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乗鞍岳への自転車道

40歳で突如、自転車乗りになろうと発心して早15年。CAAD9少佐と畳平へ駆け上がる日はくるのでしょうか。。。(汗)

NDロードスターでオートキャンプに挑戦した日

2020年06月16日 | キャンプ

みなさまはご存知でいらしたでしょうか。

コロナ禍で日本中が動揺していた今春3月。

その影で、大規模災害によって通行止めとなっていた国道413号、通称“道志みち”が、ついに全面復旧し、通行止めが解除されていましたことを!

さようです。平成30年の台風24号、そして、翌年の令和元年の台風19号によって、複数箇所での斜面崩落や路面崩壊が発生し、通行止めになっていた、あの道志みちが、とうとう全面復旧したのでございます!

おめでとうございます〜!!!

工事関係者のみなさま、コロナ禍のなか、地道に工事を進めてくださり、心より感謝申し上げます。

ありがとうございました〜!!!

そのようなワケで、道志みち全面復旧を記念して、久しぶりに道志村へキャンプに行って参りました。

ええ、、、タイトルからもお察しいただけるとおり、NDロードスターで、、、(汗)

2人乗りのオープンカーに、友人Kと2人(大人の中でも、特に体積の大きな大人2人)ですから、、、もう、それだけで、みっちみちのパンパンです(汗)

そこに、さらに2人分のキャンプ道具を積もうというのですから、、、

ここで、ちょっとご説明申し上げたいのでございますが、、、、

マツダロードスターは、初代NAにはじまって、NB、NC、そして、現行車種のNDと、4世代あるわけですが、

この4代目のNDは、歴代のロードスターの中でも尖っている方で、車重を少しでも軽くするために徹底的に軽量化をはかっており、、、余計なものは極力そぎ落とされております。

そして、室内の狭さたるや、もう、、、これはもう、筆舌に尽くしがたい!(汗)

よくぞ、ここまで狭くしたものだと、、、マツダさまの意気込みが凄すぎて、正直なところ、、、50歳なかばの友人Kと私は、かなり苦戦しております(汗)

なにをかくそう、私達は20年前にも2代目のNBに乗っていたことがありますので、ロードスターに乗るのは初めてではありません。

しかし、かつてのNBは、このNDほど窮屈ではなく、シートの後ろにカバンを置くくらいのスペースもありました。

(NDは、シートのリクライニングすらできません。)

それに、、、なにより、、、20年前の私達は、いまよりずっと痩せていて、身体も柔軟だったのです〜(大汗)

最近は、2人そろって、ぽっちゃりピンチ、五十肩、五十肘、運動不足による筋力低下、、、

車高の低いロードスターは、乗り降りすることすらひと苦労なのです(←自分のせいだけども、、、)

それなのに、、、ロードスターでオートキャンプに繰り出そうとは、、、やめておけ、、、無理するな、、、やせ我慢したって痩せないんだぞ、、、

    *    *     *

今回お世話になりましたのは、ニュー田代オートキャンプ場です。

道志村のほぼ中央、道志村役場のわりと近くにあります。

道志川の支流、田代川沿いのキャンプ場ですね。

道志のキャンプ場は、国道から枝道に入っていた後、キャンプ場への最後のアプローチで急に道幅が狭くなり、大型のSUVだと道幅いっぱいになっちゃうこともございます。

ちなみに、10年乗ったハイエースは、見た目より案外車幅が細く、ハンドルもよく切れるので、道志の細い枝道でも不安になることなく、グイグイ入っていくことができました。

ロードスターはコンパクトですので幅は問題ないのですが、急な傾斜で底を擦るのではとちょっと心配。。

でも、とくに車高を低くしているわけでもないので、問題なしでした。

キャンプ場に着いて、ロードスターから荷物をおろしますというと、、、

トランクはご覧のとおり、ギッシリです。

このほかに、ヘッドレストの後ろ側の、オープンにしたときに幌を格納する部分にも、シュラフとかテントとかコロコロしたものをスタッフバックに入れて、詰めてきました。

この箇所から荷物を取り出すのは、五十肩、五十肘の身にはツライわけですが、、、痛みに顔をゆがめながら、必死に腕を伸ばして荷物を出しました。

出るわ、出るわ、、、よくぞ、こんなに詰め込んだものだと、びっくりする量です(汗)

いつもより荷物を減らしたつもりでしたが、、、(汗)

こんなに持ってきていたのですね、、、(汗)

