軽ギアはとっくに使い切っております!

だが、案外、、、いける! やっぱり、34×32 は、だてじゃなかった!

でも、和田の核心部はまだこの先。

しばらく行くと、左手に、登山道の分岐が見えてきました。

ほとんどのハイカーは、ここから陣馬山の山頂へ続く山道に入っていきますので、和田林道のほうは、ハイカーの数がぐっと減るのです。

自転車にとっては走りやすくなりますが、走りやすい分、クルマもスピードを上げて登ってくる区間となるため、それはそれで、要注意です。

もう、このへんは、20%越えの急カーブの連続です。。。ああ、、、もう、これ以上、軽いギアはないとわかっているけれど、、、もしかしたら、あと1枚くらいあるかもしれない、、、

ダメ元で、右のシフトレバーをひねってみますが、、、ないものは、ない!(やっぱり)

やっぱ、なかったぁぁぁ〜!(悲)

ハンドルを引き寄せて、、、あーん、また懸垂みたいな体勢になっちゃってる。。。ああ、なつかしい、、、この感じ、、、

そうだよ、いつも、このカーブで後悔してたじゃないか、、、少佐のときも、いつもここらへんから泣きが入っていたっけ、、、

このあたりまで来ると、脳内にエマージェンシーな物質が分泌されてきて、中尉と会話できる境地に入りました。

 

うり坊:中尉、、、ハァ、ハァ、、、あの、、、その、、、ハァ、ハァ、、、申し上げにくいのですが、、、そろそろ心肺が、、、

中尉:よしよし、よくがんばってるぞ。後ろからクルマが登ってきている。足をつき、路肩によけてやり過ごせ。安全が第一である。

うり坊:え? 足ついていいんですか? ハァ、ハァ、、、

中尉:もちろんだ。許可する。無理は禁物だ。

うり坊:はいっ うり坊二等、足つかせていただきます〜!

 

中尉の許可も出たので、足をついてクルマを先に行かせ、しばらく立ち止まって呼吸を整えました。

意を決して、ふたたび中尉にまたがりましたが、あまりに急勾配で、漕ぎだしのタイミングがつかめません。

しばらく押してあるくことにしました。

 

うり坊:申し訳ありません、中尉どの。。

中尉:よい。この先、少し斜度がゆるくなるところがある。そこで漕ぎ出せ。

うり坊:了解しました!

 

中尉のやさしい人柄に感動しつつ進んでまいりますと、、、お言葉のとおり、少し斜度がゆるくなったように感じたので、ふたたびヨロヨロと走り出しました。

おおお〜! 若干、体力を回復している。

しかも、22〜24%のカーブを越えた今となっては、もはや、14〜16%くらいの斜度は、むしろラクに感じる、、、

人間の感覚というのは、こうも相対的なものなのですね。。。

それでもやはり、きついことはきついわけです。。。

ううう、苦しい、、、苦しい、、、肺が、、、心臓がぁぁぁ〜!

そのとき、背後で「こんにちは!」という爽やかな声がしました。

振り返ると、精悍なロードのお兄さんが、グイグイと近づいていらっしゃいます。

どうも私は、集中力が弱まって、道の中央付近を走っていたようです(汗)

ああ〜! またやってしまった。

私は、自動車でも自転車でも、交通ルールはきっちり守る性格です。

ですが、こういうときに、道の真ん中をヨロヨロ走行したりして、うっかり他人様にご迷惑をおかけしてしまうことが多々あるのですね。

序盤で、道路いっぱいに広がって歩いていたハイカーの方々に、軽くいらだちを覚えた自分を恥じました。

自分だって、こうやって、お兄さんのジャマをしていることに気がつかなかったりするのです(汗)

