今年も残りわずかとなりました。
わたくしたち日本人にとって、忘れることのない2011年が暮れようとしております。
もうすぐおとずれる2012年が、希望の年となりますことを、強く念じております。
どうぞみなさま、お健やかに、和やかに、新しい年をお迎えになりますようお祈り申し上げます。
2012年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
うり坊
前回の(4)で庄司薫の文体にチャレンジしてみたものの、文体を似せることに気を取られすぎて話が逸れてしまった。
したがって、拙者がまた、戻ってきたでござる。
さてさて、CAAD9少佐と、CAADX5。どちらも、アルミのクリアカラーに黒文字のロゴで、見た目がそっくりであることに頭を悩ませていた拙者でござったが、、、
実は、拙者、、、機能の面でも、多くのダブリ問題を抱えていたのでござった。
現在、拙者が所有するバイクは、以下の3台。
①CAAD9少佐・・・アルミフレームのロードバイク
②フィッシャーのXカリバー・・・アルミフレームの29erのMTB
③KHS F20-RA・・・20インチの折り畳み自転車。アルミフレーム
ぜんぶアルミでござる。本当はクロモリにも興味があるのでござるが、なぜか縁がなかったでござる。。。
さて、我が家では、自転車は一人3台までという厳しい掟がござる。
今回、拙者がもしもCAADXを購入するとなったら、掟に従い、上記のうち、どれか1台を手放さなくてはならぬ。
そして拙者が下した結論は、ああ、、、貴殿は今、「まさか、、、」と思ったでござろう。
当たりでござる。拙者は、よりによって、もっともダブリの少ない、折り畳み小径車を手放そうと思っているのでござる。
すると、ラインナップは、ロードバイクと29erとシクロクロス。。。全部、アルミフレーム。全部、700c。
ぬぉぉぉ~!!! 近似値すぎでごモンキー!
MTBが26インチでフルサスだというなら、まだいざしらず、、、よりによって、ハードテイルの29erと、ロードバイク、、、
シクロクロスといったら、その細い隙間にピンを刺すようなものでごモンキー!
ああ、なんということでござそうろう。。。
パッと見、見分けがつかないくらい同じようなバイクなうえに、機能も激しくダブってしまおうとは、、、
拙者の苦悩は、まだまだ続くのでごモンキー。。。
僕はたまに、日本中の自転車乗りというのは、三度のごはんを抜いても(最近は朝ごはんを食べない人が多いらしいから、二度のごはんというべきかもしれないけど)、新しい自転車を買おうとしているんじゃないかって思うときがあるんだ。
だから、僕が今CAAD9そっくりのCAADX5を欲しいっていうのも、これはすごく当たり前なことで、もしかしたら、僕はCAAD9と、CAAD8と、CAAD10を全部手に入れてもいいんじゃないかと思っているくらいだけど、でも、そんなことをしたら、状態のいいCAAD7なんかをヤフオクで見つけたら、それも落札しなくちゃいけないと思うかもしれないし、そうして考えていくと、結局、CAAD9一台でがまんするのが、いまどきの考え方なのかもしれないと思ったりする。
こんな僕に、友人Kは(こいつは、いつも僕に喧嘩をふっかける、いわばライバルみたいな自転車パルなんだけど)、「シクロクロスを欲しがるなんて、貧乏性だな、くっくっく、、、」と、ものすごく上から目線で言ってくれたりする(もちろん、僕は聞く耳なんか持たない)。
そう。僕はいままで、CAAD9とCAAD8ベースのCAADX5が、識別できないくらい似通っているという、いわば見た目の問題ばかりにとらわれていたのかもしれない。でも問題はそれだけじゃなかったんだ。なぜなら、僕は今、29erのMTBを所有しているわけだけれど、これは、ともちんさんがいうとおり、ものすごくシクロクロスとダブっている。
あーあ、、、ともちんさんは、僕にどうしろっていうんだろう。。。
毎度のことながら、話が長くて、あいすまぬでござる。。。(汗)
このようにして、拙者は、クリアカラーのシクロクロスバイク、つまりは、日本では買うことのできない105仕様のCAADX5に、ひどく執着するに至ったのでござる。。。