反省しつつ、設営開始。。。本日は、個人テント2コ、タープ1コという構成です。

友人Kは洒落者なので、ヒルバーグのニアック赤、それに、同色のタープ20 ULの組み合わせです。

道志の森のなかに、赤い色が映えます。

いっぽう私は、、、、むろんダンロップVS-20Aでございますよ。

昭和の山女は、常に黙ってダンロップ。(アライの場合もあるよ)

友人Kがテントサイトの写真を撮るときに、なにげにVS-20Aが入らないように見切って撮っていましたが、、、(汗)

このVS-20Aも、本来であれば、山のキャンプ指定地に張られるべきテントなのだろうけれども、、、うう、、、根性のなしの私のせいで、購入から2年経つのに一度も登山に持っていく機会がなくて、、、

オートキャンプ専用テントにさせてしまい、本当に申し訳ないと思っております。

ふがいない持ち主で、ごめんね、VS-20A。。。

    *     *     *

設営が済んだところで、コーヒーをいれました。

テントのすぐ脇にロードスターが駐まっているのが、ちょっとふしぎです。

森の中で、ロードスターの美しい流線を眺めながら、コーヒーを飲む、、、

ロードスターで来てよかったなぁ〜、と思う瞬間です(*^_^*)

ところで、今回、私達が使わせていただいたサイトは、管理棟の上のほう(山側)のサイトでした。

ニュー田代オートキャンプ場には、いろいろなバリエーションのサイトがあり、管理棟よりも下のほうには沢沿いのサイトもあります。

前回、このキャンプ場に泊まらせていただいたときは、真夏だったので、涼しげな沢沿いにテントを張らせてもらいました。

今回は、山側にしましたが、サイトが平坦に整地されていて、こちらもよかったです。

道をはさんで、反対側にすぐ炊事場があり便利でした。

このキャンプ場は、管理棟のそばに大きくて立派な炊事場もあるのですが、そのほかに、場内のあちこちに小さな炊事場がいくつもあり、プライベートっぽく使えるのがうれしいです。

しかも、お掃除がゆきとどいていて、とてもきれいなのです。

屋外なのに、こんなにピカピカにお掃除してあるなんて、ありがたや、、、きれいに使わなくては。。。

そうそう! ついでに申し上げておきますと、このニュー田代オートキャンプ場は、温水シャワーが使い放題なのです。

キャンプ場のシャワーって、コイン式になっていて、3分200円とか、そういうふうになっているところが多いですよね。

それが、このニュー田代は、無料で使わせてもらえるのです。

↓これがその、ありがたいシャワー棟です。

そのようなわけで、今回も、テントを設営して汗をかいたあと、シャワーを使わせてもらって、さっぱりしてから夕食の準備にとりかかりました。

安定安心のメスティン炊飯です。

(上に乗せてあるスタンレーは、単なる重しです。)

炊けました〜♪

火加減はよかったのですが、ちょっと水が少なめだったか、かためのご飯でした。

1.5号炊きましたので、2人が2杯ずつ食べられます。

このおかずというのが、、、これ〜!!! 和牛のステーキィィィ〜〜!!!

ひえ〜〜〜! 生でもおいしそう〜!

わが家では、牛肉が食卓に上ることは、めったにありません。たぶん半年に1回くらいです。

ですからもう、牛肉をみただけで、舞い上がっちゃいます。

これを、タークのクラシックフライパンで焼きました。

ひえ〜〜〜、やっぱり、焼いたらさらにおいしそうだった〜!

野菜の投入が遅くて、火が通るか心配です〜。

フライパンの上でお肉をナイフで切って、、、クレソンを散らして、フライパンから直接いただきます。

なんか、こう、、、80年代のラッキーストライク(タバコ)のCMみたい!

、、、と思いましたが、ラッキーストライクのCMに、そんなアウトドアなシーンはなかった、、、

ここで、久しぶりに牛肉をみて気が動転してしまい、カメラのレンズキャップをフライパンの中に落とす、というしくじりをやらかしました。

なんてこった、、、(汗)

