乗鞍岳への自転車道

40歳で突如、自転車乗りになろうと発心して早15年。CAAD9少佐と畳平へ駆け上がる日はくるのでしょうか。。。(汗)

ありがたくて、もったいなくて……

2009年05月28日 | ブログ

このたびは、ふとしたことがきっかけで、長いこと休止状態だった当ブログに、ひさしぶりに書き込みをさせていただきましたところ、思いもかけず、大勢の方からたくさんのコメントを頂戴し、ありがたくて、もったいなくて、胸がいっぱいになっております~。

みなさま、ほんとうにありがとうございます。

そもそも、「ファストラン」のスタート会場で、ちねりE♪さまから声をかけていただけたことが、すでに非常に稀な、貴重なできごとでございました。

……クリアのCAAD9を押しながら、ウロウロしていたわたくしを、万が一にもお見かけになられたとしましても、別に声をかける義理はないのでございますから……

ただでさえ、ブルベスタートの直前の忙しくしているときに、時間を割いて、声をかけてくださった、ちねりE♪さまのお気持ちが、わたくしはとてもうれしかったのでございます。

そして、何ヶ月も更新もしていなかったのに、わたくしのことを記憶していてくださったことに、とても感激するとともに、申し訳ない気持ちにもなったのでした。

それで、とりあえず自宅にもどるやいなや、すぐにその稀有なできごとを書き綴らせていただいたわけですが……

そうしたら、思いもかけず、こんなにもたくさんコメントを頂戴して……それも、オールキャストでございますもの~。

ありがたいのでございます~。

こんなにも長いこと、忘れずに覚えていてくださったとは、わたくしは本当に果報者でございます。

ありがとうございます。

このブログにわたくしが書かせていただいている文章など、たいして中身はないのでございます。

このブログのよいところは、みなさまがお寄せくださるコメントがすばらしいところなのです。

ここ数日の、みなさまから頂戴したコメントを拝見して、あらためてそう認識いたしました。

みなさまの貴重なお時間を割いて、このブログをたずねてくださり、コメントも書いてくださり、その上、いろいろな知識を惜しみなく語ってくださり……

ありがとうございます~。

心より、お礼申し上げます~。


H編集チョさま、無事にゴール!

2009年05月23日 | 自転車

みなさま~、22時ごろ、H編集チョさまご自身からお電話をいただき、

無事に、制限時間内にゴールさなったそうでございます~!

さすがですわ~! さすがはH編集チョさま!

勇者さまですわ。勇者さまなのですわ~!

詳しい内容につきましては、次号の『自転車人』をお楽しみになさってくださいませ。

でも、ちょっとだけ……ええと、これは舞台裏の内輪話なので、誌面には明かされないと思われるエピソードをお話しちゃいますね。

今回、H編集チョさまがエントリーするにあたっては、編集部からサポートカーが同行する予定となっておりました。

そのご担当は、何をかくそう、先代編集チョのYさま。

つまり、今回のファストランに参加する「チーム自転車人」の構成は、走者は現役編集チョ、サポートは先代編集チョ……という、まぶしすぎるゴールデンコンビだったのでした。

ところが、です。

昨日は、先代編集チョのYさまが現編集チョをつとめていらっしゃる『ヤマケイJOY』の校了最終日だったのでございます~。

校了といったら、当然、朝まで生校了なのでございまして、サポートカー担当のY編集チョさまは会社にカンヅメ状態。

選手であるH編集チョさまは、自らクルマを運転して高尾駅付近までアプローチし、そこから自転車を組み立てて、たったひとりで、スタートの会場に来ていらっしゃったのでした。

わたくしはそんなこととはツユしらず、午前2時に、プラプラと高尾山口駅にやってきて、「あれれ~? 編集部のサポートカーいないなぁ~???」なんて、キョロキョロしていたのでございますよ。

そして、事情を伺ってびっくり仰天!

ですが、H編集チョさまは冷静沈着に、「大丈夫です。JOYの校了が終わり次第、Yさんも中央自動車道をとばして駆けつけてくれますから、朝9時か10時くらいには、韮崎か諏訪あたりで合流できますよ」なんて、気丈におっしゃるのです。

ああ、泣ける!

Y編集チョみずから、責了紙を印刷所へお届けして、その足で中央自動車道をとばして、選手であるH氏に追いつき、サポートの任務を遂行するというわけなのでございます~。

なんという人たち……なんというクレイジーな……アワワ、そうじゃなくて、なんという根性のあるお二方なのでございましょう。

にくいよ、この! ど根性編集チョ!

勇敢を超越して、いまや、おいたわしくさえ思えてしまう、H編集チョさま……

ますます応援せずにはいられないのでございます~。

そして、先代のY編集チョさま(『自転車人』を企画・創刊された初代編集チョさま)も、相当にご立派ですわ。

わたくしなど、校了の翌日は、燃え尽きた灰のようになっているのが常でございますのに……校了明けに、ブルベのサポートをしながら糸魚川までいらっしゃるのですから……

とにも、かくにも、このような大人の事情を抱えつつも、なんとか無事に完走されたH編集チョさま、そして、そのH編集チョさまを支えたY編集チョさま。

このおふたりに、心から拍手喝采をおくりたいと存じます~。

きっと今頃、おふたりとも宿のおふとんで、泥のような眠りについていらっしゃることでしょう。。。

お疲れさまでございました。

そして、「チーム自転車人」 完走おめでとうございます~!


