本日は、とある組織の新年会がございまして、八王子市街地にある
冠婚葬祭場まで行ってまいりました。
冠婚葬祭場というのも妙な言い方なのでございますが、他には言いようのない施設
なのでございます。
ホテル事業をやっているわけでなし、レストランというには規模が大きすぎて、
建物の各フロアに宴会場がたくさんあるような施設なのでございます。
こういうのを、一般になんと言うのでございましょう?
物知らずなわたくしとしましては、冠婚葬祭場としか、表現のしようがございません。
その冠婚葬祭場で、ご立派な先生方に混じって、新年会のご馳走をいただいた
わけなのでございますが、当然、そのような場に自転車の話題などがあがるはずもなく、
わたくしはなんとなく、手持ち無沙汰だったのでございました。
もちろんそんなお席で、「アソスのサイクルウェアは、着こなしが難しいですわね。」とか、
「今年のCannondaleのLiquigasのチームカラー、ご覧になりました?」なんて会話が
普通に飛び交っていたら、それはそれで末恐ろしいとは思います。
しかしながら、わたくしのテーブルで話題になっておりましたのは、
最近の教育現場の荒廃だとか、少子化問題であるとか、
はたまた、凶悪事件が頻発する原因だとか、そういう話題ばかりでございました。
ええ、もちろん、すべて現代日本において非常に重要な問題であることは
否めないのではございますが、あえて申し上げますならば、地球温暖化の問題だって
忘れてはなりません。そして、CO2排出を減らすためにも、ぜひ、みんなして
自転車に乗らなくてはいけないと、かように思うところなのでございます。
ですからね、、、ちょっとくらい自転車の話をしてもいいかな、と、そのような期待を胸に
わたくしは勇気を出して「最近、サイクリングにハマっておりまして……」と
話をふってみたのですが、そこから一気に自転車の話題が広がるということもなく、
「まあ、それはようございますわね。健康的ですこと」という社交辞令的な会話で
途切れてしまいました。
やはり、、、わたくしの日常というのは、一般社会の方々からすると非日常なので
ございますね。
わたくしは、一般社会の常識を逸脱した、人生の落伍者なのでございますね。
久々に化粧し、スーツを着て出かけた新年会で、己の奇妙さをあらためて実感した
というお話でございました。
新年会お疲れ様でした。
自転車の話題への振り、よく分かります。
でも、やめた方がいいですよ。
今のご時世で、いわゆる一般的なスポーツとして認知されている
種目には自転車は入っておりません。
ジョギングがせいぜいでしょう。
ですから我々は深く静かに潜行し、いつか日の目を見る日をじ~っと待つのです。
かく言う私も、社内では自転車乗りの事は一切言っておりません。
どうせ返ってくる反応は、「え~っ、あのへんなヘルメットかぶるやつぅ~!?」とか、「ピチピチのモコモコのパンツ履いてるアレェ~?!」とかでしょ。
我ら自転車乗りは黙々と我が道を行けばいいんですよ。
その道が乗鞍岳を目指そうとも。
http://gigazine.net/index.php?/news/comments/20070110_bicyclelift/
この記事はノルウェーですが、オランダやドイツも自転車先進国として有名ですね。。。うり坊さんおっしゃるとおり、CO2やエネルギーの問題をみても、これからは国策としても自転車に注目せざるを得ないはずですよね。カーシェアリングなんかとうまく自転車を組み合わせて普及させれば、あっという間に京都議定書クリアでしょうに。日本もEUとまではいかないまでも、自転車に限らず文化面で先進国になればいいのになあ、と思うわけです。
うり坊様、こんな会話普通どこでも出来ませんよ(笑。
想像していまい拭き出してしまいました。
でも出来たらそんな楽しいことはないですね。
多種あるスポーツの中で、自転車競技の認知度は最底辺といっても過言じゃないかもしれません。
オリンピック競技になる訳でもなく、『公道のスモールF1』と呼ばれようと(今、勝手につくりましたw)
日本人の中で自転車とは『ママチャリ』でありロードは、もしかしたらクイズ番組で問題として出題
されるかもしれないレベルなのかもしれません。
A『俺、ロード(バイク)買ったんだ!』
B『ロードって?』
C『ロードバイク???』
A『自転車だよ』
B『あぁ、前後にスプリングが付いてる奴?』
A『・・・』
C『俺もホームセンターで買ったよ、乗り心地いいぜ!』
A『違うよ、こんなハンドルのヤツだよ』
B・C『競輪か!!!』
A『そうそう(って、全然違うだろ!!!!!!!!!!)』
となるのが、普通のようです。
たぶん、日本人のイメージする自転車大国とは中国だったりして。
中国に行ったことがない私には、中国=自転車のイメージは拭いきれませんが。
今、自転車を車道から歩道に上げようという動きがあり、ますます自転車の肩身が
狭くなりつつあります。
もう、会社でも自転車の話題はしない事にしました。
誰もついて来れません。ましてや、これっぽちも興味も無いです。
みんなが子供の頃に通り過ぎた自転車。
その自転車にしがみ付いている私たちは、大人になりきれない子供なのかもしれない。
初めて自転車を買ってもらい、初めて自分の力で広がった世界。
あの頃の気持ちを、今でも感じます。
自分たちの住んでいる町には無数の道が広がり、そして自分の知らない世界が息づいている。
ちょっと、その小道に入ったら、また知らない町並みを発見する。
季節の変わり目、道端の花、風の気持ちよさ、虫や小鳥のさえずり、道端に捨てられたゴミ達。