くぅぅ〜、、、レンズキャップが油まみれ、、、

あいかわらず、肝心なところで、失敗するという、、、ハズサナイなぁ、、、

それはともかく、牛のなかでも、よりによってフィレステーキ、、、何年ぶりか、、、おいしゅうございました。

この思い出を胸に、また何ヶ月か、あるいは年単位か、牛なしの人生を生きていけそうな気がします。

おなかいっぱいになったところで、食後のコーヒーを飲みながら、焚火を愉しみました。

焚火台は、友人Kのピコグリルです。

だいぶ使い込んでいますが、まだ大丈夫。

軽量コンパクトな焚火台は、最近はたくさんの種類がありますが、このピコグリルはそのパイオニア的な存在のように思われます。

薪はスギ材です。管理棟の脇に薪小屋があり、バスケットにセルフで詰め放題という方式で、1杯400円。

今回は2杯購入しましたので、たっぷり愉しめました。

夜も更けたので、焚火の始末をして、各々のテントに入りまして、、、ランタンの明かりでゆっくり本でも読もうかと、文庫本を持参していましたが、、、

沢の音がちょうどいいヒーリング効果で、、、あっという間に寝落ちです。

こうして、初めてのロードスターキャンプは、酔狂、かつ、自己満足なままに、無事に朝を迎えたのでございました。

野外料理をするときも、焚火を愉しんでいるときも、キャンプサイトの片隅にずっとロードスターがいる。。。実に奇妙です。

ですが、大多数の方に受け入れてもらえるであろう面も、ないわけではない、のです。

それは、国道413号、通称“道志みち”のワインディング・ロードをロードスターで走るのは、とても楽しい、ということです。

ただし、、、幌をしまうスペースがキャンプ道具で埋まってしまっているので、ロードスターの真骨頂である「オープン」にはできませんけど、、、(汗)


新しい山岳テントの存在に気がついた日 2020春

2020年06月13日 | キャンプ

例のウィルス問題で世界中が大変なことになっておりますが、みなさま、いかがお過ごしでしょうか。

このような社会情勢でありますからこそ、平常どおり、山岳テントに対する異常なまでの好奇心を失うことなく、私らしく暮らしてまいりたく存じております。

さっそくですが、まずは、やっぱり、、、昭和の山女の心をわしづかみにする山岳テント、DUNLOPのVSシリーズから2020年限定モデルの話題でございます。

VS-21A、VS-21TA、VS-31A 爆誕してました〜〜〜!

山岳テントの名品VSシリーズに、2018年から2年目の本年、2面出入口モデルふたたび登場の巻!で、ございます。

キャンプ道具で頭がいっぱいのみなさまにおかれましては、釈迦に説法ではございますけれども、、、念のため、申し上げますと、、、、

ダンロップのVSシリーズおよびプロモンテのVLシリーズの製品名に「A」がつくものは、2面出入口モデルなのでございますね。

私が愛用しておりますVS-20A(2018年限定モデル)も、同様でございます。

さて、今年の限定モデル、なにかスゴイかと申しますと、、、

フライシートの色がおしゃれ!

落ち着いた印象のモスグリーンなのです〜!

画像は、HCSさまのWebサイトから、拝借してきてしまいました(;^_^A すみません、、、

いや〜、、、おしゃれさんですわ〜。

ダンロップのVSシリーズといえば、昭和な山おんなの脳裏に刻まれているのは、目に痛いほど鮮やかなブルーシート級のシアン色。。。

この真っ青なブルーシートは、、、いや、違う(汗)、フライシートですよ(汗)

この真っ青なフライシートは、数年前に復刻されて、現行品にも採用されております。

まさに、VSシリーズのアイデンティティ。

ですが、「A」がつくモデルは限定品ですから、流行の色を採用できちゃうわけですね

そしてさらに、フライシートのみならず、インナーテントも抑えめな色味です。

落ち着いた印象で、しかも、垢抜けしています〜。

すてきです〜。

VSシリーズの魅力のひとつに、インナーテントのバスタブの生地がしっかりしている、というのがございますけれども、今年のVS-*1Aシリーズは、バスタブの信頼性はそのままに、さらにスタイリッシュになっているのですね。

うわ〜、、、2018年限定のVS-20Aを所有しているのに、、、またも心揺さぶられてしまいます〜(汗)

これらを組み合わせると、↓このように、、

うっひょ〜、ちょっと、どうしましょう、カッコイイですわ〜。

もちろん私は、定番のブルー&オレンジのVS-20も、アイスが溶けたクリームソーダ色&水色のVS-20Aも好きでございますよ。

フライもインナーも視認性の高いカラーを用いているVS-20の硬派な感じ、風通しの良さを特徴とするVS-20Aの爽やかなカラーリング、ともに、大好きでございますよ。

でも、今年のVS-21A、これはこれで、とっても魅力的!

全方位的に、すべてがとっても魅力的!

ちなみに、今年の「A」がつくモデルの新しい試みとして、「TA」モデルも両面開きになっている、という点にご留意くださいませね。

2018年限定の「A」がつくVSシリーズのときは、両開きなのは20Aと30Aの2つで、20TAは片開きだったのです。

、、、というのも、VSシリーズには、当時、T(長身の人のためのロングサイズ)というモデルがなかったのですね。

ロングサイズは、VLシリーズのみだったのです。

それを、この年(2018年)、VSシリーズにも登場させたというのが、VS-20TAだったのですね。

ですから、ロングサイズという試み自体が「VS初」だったということで、このモデルは、両開きにはなっていなかったのです。

翌年の2019年は、VLシリーズに両開きの限定モデルが登場しました。(これはこれで、と〜っても魅力的でした。色もよかっったし!)