東京~糸魚川ファストラン

2009年05月23日 | 自転車

ながらくご無沙汰しておりまして、申し訳ございません。。。

突如、唐突に、何もなかったかのように再登場するわたくしを、どうかお許しくださいませ。。。

今は……5月23日(土)の早朝……4時20分でございますが、いまよりも2時間ほど前、わたくしは、京王線の高尾山口駅におりました。

それは、本日の午前3時が、かの、『東京~糸魚川ファストラン』の第一陣スタートの時間だったからなのでございます。

あ! はじめに申し上げておきますが、わたくしは、エントリーしておりませんの!

選手としてエントリーされたのは、「チーム自転車人」をたった一人で背負う孤高の鉄人、その御名は、H編集チョさまでいらっしゃいます。

実は今年から、『自転車人』の編集チョさまが人事異動で変わられまして、Y編集チョさまは、お隣りのヤマケイJOY編集部の長に……そして、自転車人編集部のほうは、以前からデスクを担当されていらっしゃったHさまが、新たに編集チョさまになられたのでございます。

そして、その新編集チョのHさまが、このたび、チーム自転車人からただ一人、この『東京~糸魚川ファストラン』というイベントに選手としてエントリーなさったというわけなのでした。

『東京~糸魚川ファストラン』といえば、高尾から甲州街道を西へと進み、笹子トンネルを抜け、塩尻峠を越え、松本を越えて、さらに豊科、白馬、小谷村……つまりは、新潟県の糸魚川までの約300kmを自転車で走破するという内容なのでございまして、基本ルールはブルベでございますから制限時間がございますし、途中には困難な峠やらなにやらございますし、とにかく過酷なのでございます。

そんな過酷なレースに、連日徹夜に明け暮れていらっしゃる不眠不休の編集チョさまがみずからエントリーされるのでございますよ。。。

スタッフのひとりとして、わたくしはもう……H編集著さまのご立派な決意に、滝のような涙を流さずにはいられませんでした。

ですからね、何のお役にも立てませぬけれども、せめてスタートの折には、高尾山口駅でお見送りさせていただこうと思ったわけでございまして、草木も眠る丑三つ時、真っ暗な浅川CRをCAAD9少佐でひた走り、駆けつけたのでございました。

午前2時、高尾山口駅到着。

駐車場には、すでに20台くらいのサポートカーが集まってきていまして、3時スタートの選手のみなさまがウォーミングアップなどされている頃でございました。

もちろん、自走で高尾山口駅へ集まってくるライダーの方々もいらっしゃいます。

3時が近づくにつれて、高尾山口駅周辺は、黒山のロードバイクだかりとなり、一種独特な雰囲気に包まれるのでした。

そんななか、H編集チョさまのお姿を探して、わたくしがオロオロしておりますと、ひとりの女性ライダーの方が、「おはようございます」と声をかけていらっしゃったのでした。

その方は、なんと! このブログを読んでくださっている読者の方でいらっしゃったのです!

もちろん、このブルベに参加される選手の方ですから、そのために高尾山口駅に来ていらっしゃったわけですけれども、たまたま、CAAD9少佐を押しながらキョドキョドしているわたくしをみつけて、お声をかけてくださった……というわけなのでございました。

もう、わたくしは、大感激&大恐縮でございます~。

なにしろ、わたくしときたら、もう何ヶ月もこのブログを更新もせずに放置してしまっていて、それだけでも申し訳ないことでございますのに、そんなわたくしのことを覚えていてくださって、ブルベのスタート会場でわざわざお声をかけてくださるなんて……

わたくし、自分の怠慢が恥ずかしくて、申し訳なくて、すっかり萎縮してしまったのでございました。

ちなみにその女性レーサーの方は、昨年からこの『東京~糸魚川ファストラン』に参加されていて、昨年もちゃんとゴールの糸魚川まで制限時間内に走りきったそうでございます!

すごいですわ~!!!

東京~糸魚川間を走破されただけでもすばらしい記録なのに、まして、ファストランの制限時間内にゴールなさるとは!

勇者さまですわ! まごうかたなき、勇者さまなのですわ~!

そのような稀有な出会いを体験したわたくしでしたが、この後で、H編集チョさまとも無事に合流できて、午前3時のスタートでは、勇猛果敢にご出発されるH編集チョさまをお見送りさせていただくことができたのでした。

それにしましても、このブルベ……かように過酷な内容にもかかわらず、人気があるのでございますわ~。

土曜出発といえども、午前3時でございますからして、ほとんど金曜の夜からつながっちゃってるのでございますよ。

参加者の方々のうち八王子に住んでいる人なんて少数派のはずですからね、ほうぼうから集まってきていらっしゃるのだと思われますわ~。

たとえば、ご自宅が千葉のほうだったり、埼玉のほうだったりしたら、サラリーマンの方々など、お仕事から戻られてあれこれ準備などしていたら仮眠する余裕なんかないのでは……と思うのでございます。

みなさま、よほど自転車がお好きなのに違いありません。

かような過酷なイベントに、嬉々として集ってくる自転車乗りの方々……自転車とは、かくもマゾヒスティックなスポーツであることよ……と、しみじみ感じたファストランのスタート会場でございました。。。

それにしましても、H編集チョさま~! そして、このブログをロムしてくださっていたという女性ライダーさま~!

ゴールの糸魚川めざして、がんばってくださいまし~!!!

応援申し上げております~!!!