車に乗っていては感じにくい事が手に取るように身体全体で感じれます。
いつもの道、いつもの山、いつもの坂 日々の体調の波がタイムとして速度として表れ、激しい
鼓動と息遣いの中、駆け上がった坂の頂上に待つ達成感と高揚。
そんな世界に踏み入れた我々は、いつもの通り自転車を楽しめばいいのでしょう。
コメントを頂戴いたしましてありがとうございます。
ううう、自転車とは、かくもマイナーな趣味だったのでございますね。
「え~っ、あのへんなヘルメットかぶるやつぅ~!?」って言われてしまうのでございますね。
まあ、たしかに、、、へんなヘルメットでございますし、レーパンはピッチピチでございますものね。。。
わたくしなど、自分の体型と年齢を鑑みますに、レーパン姿を公衆の面前にさらすことなど、もしや犯罪の領域なのではないかと危惧しているくらいなのでございます。
ご近所の奥様方から、「おかしな人」呼ばわりされることに恐れおののき、
レーパンの上に、ヒザ丈のパンツを組み合わせて、コソコソと出かけているのでございます。
ああ、やはり、わたくしはマイノリティ。
そして、このブログに集ってくださるみなさまも、やはり、マイノリティ。。。
知らず知らずのうちに、マイノリティの集合体に身を寄せていたのでございますね~。
こうなったら、もう居直るしかないのですわ。
居直って、少数派として生きる道を進み、少数派として乗鞍を目指しますわ~。
おほほ~、ご近所の奥様、ごめんあそばせ~。
コメントを頂戴しまして、ありがとうございます。
ノルウェーの自転車事情、なかなか興味深いですわね。
おもしろい記事ですわ~。
日本の駐輪場などには、自転車の車輪をレールに乗せて、ベルトコンベアみたいに
自転車を運ぶ機械がありますけれど、あれだと、坂道を自転車を押しながら上るという
ことになるわけです。
ところが、このノルウェー方式では、自転車に乗りながらにして坂道を上っていけるわけなのでございますね。
徒歩の方まで器用に直立して乗っていらっしゃいましたけれども、、、
このような考え方は、先進的で、なかなか素敵ですわ。
面白い記事をご紹介いただいて、ありがとうございました。
コメントを頂戴いたしまして、ありがとうございます~。
そういえば、613さまのSix13は、Liquigasでいらっしゃいましたよね?
カッコイイのでございますわ~。
わたくし、CAAD9少佐に乗り始めてから、まだ3ヶ月しかたっておりませんのに、
もう新しいバイクに目を奪われたりして、、、いけませんわね。。。
余所見をしては、CAAD9少佐にきらわれてしまいますわ。
(もうきらわれているかもしれないのですけれど)
煩悩は尽きませぬが、今年もCAAD9少佐ひとすじで、がんばりますわ~。
コメントを頂戴いたしまして、ありがとうございます~。
うわ! オルベアの鷹さまったら、ずいぶん遅くまで起きていらっしゃるのですわね。
まるで、わたくしのようではございませぬか。
お忙しい日々をお過ごしなのでございますね。
貴重なお時間を割いて、ブログを読んでいただきまして、本当にありがとうございます。
オルベアの鷹さまのコメントを拝読して、感慨にふけってしまいましたわ~。
ほんとうに、子供のころ、初めて自転車に乗れるようになったときの感動は、
忘れがたいものがございますわ。
自転車は、子供の世界をいっきに広げてくれる魔法の乗り物でしたわ。
自転車に乗って、見知らぬ街へ行動範囲を広げていくことは、子供時代のわたくしにとって
冒険でございました。エンタープライズでございました。
今、この歳になっても、同じような冒険心がうずくのでございます。
オルベアの鷹さまが仰るとおり、クルマでは気づくことのできない発見が、
自転車の旅には満ちているのでございます。
それらの小さな発見は、キラキラと輝く宝石のようですわ。
そのキラキラに出逢いたくて、今日も自転車に乗ってしまうのでございます。
自転車競技=競輪=ギャンブルというイメージが強いですよね。
過去、スプリント世界選手権10連覇の中野浩一選手は競輪選手ですから、、
その中野選手が10連覇の偉業を成し遂げた時でさえ、マスコミの取扱いは
決して大きいものではなかったような記憶があります。
(中野選手はヨーロッパでは英雄的存在なのですが、、←元陸上短距離選手)
ヨーロッパでは、自転車競技や陸上競技は日本に比べて、遥かに人気の
あるスポーツですから。
それはツール・ド・フランスの100年以上の歴史が物語ります。
今では正月のテレビ番組に欠かせない箱根駅伝も、83年の歴史がありますが、
テレビ中継される20年程前まで「箱根駅伝」だって陸上選手以外、一般人の
ほとんどは興味もなかったし存在すら知らなかったと思います。
今の日本では、世界大会レベルで勝てる選手が出るとその競技にあっと
マスコミが群がるので一気に認知されます。フィギュアスケートがいい例。
自転車競技、とりわけロードレーサーが日本で認知されるには、オリンピック、
ツールやジロで優勝もしくは、対等に戦える選手の出現だと拙者は思います。
それには、私達のような自転車人?が自転車人口を増やすために自転車を
楽しく乗ってその素晴しさを多くの人に語りましょう!
、、、っていうことなのでしょうか。
※自転車人口が増えれば、メーカーも自転車やパーツ安くできるでしょう。
一般の人からすれば値段がやっぱ高すぎるような気がします。
(長文、駄文をお許しくださいませ)
状況はどこも大差ないですね。
10年くらい前は自分も向こう側の人間だったし。とはいえ、本当に自転車はじめて人生が
変わったような気がします。みなさんの長文からも想いが伝わってきます。
何と言われようとがんばりましょー。