そして、今年、、、2020年、、、、満を持して、VSシリーズに、ロングサイズの両面開きテント、VS-20TAが登場した、というわけなのですね〜!

背高さんに朗報です〜。

ダンロップ、プロモンテともに、数量限定のテントはすぐに完売してしまいますから、購入するか否かの判断は、迅速に下さなければなりませぬ(汗)

私は、、、私は、、、VS-20Aを所有しておりますので、今回は見送りかなぁ〜と思うのですが、場合によっては、VS-31A(3人用)に手をのばす、、、という禁断の道も、、、

ああ、、、でも、大きいのを買うなら、王道のVS-40かしら、、、←VS-40は、もともと両面開きです。

これはこれで、魅力なのです〜。

なにしろ、昭和な山おんなの心をえぐる(くどい)ブルー×オレンジのカラーリング、そして、4人テンでありながら、約2,300g(総重量約2,520g)という軽さ、そして、先にも申しましたとおり、両面開きです。

さらに、、、ここがダンロップのすごいところ。

高性能な山岳4人用テントが、なんと、お値段 ¥49,000(税抜)!

お値打ちですわ〜、、、この価格、、、私の場合は、いざ購入するとなったら、やはりVS-40が最有力候補になりますかね〜。

ですが、現状で、2人用もしくは3人用テントをお持ちでない方が、今年、これから購入を検討されるのでしたら、「VS-21A」「VS-21TA」「VS-31A」はまちがいなく、上位に食い込んでくるのではないでしょうか。

ちなみにお値段は、VS-21Aが¥43,000(税抜)、VS-21TAが¥45,000(税抜)、VS-31Aが¥46,000(税抜) となっております。ほんと、つくづく、お値段以上の品質ですよね〜。

数量限定です。お急ぎください(笑)←煽る

ふぅ〜、、、久しぶりにブログ更新しちゃった、、、

怠惰な私が、ブログを更新せずにはいられないほどの魅力を放つVSシリーズ、、、世にも希有なテントです。。。

 

 


雨を覚悟でテント泊しに行った日

2018年09月07日 | キャンプ

秋の長雨シーズンになって参りました。

今週は、初秋の北八ヶ岳をたゆたいに行こうと思い、計画を立てていましたが、、、前日になってから天気予報がみるみる変わって、長野県はあいにくの雨模様。

小雨の北八ッもロマンチックかもしれない、、、とも思いましたが、、、やっぱり、雨の中を歩く気持ちが萎えてしまい、急遽、予定を変更して近所のキャンプ場に行くことにしました。

今回は、青根キャンプ場。道志の入口にあたる相模原市青根地区にあるキャンプ場で、隣接する「緑の休暇村」には、「いやしの湯」という日帰り入浴施設もあります。

朝寝して、ゆるゆると準備して、キャンプ場に着いたのが午後15時。

いまにも雨が降り出しそうな曇天の下、ノロノロとテントを設営しました。

[[]

↑黒っぽいですが、緑色のタープです。

タープの下に張ってあるテントは、友人Kのエナン(ソロ用)です。

真っ黒で、、、↓なんだか、謎の物体です(汗)

右の奥に張ってあるほうが、私のテント。VS20Aと、アライのトレックタープです。

道志は蒸し熱いので、前後パネルが開くVS20Aが威力を発揮すると思い、持ってきました。

アライのトレックタープとは、緑の色が微妙に違うのですが、同じ色でなくてもよい感じです。

VS20Aは、前後ともに前室があるので、タープを張る必要はないのですが、なんとなく、張っちゃいました。

後ろから見ると、↓こんな感じです。

なんか、、、トレックタープが、VS20Aに必死に張り付いている感じがカワイイです。

そして、真横から見ると、↓こんな感じ。

この赤いポールは、MSRのアジャスタブルポールで、130〜150cmです。

今回は、一番短く(130cm)して使っています。

VS20Aは、インナーの天井高が100cmなので、ちょうどよかったです。

曇天で、日差しがないので、、、いつもは、クリームソーダにアイスクリームを溶かし込んだような鮮やかな発色のVS20Aが、普段より3倍落ち着いた色になっております(笑)

アライテントのタープのほうは、いかなるお天気でも安定の「フォレストグリーン」。

さて、今回は、「ただ、ひたすらに、テント泊をしにきました」ということですので、テントを張ってしまうと、他にすることがありません。

そこで、早々と、お風呂に入ることにしました。

天然温泉の「いやしの湯」です。

http://www.iyashinoyu.org/iyashinoyu.html

入浴料は、大人3時間 700円。

内湯と露天風呂、サウナもあります。

お風呂あがりに、食事処によってしまいました。

生ビールと天ぷら+ざるうどん。

天ぷらは野菜のかき揚げで、家庭的なおいしさ。揚げたてです!