「すすす、すみません、すみません〜!」と、慌てて道をあけました。

お兄さんは爽やかな笑顔で脇を通り抜け、颯爽と登って行きました。

なんという、軽やかな走りでしょう、、、この和田の激坂を、まるで、紙飛行機が風にのるように、ふわり、ふわり、と登っていくのでした。

ん? 既視感。。。

CAAD9少佐とはじめて和田アタックしたときも、これとそっくりの体験をして、それをブログに書いたような気がする。。。

私という人間は、、、12年経っても、成長というものをまったくしていないのですね、、、

お兄さんのうつくしい背中を見送り、ふたたび私は孤独な戦いに突入するのでした。

この後も、押して歩いたり、ちょっと乗ったり、、、の繰り返しです。

 

うり坊:中尉どの〜、苦しいです〜、つらいです〜、でも、押して歩きたくないんです〜。

中尉:ふふ、、、愚かな。無意味な抵抗である。いくらでも下りて押せばよいではないか。

うり坊:ですが、、、ですが、、、34×32なのに、、、うぇぇ〜ん、これ以上、歩くことは、自分で自分がゆるせません〜(泣)

中尉:しかたのないやつだ。では、私がよい方法を教えてやろう。50mほど後方を、ハイカーが登ってきている。その先のカーブで、その者に追い越させるのだ。

うり坊:ええ? ハイカーの人に追い抜かされるんですか?

中尉:そうだ。やれ。

 

・・・追い抜かれました。

歩いて登っている人に、追い抜かれました。。。

うわ〜ん!(泣)

・・・でも、、、なんでだろう。。。こゝろが、軽い。

なんか、吹っ切れた気がする。。。

 

うり坊:中尉どの、、、私、、、私、、、

中尉:さあ、己のペースで進むがよい。

うり坊:すみませんでした! 今、わかりました、私はかたくなでしたっ!

中尉:よろしい。他人との比較は意味がないのだ。自分らしく戦えばよい。

うり坊:わかりました。「ステレオタイプを超えていけ」って、誰かも言ってましたもんね。

中尉:何を言っているのか意味がわからんが、まあいい。ダメな自分を受け入れたか?

うり坊:はい! 私はダメな人間です。

中尉:そうだ。おまえはダメな人間だ。だが、ダメななりに、がんばればよい。体力がなかろうが、50歳を過ぎていようが、筋肉がなくて脂肪だらけだろうが、そのくせ努力がきらいでトレーニングも続かない意志薄弱な性格だろうが、ヒザが痛かろうが、体重が重かろうが、腰回りのサイズが尋常でなかろうが、近視と老眼を併発していて遠くも近くも見えなかろうが、簡単な計算も間違うほど頭が悪かろうが、日常でよく使う漢字ですら書けないことがしばしばだろうが、、、

うり坊:中尉! これからも私をお導きください!

 

SYNAPSE中尉に、明るいみちしるべを見せてもらい、新たな気持ちで峠を目指します。

ここから先も、ヨロヨロと乗ったり、下りて押したり、、、を繰り返し、ジリジリと標高を上げてまいりまして、、、とうとう、和田峠(690m)に到達!

半分くらいは押して歩いたと思います。

それが、いまの私。

ありのままの自分なのです。

碑の裏側を覗いてみますと、、、

ありました。。。

私がセッティングしたまま、の状態の、秘密の箱が、、、

中を開けてみますと、、、おおお、予想どおり!

まだ、だれもストラップを持ち帰った人はいないようです。

12個全部、残っていました。

ちょうどそのとき、先ほど、「悪魔のカーブ」で先に行ってもらったハイカーのお兄さんが峠に到着したので、追いかけていって、ストラップをひとつ差し上げました。

お兄さん、突然のできごとに狼狽なさっていらっしゃいました(汗)

そりゃ、そうですよね(汗)

知らない人から突然、手作りのストラップを押しつけられたのですから、誰だって動揺しますよね(汗)

冷静に振り返って考えると、私の行動は異常でした。

しかし、このときは、和田峠に登ることができたよろこびで、平常心を失っていたのだと思われます。

お兄さん、すみませんでした・・・

メモパッドにコメントを書いて、ストラップをザックにぶら下げました。

まだ10時前。。。

待ち合わせの時間まで、あと2時間あります。

峠の茶屋でコーヒーでもいただきつつ、のんびりと皆様の到着をお待ちすることといたしましょう〜。

SYNAPSE中尉どの〜! 励ましながら、ここまで連れてきてくださって、ありがとうございました。

惰弱な私ですが、これからもよろしくお願い致します。

(完) 


