晴耕雨読を綴る。

3.11から考え方を変えた。液状化と直下型地震に脅える日々。自然の驚異を感じながらも、共生と調和を求めていく!

小沢氏の功罪は?

2012-07-03 14:48:56 | 政治、経済
 小沢一派といわれる52名の衆参両議員が民主党を離れていった。その理由は今もって明確ではない。
単なるマニフェストが守られたかどうかの問題ではなさそうである。単なる消費税増税反対の理由だけでもなさそうである。

 小沢氏は菅総理降ろしには、成功した。同様に野田降ろしを図ったが、野田総理は菅さんのようには行かなかった。なぜか?
 
 私の見るところ、野田総理の幹事長人事に妙があるような気がしてならない。輿石幹事長もなかなかの狸である。小沢氏に気を使っている態度をとり続け、最後の最後まで調整を試みてみた。しかし、結果は嘗ての仲間を裏切った形で落着させたのである。輿石氏が幹事長以外の閑職にあったら、それこそ民主党は分裂間違いなかったかもしれない。

 それにしても小沢氏の功績は、民主党の不満分子を根こそぎ連れて行ってくれたことである。取り巻きの中には、どうしてどうして屁理屈の上手な方々が、随分居られる。新潟の・・・女史、栃木の・・・議員、そのほかTPP絶対反対のお方も居られた。それ以外は元柔道選手のガードウーマンくらいか。

 おそらくは次の選挙を経たならば半分以下になっていること間違いない。新党を創るといって出たにも拘らず、党名も決まってない。党首も決まってない。旗色は単なる増税反対と脱原発である。放射能を怖がって逃げた御仁らしいが、要職にあったときから反原発の反もなかったお人である。単なる選挙公約、お題目に過ぎないのだろう。一体どこの誰と連携するのだろうか。

 壊しや小沢は嫌われていることを認識すべきである。