日々のつれづれ

日々うららかでありますようにと願ったけれど、平穏な日々は続かない。
穏やかな老後は訪れるか。

樹木葬を考えた時

2023-11-04 | 小さな生活を目指して
数日前の新聞で見た「週刊ポスト」の広告の見出し
いまや「墓」の人気ナンバーワンだが・・・
後悔だらけの「樹木葬」
トラブル続き!
イノシシにお骨を食べられた/目印の木がわからなくなった

国内で最初に樹木葬を始めたのは岩手県一関市にあるお寺で、1999年に始まった。
このニュースに触れた時「これ、いい」と思った。

早く札幌近郊でも樹木葬が行えるようになればと良いと思っていたところ、2004年には札幌に近い長沼町で樹木葬墓地の計画が発表された。しかし住民の反対運動が起こって実現には至らなかった。

私の母もお墓は要らないと言っていて、岩手の樹木葬の話を聞いて出来れば自分もと思っていたようだが、母が亡くなった2006年には市内はもとより道内でも樹木葬墓地は無かった。
リンク先の記事でも触れているが、なかなか合祀の決心が付かない私を見かねて2007年に出来た墓石型納骨堂を薦めてくれたのは夫だった。 

 
墓石があっても、屋内にあることから納骨堂に分類されるらしい。
納骨壇よりも明るくて良いと思って決めた。

 石の種類、洋型か和形かを選び、石には文字のほか希望すれば花や文様を刻印することができる。

始めは私もこのお墓に入ると考えていたが、父もここに眠るようになった時に弟からあれは父さんと母さんの墓だから永代供養にしたら良いんじゃないか という言葉が出た。

これは、私が管理しているとは言ってもうらら家の人間が入る墓ではない という事だろう。
母が亡くなってから17年が過ぎ、数年前から札幌近郊にも多くの樹木葬墓地が出来て、樹木葬のハードルは低くなった。
岩手での樹木葬のニュースに触れた時に これ、いい と思ったのだから、私たちは当初の希望通り樹木葬を選ぼう。でも急いで決める必要もない。
そうして10年が過ぎた。

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2 コメント

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Unknown (すずめ)
2023-11-06 08:47:28
この話は、私達にも気になることで、よく話します。
海にまく、これは私泳げないので、パス。
樹木葬・・枯れてなくなりそうで・・パス。
いろいろ考えてやっぱり永代供養か・・
で、前に行ったとき、永代供養もここでできますか?って
聞いたら、「子供さんがいるときはダメです」と・・・
この日は息子の新車のお祓いをお願いした日でした。
だから~愛おしい息子に面倒かけたくない、という思いからなのです、が・・・
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すずめさん (うらら)
2023-11-07 12:54:38
子供に面倒をかけたくない。
私もそう思います。
海洋散骨は私も考えました。でも手続きが面倒。遺骨はパウダー状にしなければならないし、船の手配もしなければならないし。何よりも環境問題があって簡単には出来ないようです。
永代供養は子供がいるとダメなんですか?
親の供養は子供がすべきってことなんでしょうね。
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