荷物の積載を考えた日

2018年05月08日 | 自転車

連休中はデフォルトでお仕事、、、だった私ですが、連休が明けたら自転車でキャンプに行く気まんまんですから、頭の中はあそぶことでいっぱいです。

PCに向かいつつも、ブロンプトンにキャンプ道具をどうやって積載するのが合理的であるか、、、について、ひたすら考えておりました。

前回、T-Bag(容量31リットル)と35リットルのザックの組み合わせで、最低限キャンプに必要な荷物を積載することはクリアしております。

しかし、、、それには荷物を減らすためにあきらめたアイテムがございまして、、、たとえばコッヘルのフライパンを置いていくですとか、着替えを減らす、食材はすべてインスタント、、、と、いろいろがまんしているのでありました。

できれば、もうすこし快適性を高めたいものだ、と思うところでもございました。

そこで、ザックを35リットルから55リットルにグレードアップしたらどうなるのか、、、について、試しにやってみよう!と思い立ち、ふたたび、つどいの森にでかけたのでした。

↑55リットルの容量のザックを乗せますと、このような感じでございます。

あの、もしや、、、どうしてザックなの? パニアバッグにしたら? との疑問をお持ちですか?

それは、ですね。。。

そもそも、どうして、ブロンプトンでキャンプに行くのか、、、にも通じているところなのでございますけれどもね。

体力に自信がなく、そして、チャレンジ精神が欠落していて、とにかくできるだけ楽をしたい、と願っている私といたしましては、なにごとかあれば、すぐに走行を中断して輪行に切り替える、ということを常に念頭においております。

ですから、数ある自転車の中から、宇宙一、輪行力の高いブロンプトンを採用しているわけでありますが、、、ただ、ブロンプトンの輪行力をもってしても、弱点はございまして、、、ターミナル駅での駅構内の移動や、乗換え駅での階段の上り下りは、ブロンプトンそのものが重たい荷物となりますので、相応に大変でございます。

ブロンプトンは、折りたたんだ状態はとてもコンパクトですし、転がして移動させることもできるのですが、車重自体はロードバイクなどに比べると、かなり重い部類の自転車なのです。

ですから、もしも、ブロンプトン本体のほかに、T-Bag(フロントバッグ)と、そしてパニアバッグ(2つ?)をすべて持って移動しようと思ったら、大変なことになるわけで、、、(汗)

そこで、荷物の塊(かたまり)のひとつを登山用ザックにすることによって、輪行時の移動ではザックを背負うことで手荷物の負担を軽減させることができる、、、と考えているわけなのでございます。

さてさて、そのようなわけで、ブロンプトンのキャリアにはザックを設置させることになるわけですが、、、

どのように設置させているかと申しますと、↓こんな感じです。

サドルのレールに、棒状のものを通して、その棒状のものに、ザックのショルダーベルトを引っかけている、わけですね。

この棒状のものは、折れたり曲がったりしなければ、何でもいいと思うのですが、私は、ホームセンターで塩ビのパイプ(直径23ミリくらい)の一番短いのを買ってきて、30センチくらいにカットしました。

1本150円くらいだったと思います。

ただ、このままでは、少々、難がございまして、、、この写真でもごらんいただけますように、現状では、棒をサドルレールに通すにあたり、シートポストよりも前に通しているわけなのですね。

これは、サドル自体がいちばん前側にセッティングされているため、後ろには棒を通すだけの余裕がなかったためなのですが、この状態では、サドル面の半分くらいのところまでザックのショルダーベルトが出っ張りますので、サドルに座って自転車を漕いでおりますと、お尻にベルトが干渉いたします。

まあ、当たってるなぁ、、、と思うだけで、ペダリングはできるのですけれど、、、この状態で長時間走行していると、いずれ、ザックのショルダーベルトがすり減って傷んでしまうかもしれませんし、ズボンのお尻のところもすり減ってしまうかもしれません(汗)

走りを最優先していらっしゃるサイクリストの諸兄におかれては、荷物の積載のために自転車のポジションをいじる、、、などということは不届き千万でございましょうが、私の場合、走りがどうこういう次元の人間ではございませんし、とにかく自転車でキャンプをすることが最優先ですから、躊躇なくサドルを少し後ろに下げようと思います!