おうどんはコシがあって、よく冷えていて、おいしかったです。

お風呂に入り、ご飯も食べてしまった。。。

キャンプにやってきたというのに、野外で料理を作る手間すらもサボってしまうというやる気のなさ。。。

ここは、ものぐさな私をさらに甘やかすだけ甘やかすキャンプ場です。

*  *  *  *  *

さて、キャンプサイトに戻って参りまして、、、やることもないので、焚火を楽しむことにしました。

今回は、軽量&コンパクトな焚き火台を持ってきていたのです。

https://www.paagoworks.com/paagoproduct/ninja-firestand/

これ、、、数ヶ月前に、からめらさまに付き合ってもらって、三鷹のアウトドアのセレクトショップ的なお店に買いに行ったのものです。

あれから、なかなか使う機会がなくて、今回、初めておろしました。

見たところ、華奢な印象なのですが、使ってみるとしっかりしていました。

今回は、薪がスギの端材だったので、広葉樹の薪ほどは重くなかったとは思いますが、それでもけっこう太くて重い角材っぽいのを乗せても、安定していました。

十字のゴトクも見た目以上に使いやすかったです。

↑上の写真では、エスビットのウォーターケトル0.6リットルを乗せています。

この焚火でお湯を沸かし、コーヒーをいれました。

この焚き火台、よくできていると思ったところが、もうひとつあって、、、

下に、灰がほとんど落ちないのです。

青根キャンプ場は直火OKなので、あまり気にしなくてもいいと思うのですが、次に利用される方のためにも、できるだけサイトを汚さないように使ったほうがよいわけです。

この焚き火台、ウルトラライトな品物ですが、薪を乗せる網の目がとても細かいので、灰が落ちにくいのですね。

よくできているのでございます。

ところで、、、

これは、↑友人Kが新たに手に入れたオイルランプでございます。

このランプに使うオイルは、虫除けの成分が入っているらしいのですが、なんとなく、アロマないい香りがしました。

コーヒーを飲みながら、焚火をいじって過ごす、無為な時間。。。ぜいたくな遊びだと思います。

↓夜のVS20A。

ああ、、、世の中には、すてきなテントがたくさんありますし、それぞれみな、よいところがあると思いますが、、、

私は、ダンロップのVSシリーズがとびきり大好きです。。。

VSシリーズの、どこが好きなのか、、、と訊かれたら、、、「ぜんぶ」としか答えようがありません。

インナーの天井から、小さな明かりをつるして、、、VS20Aの「ぼんぼり」を観賞つつ、焚火をやりつづけました。

癒やされますわ〜。

さてさて、今日は、夕食が早かったので、途中でお腹が空いてしまいました。

来る途中にスーパーで購入した焼き鳥を、ガスバーナーで炙っていただきました。

ただ、炙っただけですが、、、やはり、、、アウトドア係数は侮れません。

大人げないほど上機嫌になってしまうおいしさでした。

アウトドアえらい。

そして、早めに就寝。

夜中はけっこう蒸し厚くて、途中でシュラフを脱いで、体の上にかけて寝ていました。

でも、入口をメッシュにするほどではなく、、、前後パネルは閉じたまま、、、

一夜明けて、朝のVS20A。

焚火台は、どうなったか、、、と申しますと、↓こんな感じで使用感が発生しておりますが、

ネットは元気です。

この焚き火台、足が4本なのですが、予備が1本付属しています。

その予備ポールにはシリコン製のチューブが取り付けてあって、火吹き棒になっているのです。

この火吹き棒が、また、有効に機能するのですよ〜。

ちょっと目を離している間に火が消えかかってしまったときに、フーっと空気を送ってあげると勢いを取り戻します。

このように↓収納して、、、

巻き簀のように(あるいは、巻物のようにして)クルクル巻いて、ザックのサイドポケットなどに収納できます。

テントのポールより小さいくらいです。

そしてとにかく、軽いのがうれしい。

バックパックや、自転車キャンプのときに、焚き火台を持って行くのはハードルが高いと思うのですが、この焚き火台なら、重さやかさばりを苦にせずに持ち歩くことができますね〜。

どうしても必要なものではないけれど、あれば、キャンプを楽しくしてくれるアイテムです。

ゴトクが使いやすいですから、料理の熱源として使うこともできますし、寒くなってきたら、もちろん、暖をとることもできます。

次は、自転車キャンプのときに持って行きたい。。。

あまり気温が下がらないうちに、実現させたいです。


テント設営会 in つどいの森

2018年09月02日 | キャンプ

唐突に申し訳ないことでございます。

『BBS@乗鞍岳への自転車道』をご覧になっていらっしゃらない方々からすると、

え? 突然どしたの?