しかし、貴兄らはすでにお気づきでござろう。
拙者は、クリアモデルのCAADのバイクを、すでに所有してござる。
そう、拙者のCAAD9少佐どのは、2007年モデルのクリアカラー。
クリア+ブラックのロゴ、、、という点で、CAAD9とCAADX5は瓜二つなのでござる(汗)
しかも、、、そっくりなのは、色だけではござらぬ。
CAADXというフレームのベースになっているのは、CAAD8。
つまり、CAAD9の兄弟フレームであるのみならず、実は、CAADシリーズの商品展開をかんがみると、若干ではあるが、下位グレードなのではないか、という疑惑をはらんでいるのでござる!(汗)
拙者、いかにCAADX5の色香に酔わされたと申せども、さすがにまったく同じ色で、しかも同じCAADフレームの下位グレードのバイクを購入できるほどの勇気はないでござる!(汗)
いな、それは勇気ではあるまい。。。CAAD9を持ちながらにして、CAADX5を手に入れることは、人の道に反するでござる。
拙者、お天道様に顔向けできぬ外道に落ちてしまうでござるよ~(苦)
このありようを、ひと言で表すなら、それは、、、タブー、、、
タブーとは、たとえば、トイレの中で料理の本を読むようなもの、、、いや、ちと違うやもしれぬが、とにかく、人の道にあらざるべき行為をいうのでござる。
拙者はついに、タブーをおかして餓鬼道におちてしまうのか、、、
このことに悩んでいた10月中旬、拙者の苦悩は頂点に達していたのでござる。。。
(まだ、つづく、、、)
こうして、CAADXの妄執にとりつかれたわっちは、寝ても覚めてもCAADXのことばかり考えるようになったのでありんす。。。
ところが、腑に落ちなかったことがひとつ。
キャノンデール・ジャパンのWebサイトには、どこにもシクロクロスの情報が見当たらないのでござんすよ。
“シクロクロス” “キャノンデール” “CAADX” などというワードで検索してみても、ひっかかるのは地方のショップのHPばかり。
しかも、どこのお店も、TIAGRA仕様のCAADX6(マッドブラック)のモデル一択。
アメリカの本国サイトには、もちろんCAADXのページがござんすが、どうにもフレームのカラーの展開が違うよう。
アメリカさんとこは、105仕様のCAADX5と、TIAGRA仕様のCAADX6の2タイプがあるのでござんす。
http://www.cannondale.com/2012/bikes/road/cyclocross/caadx
105仕様のCAADX5は、わっちのCAAD9少佐と同じアルミむき出しのクリア・カラーで、コンポーネントは105のタイプ。
でも、日本のショップに掲載されている写真を見ると、どれもマッドブラックのCAAX6(Tiagra)だけなんでござんすよ。
あれ、いったい、CAADX5というモデルは、日本で販売される予定があるのでやんすか、ないのでやんすか、、、
わっちは、ただもう、こんふゅーずするばかり。。。
ええっ じれったい!
短気を起こしたわっちは、ついには貿易を仕切っていらしゃんす大店のお問い合わせフォームから、メールで訊いちゃったんでござんすよ。
日本で取り扱うシクロクロスバイクに、105仕様のCAADX5の販売予定はあるのか、教えておくんなんし!と。。。
すぐに小番頭さんからメールのお返事が届きやんした。
それによると、「日本で販売を予定しているのは、CAADX6だけです」と、こういうことでござんした。
はうっ!
わっちは、、、このお返事を読んで、実はひどくがっかりしたでありんす。。。
わっちは、このときすでに、、、実を申すと、クリアカラーのCAADX5に、すっかり心を奪われていたのでありんす、、、
ああ、口にしたとて、せんなきこと、、、
クリアカラーのCAADXは、日本では取扱いがないのでござんすよ。。。
TIAGRA仕様のマッドブラック一択なのでござんすよ、、、
マッドブラックなら、今すぐに、四谷橋のお店で買えるとわかっているのでござんすが、、、どうしても、どうしても、心が定まらないのでありんす。。。
ああ、わっちは、、、わっちは、、、いったいどうしたらよいのでござんすか~!!!