そして、レールにすき間を確保しまして、この棒は、サドルのレールの後方(シートポストよりも後ろ側)に通すように改良しようと思っております。

キャリアとの接点はどうなっているかと申しますと、↓このように、ただキャリアに載せて、ウエストベルトを背面に回して、キャリアのすき間に通しまして、ぎゅっと締めている、、、という具合です。

この状態でも、とくにグラグラすることはなかったですが、もう少しビシッと固定したほうがいいかもしれません。

またホムセンに足を運んで、ゴムのベルト等、よさげなアイテムを探してみようと思っております。

後ろから見ると、↓こんなイメージです。

かろうじて積載できている感じでございます。

もちろん、荷物は少ないのに越したことはございませんから、極力、35リットルのザックに収まるように努力いたしますけれども、、、

場合によっては、55リットルもOKとなれば、キャンプ場に行く途中、道の駅などに立ち寄って、新鮮な地元産の野菜を購入して夕飯の食材にしたり、などいうことも実行可能に。。。ムフフ。。。

残る問題は、私の身体能力。。。

まずは、富士五湖あたりから、スタートしてみようと思っております。


小さいけれど頼りになる便利ツール

2018年04月28日 | 自転車

BBSのほうでは小さく白状したのですが、、、つい先日、ブロンプトンの後輪パンクで、てんやわんやになりました。

結局、エア抜けの原因はパンクではなく、チューブのバルブ(仏式)のバルブコアのユルミだったのですが、そんなとき、とても便利な修理道具に出合いました。

それが、コレ、パナレーサーの〈バルブコアツール〉でございます。

うわぁ、、、これでは大きさがわからないですね(汗)

これ、バルブキャップとしても使えるものなので、とても小さいパーツです。

横の長さが18ミリくらいでしょうか、、、重さは0.9gだそうです。

その名のとおり、バルブコアの取り付け/取り外しをするためのツールなのですが、今回の私のように、バルブコアがゆるくなってしまって、空気が漏れてしまう、、、という憂き目に遭っている場合、この小さなツールでバルブコアを強く締め込み、エア漏れしないように修復するのにも有効です。

エアもれを起こしていたバルブに、このツールを取り付けて、グッとねじ込むと、ゆるんでいたバルブコアが元通り!

↑この写真は、バルブコアを締めるために取り付けている状態ですが、ひっくり返して使えば、バルブキャップにもなっちゃうわけです。

上記の写真は黒ですが、黒のほかに、シルバー、ゴールド、ブルー、ピンクもあります。

2個入りで、お値段は税込みで540円でした。

↑バルブキャップとして使用すると、こんな感じです。

自宅で修理をする場合、ラジオペンチで締め込むこともできるのでしょうけれど、出先で使うことなど考えると、1つ持っていると安心です。

バルブコアが緩む、、、というトラブルは、もしかしたら、それほど頻発しないことなのかもしれません。

しかし、今回、まさに私の身の上に降りかかりましたので(汗)、これからはお守りアイテムとして携行しようと思います。


やれんのか!〜2016.September〜 カード一覧

2016年09月12日 | 自転車

やれんのか!〜2016.September〜

無事、終了となりました。

9月1日〜11日の期間中、この企画にご参加くださった方、本当にありがとうございました。

心より、お詫び申し上げ、、、いえ(汗) 心より、お礼申し上げます!

