りおちんの縁側

ひなたぼっこしながら、お茶を飲むのが好きなりおちんの、お気楽日記帳でっす♪

結婚式当日です8

2004年11月20日 | wedding
<ふたりのおもいのこと>
かねがね「普通」ってナンゾヤ?と考えております。
社会は「個性」を重視し、仕事でも他の担当者や、(内外問わずの)店舗ごとの「色」を出そうと必死です。
そんな状況にも関わらず、生活においてちょっとでも周りと違う事をすれば、色眼鏡で見られる事も多く、その矛盾に不思議を感じずにはいられません。

特に「冠婚葬祭」については、それが顕著に思います。
結婚準備に関して、指輪ひとつにしても よりにもよってある大手宝石店は「普通は…」と世の常識を説こうとしました。
世の常識を盾に、時代と共に変わりつつある、たくさんのクライアントの意志は押さえつけられている事が、きっと多いのではないだろうか???と思った出来事でした。
(もちろんそんなお店は、にっこり笑顔で途中で話をブッち切って出てしまいましたが…)
親族にしてもそうです。
何度「普通の式は…」「通常は…」「今まで行った式は…」という言葉を聞いたことか…

でもその中に、大事な事は無視されているのではないでしょうか
「目的は何なのか?」

もちろん、今までの流れを踏んだ挙式・披露宴を否定はしません。
それがしきたりや格式を重んじる日本人の特色のひとつだと思うからです。
昔から伝わるそれらには、美しさがあります。

ただ、お世話になった方々をゲストとしてお招きして、今までのお礼と、これから宜しくお願いしますという気持ちを伝えるならば、100組のカップルがいれば、100通りの挙式・披露宴があっていいのではないでしょうか。。。

わざわざ忙しい時間を割いて、お祝いに駆けつけて下さったゲストの方々に「次はあれだな」と予想ができるようでは、私たちは申し訳ないのです。

何よりもゲストの満足を優先する。
ゲストにとって主役は私たちでしょうが、私たちにとっては、当日の主役はゲストお一人おひとりなのです。
次は何があるんだろうとワクワクして、宴中楽しんでいただき、お見送りの際には、みなさんに「楽しかった!」と笑ってほしい!
そのために出来る事ならなんでもします。
新郎新婦は高砂に座りっぱなしなんて、誰が決めたの???

ゲストに対するホスピタリティを、私たちは忘れないでいたい。
そんな思いから、今日まで試行錯誤の繰り返しでした。
そして、今日、ゲストの楽しそうな顔を見て、貫いて来た意志は間違ってなかったと、ようやく安心したのです。


<親族のこと>
そしてその安心は、移動した時に確固たるものになりました。
会場はL字型なので、ダンススペースから遠い席がどうしてもできてしまいます。
その席のゲストもちゃんと楽しんで欲しいと、途中でそちらへ行ってダンスを披露。
そこはあんちゃん家(父側)親族席だったのですが。。。
多分、あの席の方々が一番楽しんでおられたのではないでしょうか(笑
立ち上がって、はちきれんばかりの笑顔で手拍子をして体を揺らして!
襲われるかと思うくらいの勢いがありました(笑
今回、披露宴にライブとダンスを入れる事につき、一番心配したのが「親族」でした。
「非常識だ!」と気分を害してしまうのではと怖かったのです。
でも、そんな不安は必要なかったみたいです。よかったあ。。。
それはSPEEDWAYの選曲も功を奏したのでしょう。
私たちからの一部のリクエストは「親戚のおじちゃんおばちゃんが好きそうな曲を」だけでした。
そして、見事にこの大輪の笑顔の数々!
さすがです。。。

それにしても、今日の演奏はイイわねえ。。。!
今までで一番楽しく聞こえた気がします。
メンバーそれぞれの顔を見ながら、特に印象深かったのは、STEVEさん。
まだあんまりお話する機会はないんだけれど、すっごいイイ人なのは十分すぎるほど伝わってきていました。
特に今日は、緊張の中にも嬉しそうな表情がチラリと見えて、こちらまで嬉しくさせてくれました。
今年の始めにバンドに参加して、いきなり大きなイベント続き。きっと大変な一年だったでしょう。。。
メンバー各人とのイロイロを思い出しながら、とても楽しく聞かせて戴いてました。
そんな時、そのサプライズは仕掛けられました。全く気を抜いていました。。。

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