、、、ということになるわけでございますが、、、

このところ、『BBS@乗鞍岳への自転車道』では、テントの話題がおおいに盛り上がっているのでございます。

みなさまにとっては唐突でありましても、我にとりましてはテントの話題は、ここのところ非常に熱い、熱すぎるテーマなのでございます〜。

ええと、、、このブログは、己のブログとBBS、さらには、第三者様のブログとが影響しあっているメディアミックス(全部、ネットじゃないか、、、というツッコミはさておき)となっておりますの。

つまり、こういうこと↓でございます。

http://bromptonp2l.blog.fc2.com/blog-entry-17.html

ゆきちさまのブログ、「ブロンプトンで日本1周に向けて」を、ご覧ください。

こちらのブログのほうが、写真もきれいだし、ゆきちさんのコメントがわかりやすいです。

「ブロンプトンで日本1周」を目標に挙げていらっしゃる、ゆきちさま。

からめらさまと私は、ゆきちさまの志に共感し、とくに頼まれてもいないのに、ゆきちさまのテント選びを勝手に応援する応援団なのです。

だって、みなさま、、、「ブロンプトンで日本1周」ということは、てっきり、宿泊なさるのかと思いきや、、、

よくお話をきいてみると、場合によっては、テント泊もアリなのだそうですよ。

このようなオイシイ話を、からめらさまと私が放っておくわけがありません。

なにはさておき、自転車キャンプに最適なテントとは、いかなるものか、、、その選択の一助になれば、、、ということで、

からめらさまと、私が所有しているテントを設営して、お見せしようじゃないか、ということになりました。

開催は、8月26日(日)。

また、この日は特別に暑い日でございました(汗)

「不要不急の外出は避けてください」とまでアナウンスされている猛暑日に、炎天下の公園で山岳テントの設営会をしようなどと、正気の沙汰とも思われませんが、それを成すのが我ら。

いっぱい持ってきちゃった!

左から、「ヒルバーグ/ウナ」「ヒルバーグ/アクト」「ヒルバーグ/ニアック」「ダンロップ/VS20A」「アライテント/エアライズ2/カヤライズ2」「アライテント/ドマドームライト2」

下に並んでいるのは、タープです。青いネットに入っているのは「ムササビウイング山旅バージョン」、すぐ隣の小さいほうの緑色のは「アライテント/トレックタープ」との隣の四角っぽいのは「アライテント/ビバークタープLサイズ」。

いやもう、、、これらをブロンプトンで運ぶのが大変でした(汗)

↑これですよ。。。(汗)

何事かと思いますよ、ほんとに、、、(汗)

このザック、80リットルです。

キャリアの積載可能重量値を完全に振り切っておる、、、

フロントバッグもパンパンです(汗)

このうえさらに、ぽっちゃりピンチな私めがドッカリとサドルに腰を下ろして走ってきたのですからね、、、

ブロンプトンって、丈夫なんだなぁ、、、(←いやもう、限界超えてる、ぜったいヤバかった)

まあ、それはともかく、、、↓いっぱい張りました!

やっぱり、正気の沙汰ではない!

今回、ご用意したのは、以下の通りです。

 

【ダンロップVS20】(↑写真右のブルーのフライのテント)

定価 ¥39,000(税抜)

設営サイズ 間口205×奥行120×高さ100cm

収納サイズ 本体/25×ø15cm、ポール/37×ø5.4cm

重量 約1,660g(総重量約1,870g)

*ご存知、山岳テントの名品・VSシリーズの2人用テントです。

*信頼のダンロップブランド、安心の日本製。

*からめらさま所有。

 

【ダンロップVS20A】(↑写真左のライトグリーンのフライのテント)

定価 ¥43,000(税抜)

設営サイズ 間口205×奥行120×高さ100cm

収納サイズ 本体/25×ø15cm、ポール/37×ø5.4cm

重量 約1,900g(総重量約2,100g)