リザルトは、以下の通りです。

1番・・・・Yasさま

2番・・・・リロウィンさま

3番・・・・ともちんさま

4番・・・・リロウィンさま

5番・・・・ゆきちさま

6番・・・・ゆきちさま

7番・・・・ゆきちさま

8番・・・・うり坊

9番・・・・リロウィンさま

10番・・・未確認

11番・・・ともちんさま(3日のヨルクラでイリヤさまへ譲渡)

12番・・・未確認

13番・・・oshitaさま

14番・・・ゆきちさま

15番・・・Yasさま

本当に、本当に、ありがとうございました。

和田峠(東京都八王子市/神奈川県相模原市)は、当ブログの第一回オフ会が開催されたメモリアルな峠でございます。

これからも、この「鬼の和田峠」自転車の神が棲むところと畏れ敬いつつ、精進してまいりたいと存じております。

このたびは、本当にありがとうございました。


『和田サイクル』に行った日

2015年05月15日 | 自転車

ずいぶんご無沙汰してしてしまいました。

最後の更新は、2014年11月5日。半年前でございます(汗)

しかし! この長期のブランクにひるむことなく、何事もなかったかのように、再スタートさせていただきます(汗)

*****

ええと、本日は、かの有名な『和田サイクル』へ行って参りました。

もう、、、あれですね、、、半年の沈黙を破らざるを得ない体験でございました(汗)

なにがって、、、それは、、、 聞きしに勝る店主の方のお人柄のよさ!

お話をさせていただいて、「癒やし」というのは、こういう心情効果をさすのだろうと、しみじみ感じた次第です。。。

ご店主の癒やし効果につきましては、私の拙い文章では表現ができません、、、どうかみなさま、ぜひ、和田サイクルをお訪ねなさって、直接ご体験なさってみてください。

ご店主と、数分でも少し立ち話なされたなら、「ああ、この感じか、、、」と分かってくださることと存じます。

ちなみに、私が和田サイクルに参りましたのは、Brompton M6Lのフロントのチェーンリングを、50Tから44Tに取り替えるためでございました。

「6速なのに、まだ軽いギアが足りないっていうの? どんだけ、、、」

 ↑ 自分でもそのよう思うのですが、この世に44Tというチェーンリングがある、と、知ってしまった以上、どうにも我慢ができませんでした(汗)

チェーンリングの大きさを比べてみますと、このような感じでございます。

左は、本日、取り付けてもらった44T。 右は、外した50T。

けっこうな大きさの違い。。。(゜д゜)

それで、実際に走った感じはどうなのか、というところですが、

本日、八王子駅から多摩丘陵のてっぺん付近にある自宅までを走った感じでは、実によい具合でございました。

八王子駅から自宅までは、標高差が70mありまして、斜度9%の付近では、もっとも軽いギアでも、50Tではけっこう踏み込む印象でした。

それが、44Tでは、抵抗なしのクルクル戦法発動です!

ありがたい~(T-T)

そもそも、M6Lの標準仕様において、私の場合、平坦路では一番重いギアを選択する機会は、ほとんどありませんでした。

ほぼ、5速仕様で走っていた印象です。

それが、フロント44T化によって、6速すべてを使うことができるようになりました。

私のように脚力がなく、最近はヒザ痛の恐怖にも怯えており、しかも多摩丘陵のてっぺんに暮らしている、、、という者にとりましては、M6Lのフロント44T化は、たいへん効果のある改造であったと満足しております。

ちなみに、、、このM6Lを購入いたしましたのは、今はなき〈サイクルハウスしぶや/二子玉川店〉でございます。

〈サイクルハウスしぶや/二子玉川店〉は、今年1月に閉店してしまいました。

本店のお花茶屋店は、もちろんご健在なのですが、八王子からお花茶屋は、あまりに遠かった。。。(汗)

これからM6Lのメンテナンスはどうしたらいいのか、、、途方に暮れておりましたが、〈和田サイクル〉では他で購入した自転車でも、修理等のメンテナンスをしてくださるとのこと!

〈サイクルハウスしぶや〉のシールが思いっきり貼ってあるBromptonを持ち込ませていただくのは、気がひけたのですが、他に頼るすべもなく、〈和田サイクル〉のご厚情に甘えさせていただいた次第です。。。

窮地に追い込まれていたところを、救出してくださり、本当にありがとうございました。

どうかどうか、これからもよろしくお願い申し上げます。