*VS20の両側に入口と前室を設けた限定モデル。

*両面入口なので風通し抜群。涼しさと堅牢さを両立する夢のようなテントです。

*うり坊所有。

 

 

【アライテント エアライズ2】

(↑写真左オレンジ色のフライのテント)

定価 44,000円(税抜)

設営サイズ 間口130×奥行210×高さ105cm

収納サイズ 本体30×15φcm、フレーム38cm

重量 1550g(本体+フレーム+フライシート)/付属品(ペグ、張り綱)の重量は約220g

*山岳テントで不動の人気を誇るアライのエアライズシリーズ2人用です。

*安心の日本製。信頼のアライブランド。

*うり坊所有。

 

【ヒルバーグ ニアック1.5】

(↑写真右、赤色のフライのテント)

定価 105,000

インナーのサイズ 間口220cm/奥行120cm(前室65cm)/高さ100cm

重量 1500g(付属品込1700g)

*ヒルバーグのイエローレーベル(無雪期用)のソロテント。

*おしゃれなスウェーデン・デザイン、エストニア製。

*友人K所有。

 

【ヒルバーグ ウナ】

(↑写真左、濃緑のフライのテント)

定価 89,000

インナーのサイズ 間口230cm/奥行110cm/高さ100cm

収納サイズ 15cm×50cm

重量 2000g(付属品込2200g)

*ヒルバーグのレッドレーベル(4シーズン用)のソロテント。

*前室はないが、インナーテントのコーナーを取り外すことによって、仮の前室を作ることができる。

*うり坊所有。

 

【アライテント ドマドームライト2】

(↑写真中央、緑のフライのテント)

定価 55,000円(税抜)

設営サイズ 主寝室:間口210×奥行120×高さ108cm

      土間:奥行60cm 入口部分112cm

収納サイズ 本体44×20φcm、フレーム38cm

重量 2000g(本体+フレーム+フライシート)

*土間のような広い前室、それを作り出す3本のポールは、3本とも同じ長さで設営しやく風に強い。

*安心の日本製。信頼のアライブランド。ユニークなデザイン。前室にブロンプトン収納可。

*フロントのフライシートは巻き上げて大きく開口させることができ、アレンジ力抜群。

*コンクリートの上にも設営できる。

*うり坊所有

 

 

【テントマークデザイン 赤パンダ】

(↑写真右手前の赤い四角錐のモノポールテント)

定価 19,800円(税抜)

設営サイズ フライ/約240×240×150(H)、インナー/約220×100×135(H)

重量 2190g(ペグ 収納ケース含む)

*キャンプ女子、カメラ女子としてもその名を知られるイラストレーター・漫画家でもある、こいしゆうかさんプロデュースのモノポールテント。

*かわいらしいデザインと手頃なお値段がうれしい。

*真っ赤なフライは、インナーを張らずにタープのように使うこともでき、使い方自由。

*からめらさん所有。

 ↑ ゆきちさまと、からめらさまと、私のブロンプトンたち。

 

【ムササビウイング13ft.“Traveling light”】

(↑写真の黄色いペンタタープ)

定価 16,000円(税別)

サイズ 390×380×240(幅)cm

重量 製品総重量(約):490g

*テンマクデザインのペンタタープ、ムササビウイングの軽量モデル。

*ザックに入れて運べるうれしい軽さ。

*からめらさま所有

 

ムササビウイングは、私も持っています〜!

赤パンダちゃんの右奥に張ってある緑色のが、私の「ムササビウイング山旅version」です。

定価 14,800円(税別)

サイズ 390×380/240(幅)cm

重量 製品総重量(約):730g
*山旅バージョンとはいえ、Traveling lightと比べると、ちょっと重いですが、ほどよい遮光性で使いやすい。
今回は、この山旅バージョンの下で、3人でカップラーメンを食べました。
ますます暑い!(汗)
正午過ぎから、丹沢に夕日が沈むころまで、たっぷりテント談義してしまいました!
クレイジーなイベントでしたが、とっても楽しかった!
次回は、キャンプ場でお泊まり体験会を開催しようと思います。
タープの下に居たのだけれど、↓ ものすごく焼けちゃった。。。

DUNLOP VS20A を公園で初張り! だった日

2018年04月30日 | キャンプ

唐突ですが、テントを買ってしまいました。

ダンロップの『VS20A』というテントです。

「ん? VS20A? Aってなんだ?」と思ったヒトは、ダンロップ通!

「A」が付いているシリーズは、2018年限定モデルなのでございます。

今回の限定モデルのラインナップは、以下の通り。。。

【VS-20A】現行モデルのVS20をベースに、出入口を前後2カ所にしたモデル。

【VS-30A】現行モデルのVS30をベースに、出入口を前後2カ所にしたモデル。

【VS-20T】軽量なVLシリーズで好評のロングサイズをVSでも実現。(出入口は1カ所)

うわぁ〜、、、実にいいところを突いてきているわけです〜。

VSシリーズにおいて、VS40とVS50は、もともと両面出入口仕様となっています。

4人用や5人用テントでは、もし、出入口が片側にしかなかったとすると、夜、奥のヒトがトイレに行こうとすると、寝ているヒトを乗り越えていかなくてはなりません。

両側出口は助かりますよね。

そういう観点から考えると、2人用(ソロユースも多い)であるVS20の場合、中で寝ている人は1人か、、、多くても2人、、、なのですから、前後パネルは必要ないのでは? というご意見もあろうかと思います。

実際、出入口が2カ所になれば、そのぶん、重量も重くなるし、しまい寸法も大きくなってしまうので、最近の軽量化重視な考え方には逆行してしまうのかもしれません。

ですが、、、今回の規格、私のようなタイプには、とてもうれしい!

私のようなタイプ、、、とは、どういうタイプか、、、と申しますと、、、

自転車キャンプをしたいと思っているヒト。

自転車の場合、山のテント場で寝泊まりすることはないわけで、キャンプ場の利用が主体となります。

仮に標高が高いところで寝泊まりすることを想定しても、せいぜい1600〜1800mくらいだと思うのです。

場合によっては、海辺(海抜ゼロ)で野営することもあるでしょう。

ですから、両面が出入口になっていて、ちゃんとメッシュもついているこのAタイプは、通気性がよくて、夏でも涼しいので、とてもうれしい!

ダンロップのVSシリーズは、硬派な山岳テントとして名を馳せているので、私のようなヘニョピリンが使うのにはもったいないくらいですが、、、このAシリーズなら、たいして山に行かない私でも、山の猛者たちにたいして、VSシリーズのテントを使うことを正当化できる理由があります〜。

(↑ まぁ、本来、ヒトの顔色をうかがう必要なんてなくて、自分の好きなテントを使えばいいのでしょうけれど、、、)

とにかく、、、

そのようなわけで、「自転車キャンプ」にお誂え向きのVS20Aに、私は一も二もなく飛びついたのでした。

さっそく、近所の公園に行って、初張りです。

フライを閉じた状態。

ちょっと張りが足りなくて、ヨレヨレしちゃっててすみません(汗)

実は、、、正直に申しますと、お店で最初に見たときに、この色はどうかなぁ、、、と思っていたのです。

でも、いざ、外で張ってみたら、よく目立って自分のテントを探しやすいし、インナーテントの白色とのコントラストがさわやかな印象で、むしろ気に入りました。

夏カラー、っていう感じがします。

↑この写真では、パネルを全開にしていますが、それぞれのパネルはメッシュ付きなので、虫の多い季節でも安心。

ちなみに、メッシュの状態にすると、やはり風の通りは若干妨げられるところではありますが、それでも、十分涼しかったです。

昨日は、日差しが強かったので、ふつうの山岳テントの中は蒸してしまって、とても中に入っては過ごせませんけれど、このVS20Aは、日差しが遮られるぶん、外よりもテントの中のほうがひんやりしていたくらいです。

フライシートの色は明るいですが、相応に日光を遮断してくれているのですね。

このテントは、夏でもとても過ごしやすいなぁ〜、、、と感動してしまいました。

もちろん、山岳テントというのは、高い山での使用を前提に設計されているのですから、それはそれで、非常に優れた道具であることは疑うべくもありません。

ただ、平地利用では暑い(汗)

あたりまえですよね〜、平地で使うことなんて、想定していないんですもん(汗)

高山の、過酷な気象条件の中でこそ、その威力を発揮するテントなのですから。。。

だけど、カッコイイじゃないですか、、、山岳テント。。。使ってみたいじゃないですか。

山の稜線に泊まることなんてできないヘニョピリンでも、山岳テントで寝てみたい!

そういう気持ちに、このAシリーズは応えてくださっているのです。

しかも、ダンロップですよ〜、超あこがれ、超カッコイイ!

テントの中で仰向けに横になると、こんな風↑

なんでしょうか、この開放感!

山岳テントでここまで開放感のあるテント、私の人生では初めてです。

このテントを積んで、いますぐ出発したい!

実際にキャンプに行ったら、またレポートさせていただきます〜。

こちらは、ダンロップのVS20↑(、、、を勝手にお絵かきしたやつ)

本物志向なアタナに、、、